オタクDEワイン!シンクのティスティングノート

☆アキバ系ワインブログ☆

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泡の大統領?米国ロゼ泡としても、超本格のまとまり! アイアンホース・ウェディングキュベ・グリーンヴァレー2012

うぇるかむ!
最近2日に1度ペースになっててちょっとした危機感を覚えるシンクです。いやぁ、疲れてるのです私も。まぁ、色々あるのです。
そんな憂さを払うのに、最近はもっぱら「けものフレンズ」に甘えているのですが、先日のMステ放送時に呑んでたのがコレ。

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アイアンホース・ウェディングキュベ・グリーンヴァレー2012
米国泡の最高峰です。

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥♥(名前的に+♥も?)
シンプルかつクラシカルなデザイン。可もなく不可もなくなのですが、ウェディングという名前は結構使い勝手良いと思います。
まさにウェディングに用意したくなるし、ウェディングには「良好な契約」的な意味もあるそうで、お祝いにもいいでしょうと。
勝ち馬に乗った感じ。
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裏はド普通。

造り手であるアイアンホースは米国随一の泡ワイナリと知られる所。
1976年からソノマの地でスタートしており、アメリカとしてはまぁ老舗。ついでに評価が高い大手で数10種類のキュベを作っている一大企業であったりします。
良く語れるのは「ホワイトハウスの採用率」です。
レーガン、パパブッシュ、クリントン、ブッシュジュニア、オバマ・・・・・・と、何れの政権の懇談会で使われているのがアイアンホースの泡(銘柄は流石にバラバラ。多分安めの奴であろうとは)
パーカーたんも過去に「ドン・ペリニヨンと匹敵!」とロゼに関して評価したことがあったり、新聞ウォールジャーナルでも「米国最高の泡!」と宣伝、W&Sやエンスーでも年間トップ級に添えるなどなど、とにかく米国メディアが超よいしょしてたりもします。
で、その中でも一番知名度があるのが今回のウェディング・キュベ。
ソノマのグリーンヴァレーに絞った、ピノ主体のロゼであります。
ある意味では米国の泡の本懐、国が愛用するワイナリの代表的アイテムなのですが、その実力とは・・・・・・?

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥♥♥♥
うぉぁ、すっごい研ぎ澄ませっぷり
非常にシャンパーニュ的です。世の中シャンパーニュ製法(MCCなりフランチャコルタなり)のワインなんて別に普通にある訳ですけれども、このシャンパーニュっぷりはなかなか・・・・・・
果実に迫力がなく、綺麗にできてる印象のが強いアイテムです。過去の経験の範囲だとベル・エポックだとかロデレール(本場の方)なんかの傾向に近い。
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色はどっちかというと黄色みの方があるかなーという具合。ピノ比率が高かったりしますがロゼロゼしてません(まぁ、普通のブランとかと比べればロゼ色っすけど)。
泡も特段強くはなく弱くもなく。
香りに果実要素が綺麗に出ていますが、ドッと迫って・・・こないんですネ。奥ゆかしく木苺の香りと柑橘が出ています。
この構成がとても微細なのがなんというかシャンパーニュチックさ。薄い、ではなく気品を持って適度に。
時間がたつとオレンジっぽい要素が多少強まる辺りも本格の風味。
味わいもとても綺麗に収まっていて、ピーチや赤い小さな果実の味わいをベースに泡も細やか。
樽っぽさが突出していたりもなく、最後まで綺麗に果実と泡のキメ細かさで楽しませるスタイルです。
果実の酸味甘味の余韻そのものはそこそこ長くあり、最初から最後まで非常にそつなくこなしてある印象です。
過度な装飾もなく、かといって足りない要素もない。ロゼ泡としてのシンプルデザインと言っていいでしょう。
ロゼの無印良品?
あんまりにもまとまりが良すぎるので、逆にインパクトとか単純に「すっごーい!」と感じるかというとそういう事もなく。
しかしそれが「米国のRRVの泡である」事はシャンパーニュマニアなら驚いていただけるかもネ。

コストパフォーマンス(最大5pt)
♥♥♥♥(泡好きなら+♥)
6000円中盤のアイテムであり、高級アイテムに片足入れ込んでる中、本場シャンパーニュロゼと比べればそれでも安い部類と言えるでしょう。
むしろ泡マニアの方の方が好まれそうな味です。それぐらいストイックなシャンパーニュスタイルだと思います。
また、ラベル覧でも書きましたが名称や大統領が歴代使ってきたという「米国ホワイトハウス御用達」であるという事実もあって、プレゼントにも非常に使えます(そして人を選ばない味だからネ)。
泡における選択肢として幅広く網羅した、決定版的なアイテムかも。

というわけで、アイアンホースよりウェディング・キュベ2012でした。
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Mステ見ながら呑むには品が良すぎたかなとも。
ちゃんとした、こう、美味しい料理がある状況でこそ映えるワインですネ。
米国の自力を感じる良質さでありました。

ネット上では取り扱い店は多いけど、そろそろ種がつきそうかなぁ。


アニメ界隈のウェディングドレスは何故かミニスカになったり素材感がペラペラだったりすることが多い(そんな中では質が良さそうなフィギュア)

| アメリカ | 20:38 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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正直なのかもしれない・・・流石に2011はキツかった? ドミナス・エステート2011

うぇるかむ!
えー、朝に予告したとおりにこのワイナリで更新であります!

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ドミナス・エステート2011
ムエックスのところなのでありますが・・・

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥♥♥
PP100点ワイナリならまぁこのぐらいはネ
っていうか、なんらかの部分で(有名な範囲で)最高評価をとっている以上はここの評価は最大級でありますし、ムエックスのアメリカ上陸かつイングルヌック畑の継承者である以上はこの点数です。
あ、裏はエノテカシールのみなので省きます。

エノテカに通ってた時期が結構あった私、そしてこのワイン出現率がそこそこでして、見かけると昔からついつい注文していたのでした。
今回もそんなノリ。
当ブログでは過去3回やってまして2009年、2010年、2012年、という具合でやってます。
今回2011年を呑むことで、09~12年まではそこそこ新モノに近いヴィンテージとしては呑んだ形になるかなん。
さて、2010年でうっかりパーカーポイント100点をとってしまったことで一気に4万円ワインになったドミナスですが、今回の2011年はなんと今でも余裕で3万円以下で買えます。
本御所かつ皮肉にも輸入元なのに一番高くなってしまうエノテカでも3万円ちょいッス!


・・・・・・はて?
リンク見てお察しの方はワインマニアですネ。
上のリンク先で見ていただくと何故かこの2011年だけは評価の紹介が「ワイン&スピリッツ」「ヴィノス」「サックリング」になっています。
単刀直入に言って、パーカーたんとスペクテイターの2大メリケン雑誌の点数がありません。
ちなみに2012年は「パーカーポイント」「スペクテイター」「ヴィノス」の評価がのっています。
何故か?
答えは簡単、2011年だけパーカーたんとスペクテイターがこぞって89点だったからです。
っていうかナパのヴィンヤード絞ったクラレットスタイルで90点以下って雑魚同然です。100点の次の年がコレって相当にヤバいです。
そんなヤババババハムートな2011年、実際どうなの?

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥♥♥♥(今飲むならマイナス♥)
やっぱキツめだわ
それでもさすがはドミナス?ってなところもあるのですが、かなーり難しい。
2011年のナパは「前代未聞の未曾有といっていい程ありえないバッドヴィンテージ」とはパーカーたんが言ってたような気がしますがそれは恐らくこの辺りを呑んで直感したからではないでしょうか?
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色は強く濃いレッド。
香りに割りと動物感が大きく、獣香が妙に交じるんですネ。
カカオ要素がビターに出ており、果実要素よりもそうした「苦味の部分」が香りから如実に出ている印象。
元々ナパのワインとしてはオー・ブリオン的なグラーブっぽい独特の要素があるフランス思考のワイナリかなーと思っていたのですが、この2011年に関しては「悪い意味で」ボルドー的です。
味わいも獣感が大きく妙にビター。
スタートから〆まで、ちょっと苦さが後を引きずる構成で、果実の要素などはさすがにまとまりがあるのはわかるのですが、それ以上にビターさやタニックな部分が残るんです。
ミント要素なども低く、そうした苦味要素を消し去る部分が少ないのです。
それでも、まとまっている印象は受ける辺りは良いのですが、同時にどーにも「ボルドーのイマイチだった時」を彷彿とさせるところがあるかなーと。
クラシカルな出来、あんまり良くない意味で。今回呑んだ範囲ではなるほど2011年はここまでアレな年だったのかと過去の経験から納得がいくぐらい素直に「苦しい味」かなー。
メイド的要素もちょっと枯れてて、メイド→家政婦ぐらいになんかこう、イメージが下がる感じ。

コストパフォーマンス(最大5pt)

3万円のワイン、というには余りに高いと現状思います。
熟成が期待出来るヴィンテージ?うーん、このパワーの弱さは早熟なのではって正直言って思いますし、投機にしても評価がめちゃくちゃ低いヴィンテージというのが大きく脚を引っ張るので大して今後も伸びないでしょう(突然パーカーたんが手のひら返しでもしない限り)
それでも流石にドミナスだけある部分もありますが・・・・・・少なくとも、私がこれまで経験したドミナスの中で最も良くないティスティングでした。

というわけで、ドミナスエステートの2011年でした。
ある意味ではエノテカ本家の2011年の文章はバッドヴィンテージだったりイマイチだった時のワインに書かれるような書き方の勉強にはとてもなりましたがドミナスでもちょっと苦しい時ってあるんだなーと思っちゃいはしましたネ。
ヴィンテージ信仰が比較的低いと自分では思ってるけど、今回は如実に感じちゃったかな。
もしも初ドミナス体験だったりドミナスの実力をちゃんと知りたい!という方は2011年は避けたほうが無難です。

100点とる前は良い時でもこのぐらいの価格だったのになぁ。


なんというかこう、普段がフルモデルでウン万円なら今回のはプライズぐらい?

| アメリカ | 22:51 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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今夜の更新はコレ! ~ドミナスだよ&しばらくアメリカーンな更新が続くよという報告~

うぇるかむ!
昨日もワイワイ遊んでたら更新忘れてまして申し訳ございませんですOTL
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というわけで、お仕事行く前に予告だけでも。ドミナスですネ。

それと、これからしばらくアメリカ系でノートが溜まった分を中心に更新していければなぁとか思ってます。

乞うご期待!

| 未分類 | 08:13 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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ワイン初心者にもおすすめしやすい甘泡。ついでにナチュいし。マス・ベルトラン・ペティアン・ナチュレル アンセストラル2014

うぇるかむ!
いやぁ、またやってしまったねぇシンクさん・・・・・・ついうっかり画像だけアップロードしてそれを保存してしまい「なんぞコレ状態」で放置してしまいましたん。
えー、この時やったのの第二弾ッス。うっかり買ってしまった苦手ジャンル。
今回はペティアン。いわゆる微発泡な自然派ワイン。

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マス・ベルトラン・ペティアン・ナチュレル アンセストラル2014
実はロゼっぽい赤よりもっと苦手かもしれんペティアン。

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥(ラベル結構ダサめ?)
赤い書き文字はそれなりにカジュアルでかわいいですが、うーんちょっと全体にダサい。特にクオリティすぱーくりんぐーとか書いてあるのが超ダサい。せっかく自然派なんだからもっとなんとかしろ!セガサターン白!とは思う。
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裏もなんのひねりもない。

造り手はサンティ・ヴェンチュラ氏、彼は3代前からブドウ農家のお家で育ち、ふっつーに醸造学校とか言って2005年に自分の姉さんと一緒にワイナリを立ち上げた・・・・・・という正直ひねりのないエピソード持ち。
泡の造り手でジャック・セロスが憧れってところまでひねり0っぷり。
メインは樹齢の高いチャレッロ種(カバのメイン品種のひとつだよ)で24ヶ月熟成させて作るカバ。それもチャレッロ100%という。
で、これは自家用で作っていたワインらしく、日本のインポーターさんが「世界的に売ってくりゃれ!」って言ったのが始まりでコレがファーストヴィンテージなんだとか。
内容はメトード・アンセストラルという作り方。
ちょっと詳しく書くと、一次発酵中のを瓶詰めしちゃって残った糖分で瓶内発酵させて出てきたガスで何とかするっていう。
なもんでペティアンだしアンセストラル。残糖21g/Lと高めです。

えー、上述の通り私は実のところ「微発泡してるとかしちゃった系の泡って苦手」という所がありまして、正直期待全然せずにポンッとしたのでした。

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥♥(甘いのイけたりワイン飲み慣れてないなら+♥)
泡めっちゃ強いやんけ!
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開けたてこの泡ですよ!
シュワッシュワですわ、次の日全然持つし。なんちゃって泡立っちゃったでは全然無いわけ。これ残糖が多い泡です。
ついでに、その上でまぁまぁ。

泡立ちは強く、色もナチュラルって言ってるけど濁りは感じないクリアイエロー。
香りからして甘いタッチは強めでシロップ感は多め。
洋なしとライムっぽさが多めでチャレッロにしては緑の果実感が強いかも。ガルガーネガの印象かな。
そこに桃シロップがのっかるってな具合。
味わいもほぼほぼそのままで、あみゃーい。うみゃみゃみゃみゃみんみー。
香りほぼまんまのが口のなかでしゅわっとする。
甘さは相当なモンで、ある意味ではカクテルとかでもありそうな感じ。
もちろん、そんじょそこらのちゃんとしたプロが作ってないカクテル(ザコ居酒屋のゴミみたいなの)と比べたらずっと高級感があるんスヨ。
甘いんだけどそこはナチュレルでフレッシュな果実感、甘味の後引きもあくまでも果実からくるものでベタつきがなく。
余韻は短め。どっちかというとアペティリフな具合ですが、デザート前とかにもいいかな(デザートの人工による甘味さの後だと甘さが感じられなくなるタイプ)
雑味がなく、果実の要素が大きくて飲みやすい、とてもほのぼのとした内容で好感がもてる泡でした。
本格なシャンパーニュ製法ばかりを我々は追いがちですが、正直申し上げてヘタにダサい泡呑むぐらいならコッチのがずっとゆるくて幸せだと思う。
ほのぼのアニメ感。ちょっと前ならけいおん!で最近ならけもフレやけもフレ(ただ滅亡感ないからちょい違うけど)。世界が甘々や。

コストパフォーマンス(最大5pt)
♥♥♥(ワイン飲み慣れてない人にはもうちょいオススメ)
2500円前後で、このアンセストラルジャンル全体でみても特別安くはないです。そもそもボトル5000円しないタイプの製法なので、あくまでも安い作りであります。
そういう意味でも、本格な泡の観測としては上の通りの点数にもなりますしコスパも特別良いとは言わないでしょう・・・・・・が!
同時にこの甘くてナチュラルな泡はワインを呑む取っ掛かりにするにはとてつもなくピッタリだと思いもしたのです(他のアンセストラルがどのぐらい残糖してるか知りませんがネ)。
というわけで、ワイン呑み慣れてない人程オススメな泡。一緒にシャンパンストッパーを買って適当に冷蔵庫に入れて次の日に抜栓してじゃぶじゃぶ呑めばいい。余ったらストッパーして次の日にも泡がちゃんとあって呑めます(明後日は流石に無理だった)
気楽な泡の選択肢として、優秀だと思うのです。

というわけで、マス・ベルトランよりペティアン・ナチュレル アンセストラル2014でした。
ワイン初心者におすすめ!なんて見慣れた単語でございますが、コレは取り上げるべきアイテムのひとつかと思います。
いい具合に甘うま。期待以上に良いワインなのでした。

自分がつけてる点数以上に、人によってはオススメしうる。


ゆるくいこう

| スペイン | 23:39 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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| フランス | 16:26 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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