オタクDEワイン!シンクのティスティングノート

☆アキバ系ワインブログ☆

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リアルワインガイドが激推ししてる牛のフレンズなんだね! ドメーヌ・ダンデソン・コート・デュ・ローヌ・ルージュ・ル・プティ・アンデゾン(エステザルグ)2015

うぇるかむ!
最近、すっかり「けものフレンズ」にハマっている私。そんな訳で今日もたのしみー!なんですが、今日はテレ東での放送日だそうで。そこで動物柄のアイテム。
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ドメーヌ・ダンデソン・コート・デュ・ローヌ・ルージュ・ル・プティ・アンデゾン(エステザルグ)
本で見たことあるって人はワイン雑誌に目を通してる方だと思う。

ラベル・ストーリー(最大5PT)
♥♥♥
こう、割りと自然派っぽい空気かスペインっぽい印象の牛にちょっとコミカルな印象。
ローヌ生産者協会エステザルグの中の、ドメーヌ・ダンデソンってワイナリのプティ版です。


牛のラベルのフレンズなんだネ!

上述の通り、エステザルグという10人ほどの生産者組合のうちの一角がダンデゾン。
組合のワイナリは3分の1ずつ自社銘柄・エステザルグ組合の合作品・ネゴシアンに売るという形でブドウを作ったり卸したりすることで金銭面の安定化、醸造設備などのレンタルなどを組合内でまわし、全員がビオまたはリュット・レゾネで発酵や熟成中は亜硫酸を添加しないという「ミニマムにならない規模で自然派系のワインを作る」という成り立ちが出来ているコト。
南アフリカのバーチャルワイナリに若干似たところもある感じですが、それを更に組織だてて経済的に回してる感じかな。
日本の長野のヴァレー計画でしたっけ?それにも近いかもしれませんネ。
今回はそんなエステザルグに加入しているダンデゾン、というワイナリのいわば自社銘柄品。
自社銘柄の中では最も格下アイテムという事になります。
プティだもんネ!
で、このダンデゾン、昔っからイチオシしているワイン雑誌があります。


今回のワイン、旨安ワイン大賞受賞して表紙にもなってたり。
その前々から激奨しつづけてるんですよね、リアルワインガイドでは。
そんなわけで、格安ワインの代名詞的チームのひとしなですが、本当に美味しいのって?

香り・味わい(最大10PT)
♥♥♥♥♥♥♥
うお、シンプルなナチュラルグルシラ!
グルナッシュ&シラーの、それもナチュラル系に出ている作りがちゃんと感じられつつ、雑味がなく自然派ワイン的要素とふっつーな低価格ローヌスタイルのいいところをちゃんと選択してあるという。
あくまでも小規模(プティ)ですが、シンプルにコレが出来ているのは凄い事かも。
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色はそこそこに透けるクリムゾンレッド。
香りがほのかにオレンジづいていて、それからブラックベリーなどの果実感も。
どれも小粒な香りではありますが、しっかりとフルーティ。
味わいも口当たりは軽やかながら、すぐにみかんにアセロラにブルーベリーとかなり混合された果実のジュースがサクッと。
最近たまに書いてます「ラヤス的な自然系のノリ」が確実にあり、それはラヤスよりもクセがなくコンパクト。
果実要素が主体ですが、全体の味わいに統一感はありますしアフターも結構じんわりと残ります。
総じてナチュールよりグルナッシュとして説明しやすい味わい。教科書的ななグルナッシュの良い見本。
・・・と言いつつ、シラーのが分量多かったりするんですが、シラー要素よりもグルナッシュ的なポカポカ感のが多いでしょう。
とても田舎らしいんですけど、洗練された田舎感。色々な不便さとかを排除した物語の中の田舎の美しさ。

コストパフォーマンス(最大5PT)
♥♥♥♥♥
当核としてもリアルワインガイドの評に賛同する
そして、一番気に入ったのは、値段だ(コマンドー感
これが1300円アンダーはちょっと値段設計がおかしいの域。トップキュベがそもそも2000円前後なんですが、セカンド的立ち位置でこれだけできてれば大差がなさそうな気がしてなりません(並べちゃいないので明確ではないですが)。
デイリーワインとして、または自然派系の味わいとしてかなり的確かつお安く呑める品でしょう。尖ってはいないのですがネ。
これがローヌからこの価格で出てきちゃうとラングドックやその他新世界含めた自然派系は降参モノ。

というわけで、エステザルグのドメーヌ・ダンデゾンのプティ版2015でした。
これはなるほど、ベストバイに上がってて文句ない内容です。なにせ1500円アンダーでコレならぐうの音もでないわけです。
恐るべし協同組合といえるでしょう、ちょっとびっくりしたー。

しかも生産量もそこそこだからネットショップなら買いやすい。すごい。


頭からっぽにしてたのしー出来るワイン。

| フランス | 15:44 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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ロワールビオの老舗、そのしっくりと作ったシュナンブランの実力 ドメーヌ・ドゥ・ラ・ギャルリエール・トゥーレーヌ・ブラン・キュヴェ・マルキ・ド・セー 

うぇるかむ!
一昨日に続いて、本日もシュナンブラン。今度は本場?(もはや南アフリカが本場と言いたいぐらいでもありますが)のロワールの自然派より。

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ドメーヌ・ドゥ・ラ・ギャルリエール・トゥーレーヌ・ブラン・キュヴェ・マルキ・ド・セー2013
ロワールのシュナンブラン主体であります。

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥(ラベルで+♥)
ラベルのなんとも自然派っぽいコミカルな感じはいいですネ。ここのワイナリ、ラベルセンスはどれもなかなかだと私は思います。
カジュアルなんだけど、どこかアーティスティックさがある具合がグッド。

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裏はわりかし普通。自然派定番な表示もありますネ。

造り手はプロゾー家。1973年にシノンでワイン商をしていたピエール・プルゾー氏が発端となっています。
土地柄に惚れた彼はフランとSBを植えたりして過ごし、1987年に現当主のフランソワ・プルゾーが継いで現在も運営しています。
まぁ、あとは・・・・・・なんというか、ビオロジック系らしいワードがいっぱい出てきまくるのでみんな検索してみてネ!(ぶん投げた!!)
ロワールといえばビオの聖地的な側面がありますが、こちらは1993年からは間違いなくやっているようで、最早老舗と言っていいのではないかと思います。
今回のマルキ・ド・セーはシュナン・ブラン80%、シャルドネ20%(SB20%だったりバラバラとしている)なアイテムで、生産量5000ちょいのアイテム。
価格としてはこのワイナリの中でも高い部類の品です。
トゥレーヌ産の樽を新~2年以上で複数使い、バトナージュは施さなかったりするのが特徴。
何はともあれ、自然派らしいアイテムであることは確か。さて、その実力や如何に?

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥♥♥
乳酸が効いたシュナン感
自然派のタッチをしっかりと出しつつ、シュナンしていると感じました。うん、データまんま?
どうしてかというと、シュナンブランらしい中抜け感を含みつつ、自然派っぽいドリンカピリティや少し酸味がエグかったりするから。

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パッと置いた時にカジュアルさとそこそこ品があるのはいいラベルの証拠だと思います。

色は意外とクリアで黄色みはそこそこ強め。
香りにバターっぽさが多いのですが、それは樽からくるバニラ感とはまた別物。
どこか中庸さが香りからして高めです。
そのうえで、味わいなのですが、酸味とヨーグルトなタッチは比較的多いかな。
しかしながら、そこから一回グレープフルーツの果実感がやってきて、更に中抜けがフワッとするのはシュナンブランらしさでしょうかネ。
抜けたあとに少しだけモンブランっぽさが出てからフィニッシュ。アフターは軽めです。
味わいの動き方がとても忠実にシュナンブランらしく、かつシャルドネが入っている効果もあってかクセが抑えめな内容になっています。
ロワールの場合尖った自然派な味も多いですが、そういうノリは控えめなのでロワール入門にもいいかもしれない。
品のいいシュナンの典型。貴族キャラ系のわかりやすい形でしょうか。

コストパフォーマンス(最大5pt)
♥♥♥♥
3000円台前半の白、という中ではなかなかにまとまりがあって良いのではないかと思います。
自然派タッチ全快を求めるならあまり向きませんが、単純にシュナンブランの雰囲気を味わえると思う。
なので、シュナンブラン入門としてもいいんではないかと。
雰囲気があるラベルなのでプレゼントなどにも悪くない、良いところどりが出来ている。

というわけで、ドメーヌ・ドゥ・ラ・ギャルリエール・トゥーレーヌ・ブラン・キュヴェ・マルキ・ド・セー2013でした。
フルネーム長いなぁ!
さておき、なかなかバランス良く出来たシュナンブランだと思いました。
老舗の堅実さとでもいいましょうか、とても良くわかった感じの味わいだと言えるでしょうネ。

取り扱い店舗はそんなに多くはない模様。まぁ、自然派だしネ。


どっかしらお姫様ないし騎士っぽさがあるのよ、良いシュナンブランは

| フランス | 23:20 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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右岸なのに左岸風?メドックスタイルな右岸の雄 シャトー・フィジャック2013

うぇるかむ!
今日はひっさびさにコレ。右岸の中心地は結局コレなのでス!

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シャトー・フィジャック2013
いきなりヌバーンとダブル写真!

ラベル・ストーリー(最大5PT)
♥♥♥♥♥
ド有名ドコロとしてデータも書こうかと思ったら、2015年にやってる別ヴィンテージで書きたいこと大体書いてあった・・・
なので詳細はコッチにて。
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裏も変わらずかな。

ただ、セパージュはかなり変わっているようで、一説によると
2012:メルロ40%、カベルネソーヴィニヨン20%、カベルネフラン40%
2013:メルロ30%、カベルネソーヴィニヨン50%、カベルネフラン20%
となってまして、カベソーがぶっちぎりで多いなんと右岸というより左岸な作りになってます。
因みにアドヴォケイトは2012は88~91、2013は89~91程度となっててセパージュの変化の割に感想はあんまり違いがなさそう(それらはボトル出る前じゃなくてプリムールでの感想)
さておき、そんなフィジャックですが、その実力は・・・・・・

香り・味わい(最大10PT)
♥♥♥♥♥♥♥♥(今は固いか)
いやいや、青さめっちゃ高いじゃないか!
以前呑んだ時のイメージとは違いがありました。青っぽさが中心に位置している作りは、フラン主体のワインの方が近いぐらい。
あんまりボルドーとかイタリアとかのブレンド比率に対して信用はしてない私でも、流石にコレは違いが大きいと思ったヨ。
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入れてすぐ。ちょっと泡立ちすぎ?

色は強めに黒く、かなり濃かったりします。最近のボルドーの更新している中でも濃い印象。
香りに青さと鉛筆っぽい墨な感じがありまして、なかなか堅牢な雰囲気。
カシス感よりもそうしたタニックさが目立つ印象ではありました。
味わいも硬さが目立つ印象で全体には苦味が高い作りになっており、紫果実少々に上述のハーブ要素が早いうちから出てきます。
コーヒー的なフィニッシュに連なっていく形となってまして、その上で残り方は淡麗。
ハーブの構成と全体な渋さがあるものの、アフターはそんなに長くはない節があり意外と一長一短かな。
メドックっぽいイメージの方が沸き立つひと品になっています。
やっぱりカッコイイ印象のあるベテラン執事な出来なんですが、もっとシャープな感じに思えます。

コストパフォーマンス(最大5PT)
♥♥♥♥(ボルドー最高峰としては+♥)
まぁ、それでも何だかんだボルドーとしては安い
大体1万円前後で買えるので、2012より更に安くなってたりします。
知名度の割にはお得な部類で、ちょっと寝かせられる環境がある人ならよりグッドかも。
相変わらず、PGCCAにならない事を祈るばかりです・・・(明らかに値上がるものなぁ)

というわけで、フィジャックの2013でした。
新モノのボルドーワイン全体を総括するような感じの出来で、良くも悪くもボルドーの王道なタッチだと思います。
環境やブドウの使い方としては特殊の域なんだけどネ。
普通にはなかなか手がでない価格ではもちろんあるんですけど、それでも今のボルドーとしては良心的なのもグッド。
低価格になると、コレを薄めたようになっちゃうからなぁボルドー・・・・・・
あぁ、あぁ、ボルドー・・・・・・

10万本近くある訳で、新モノのうちはどこでも買えます。


実は私、カレーバトルしてた所ぐらいまでしか知らんのだ・・・・・・24ももう出てたのか

| フランス | 22:41 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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日本人が作るボルドー!?デュヌヴァンの弟子という事になっているがその実力や? クロ・レオ・キュベS2014

うぇるかむ!
ボルドーで更新を連続しているので、今日もそうしようかと思いまして。
今回はここ数回の超有名ドコロとはうってかわってみます。

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クロ・レオ・キュベS
仮面ライダーストロンガーかな?

ラベル・ストーリー(最大5PT)
♥♥♥(日本人応援的なら+♥)
ラベルはライオンさんが横にたっているという、シンプルながらちょっと新世界っぽくもあるタッチ。Sの字がやたらでかいけどスペシャルキュベです。年産600本アンダーですって。少なすぎるって事はないなぁ
裏ラベルがなかったのでサクッと造り手について。

造り手は篠原麗雄(しのはられお)という方で・・・・・・はい、ご推察の通りレオです。予想外に本人の名前からとったワイナリ名です。
まんまコピペしますと、
「シャトー・ヴァランドローのテュヌヴァン社で働いていた日本人、篠原麗雄(しのはら れお)氏が 2002年に0.82ヘクタールの畑を購入して造り始めた、マイクロ・キュヴェのボルドーワインです」
という方で、2000年から推定2年間テュヌヴァンの元で働いていたとのこと。


で、テュヌヴァン先生にもご助言いただきつつ、ビオっぽい感じで作ってるワイナリだそうで(ビオっぽいと言っているだけでビオとは言ってない)。
また、醸造方法は結構毎年違うっていうか定まりが全然ついていないっぽく、毎年味わいが違うというのが謳い文句となっています。
このキュベ・Sは2014年の中からのバレルセレクトものらしく、年間生産600本が強く歌われていたり。
ただ、600本がどういう流通になっているかは不明。日本人生産ものって「日本にばっかりやってきている」というケースのが多いものネ(仲田さんのデュモンもほぼほぼ日本輸出)。
さてさて、なにわともあれ「日本人によるボルドー・ワイン」でありますが、そのシークレットキュベの実力は?

香り・味わい(最大10PT)
♥♥♥♥♥♥♥?
ちぐはぐな良質なハズのコーヒー
なんか良くわからん感じに自分もノートしちゃってたんですが、どこか素直じゃないといいますか混じってない感じなんですヨ。
なんだろ、音楽系漫画とかでたまにある「演奏全体がまとまってないゼ!」みたいな状況。
虹をみせてくれない。

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コルクも専用で作ってたりシて凝ってはいる。

色はギリギリ透けないバイオレット。結構紫さは強めです。
香りに獣要素が見られ(ライオン効果?)ビターチョコとミルクチョコのミックスな香り。
新モノにしては果物要素が薄いです。ビオ系っぽいタッチとは遠いなぁとこの段階で思いました。ビオ系だともっと果実とか土みたい風土がありますからネ。
味わい香りの割に甘味が多く、すぐ呑みでもいいような具合・・・・・・と言いたいところですが、血のニュアンスがあったりして独特。
砂糖いりのブラックコーヒー的な、それもグアテマラっぽいタッチの苦味が最初から最後まで通してありまして、そのスタートからミルキーさが後追いでやってきます。
ここが混じらないのが特徴?ブラックコーヒーとミルクは「分離して」感じられるんですネ。
アフターは弱い印象でタニックさも引けが早め。インクっぽさとかで果実感は凹まされてる感じ。
個々の要素自体は悪くないもののどれもこれもバラけて感じられ、その上で甘味があるものだから「超熟する」とも断言しきれない半端さを残すんですネ。
個々の要素だけを抽出すればデイリーワインの域にはないのですが、しかしバランスが悪い。
最初に書きましたが、合わせてないコンチェルト。これから如何に団体がまとまるか、というドラマが描かれる「その前」です。
のだめとかの「楽団全体が不穏なシーン」とか似てる。

コストパフォーマンス(最大5PT)
日本人である事を買うなら♥
カスティヨンでほぼ2万は高すぎ。
楽天で「カスティヨン」で検索すると最も高いのはこのクロレオキュベSであり、次は別ヴィンテージのクロレオ通常、その後に謎古酒という具合。


っていうか、上のリンク見てもらうとわかるのですが当の師匠であるテュヌヴァンのまさに本元ヴァランドローよりも高い。
サン・テミリオン一級より高いカスティヨン。
値付けは間違っていると言う他ありません。

というわけで、クロ・レオ・キュベSでした。
日本人でかつ600本アンダーの生産量で更に珍しいボルドーで作っているという触れ込みにしては楽天では扱ってるショップがそこそこあって消えてないアイテム。
・・・・・・その理由は、まぁ、そういうコトネ。

何となくですが、いつかセールになりそうな気もする。


この作品みたく円満になれるのだろうか?

| フランス | 20:42 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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やっぱりポンちゃんはいいなぁ・・・・・・ シャトー・ポンテ・カネ2013

うぇるかむ!
せっかくなのでボルドーの有名ドコロで連続更新しようかと。
や、やっぱりボルドーってそんなに私は機会を作ってないので・・・・・・ですが、呑めるコトがあればなるべく飲みたいのがコチラなのでス。

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シャトー・ポンテ・カネ2013
ボルドーではトップクラスに新モノが好きなワイナリです(エコ転換する前の古酒は呑めたことないのよネ)

ラベル・ストーリー(最大5PT)
♥♥♥♥♥
当ブログでは2年も前が最後更新でありました。あれ、もっと呑んでると思ってたのになぁ・・・・・・
そろそろいい加減浸透しても良さそうなのに、相変わらず一般的には「え、5級?なんでしょ。その割に高くない?ロートシルトとか関係ないんでしょ?」ぐらいのところにおり、一方で一部マニアには「エコセールまでとった有機なメドック格付けにしてアドヴォケイトでも100点獲得のスーパーセカンド」として知られる所。
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そしてエコマークがついにつきました。同時に高騰もしまくってるのだけどネ・・・デュアール・ミロン(3級)よりはずっと高いものなぁ。アドヴォケイト100点がついた2010は更に倍以上するんだけどサ(因みに2013年は90~92と近年ではかなり低い)

そんな訳で安くて凄いというような評価は既につけられないアイテムではありますが、薬の汚染まみれで知られるボルドーにおいて、エコ系としてのトップを走るワイナリ。
その実力や?

香り・味わい(最大10PT)
♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥
すごくナチュラルで落ち着いた、図書館な佇まい
やっぱいいなぁ、ポンちゃんは・・・・・・何が良いって、果実感などは可愛らしく綺麗にあるけどそれが薄みでなくしっかりとしていて、品の良い風味がアルこと。
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色は強めにクリムゾンレッド。
香りに強いカシス要素があり、果実のエキス感が強くあるのですがミルキーさはあまり感じず。
あまりミルキーさが出ていないのはなるほどアドヴォケイトの点が大きく下がっている部分かもしれませんネ。
樽っぽさが無い分、果実感はクリアにできており同時にそういう調整になっていると思います。2010のポンちゃんとはボリュームはかなり縮小された印象でありますが、筋の通し方は変わらずだと思う。
味わいも非常に綺麗かつみずみずしいタッチで、上述の通り2010年に比べると薄み。呑んだポンテカネの中では一番薄いかもしれない。
しかしながら果実の要素そのものはしっかりとしてまして、赤果実のタッチが強く出ているのは流石ですネ。何ともポイヤック的といいますか・・・・・・
その上でカシスのジュースが存在し、滑らかな肌触りも残しつつスラーッとフィニッシュしていくのです。
より自然派ワイン的な印象を今回は受けてまして、しかし葉っぱ感(ミントっぽさすら)とか土感は少ない。
また、ある程度時間が経ったところ赤果実の要素の後にダージリン風な紅茶感までたってきて素晴らかった!
この2つの要素が揃うと、むしろブルゴーニュすら彷彿とさせるものになっちゃうんですネ。それもかなりの良品。
ダヴィット・デュヴァンとかロベール・シヴュニョン辺りのライジングスター達の資質に近い(農法が似てる?)
やっぱりどこかナイーブながら、ポテンシャルを発揮しつつ、内向的な図書館ガール感!
メガネを別にしてはいないけど、かけたら似合っちゃう。今回は少しだけ遠巻きに所作を眺めるようなイメージ。

コストパフォーマンス(最大5PT)
♥♥♥♥♥
ボルドーワイン上位として、お試しいただきたさは健在
メドック格付けでは一級とスーパーセカンド郡が別格というか次元が違いすぎて他もっとがんばろうな?ぐらいの格差を感じますが、ポンテ・カネに関してはその中でも特異点定理であり、これからのボルドーの「農薬ドバドバからの転換」という未来予測図。
そんなコトを差し置いても、個人的に飲むたびにハズレがなくとてもその品格に気分が良くなってしまうアイテムであります。
ボルドーですし数そのものは少ないってこともないのですから、金銭的余裕がある方は近年のいずれかを是非お試しあれ。
教科書的にも一度は呑んでおいた方がいいと思う。

というわけで、ポンテ・カネの2013でした。
ここは飲む度に年度の個性は出ちゃってるものの、それで悪かったという印象にならない存在感のある「インテリなバランス」と「潜在的なブドウの良さ」が心で理解できるのが良い。
正直、私は贔屓でしょう。そういう「また飲みたいなぁ」と思わせる稀有なボルドーです。

安い値段ではないけど、価格帯として納得出来うる?


なんでか個人的に文香イメージなワインです。

| フランス | 23:33 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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