オタクDEワイン!シンクのティスティングノート

☆アキバ系ワインブログ☆

PREV | PAGE-SELECT | NEXT

≫ EDIT

私個人としてはかなりいただけないワインで敢えて更新してみる~日本ワインについて改めて感じてるソレコレを改めて記しておき良くなることを願う~ ヴォータノワイン・洗馬K4・メルローG2014

うぇるかむ!
日本ワインでは余程でないと更新しない当ブログ、とはいえ呑んだからには記事にもしたいと思いまして今日は簡単に。

20160405221331a71.jpg
ヴォータノワイン・洗馬K4・メルローG2014

ラベル・ストーリー(最大5PT)
♥♥
ラベルは正直あんまり洗練とされていない印象があります。真ん中の絵まではかわいいのに、周囲がとかくなんだかダサくなっており、また「Gって何よ?」感は全く説明されておらず。
色々ともったいない感じしかありません。長文はいらないけど、何がどうGなのかは説明欲しくありません?

20160405221344a69.jpg
裏ラベルとかはなくコレで全て。

日本のワイナリは当ブログ慣例的に公式に誘導しておりますが、2007年からヴァーチャルワイナリとして初めて2012年に独立されている模様。
元建築コンサルトの坪田満博という方が始めたワイナリ。
後はもう検索してください(投げやり!?)

香り・味わい(最大10PT)
♥♥♥♥
率直に言ってバランスが悪いワインです。
もう一個乗せようかとも思いましたが、私個人としては良いワインとは思わないので低めの点数にしています。

色は赤さが多めに存在。
かなり若いカラーでしょう。
香りに青さが目立ち何か酸っぱい感じがしつつ、シロップ感が多め。と、この段階でどこかチグハグです。
味わいも同様に異様に口当りに青さがあがり、その割に樽の効きがあってミルキー。
それらが如実にバランスが悪くチグハグなんですネ。
異様にピーマン系のタッチ出てて青臭いのになんか異様にバニラ感があるというのが、作りのバランスの欠如を感じさせ、まだ若いワイナリなので仕方ないとはいえ・・・・・・実力不足を感じさせます。
果実感の感覚からいくと、いっそステンレスとかで仕上げてあげた方が良いのでは?と思うのです。
ボトル個体差がある?とか考えられなくもないですが、少なくともコレはちょっとキつかった・・・・・・
対して可愛くもない子にツンデレのツンの部分だけ披露されても、困りますよねっていう所存。
熟成も期待は個人的に出来ないのですが、どうなのだろう?この手のタイプを熟成させるというのは・・・・・・

コストパフォーマンス(最大5PT)

そして、このワイナリがブティックだからなのか日本ワインだからなのか4000円します。
うーむ・・・?

というわけで、ヴォータノワイン・洗馬K4・メルローG2014でした。
300本程度のカルト日本ワインの部類なんですが、典型的な日本の小規模らしいといいますか、頑張りはさておいて内容が良くないという。
どうにも醸造家の経歴というか師範がそもそも「?」という感じで、作りがヘンだと思う。
2000円でもちょいキツい印象。
さて。
四恩醸造は褒めておいて、ヴォータノはこの通りにつけている当ブログ。
その最大の差は「値段」が実のところぶっちぎりで大きいのですが(四恩醸造だって4000円もしたら絶対に嫌です)、それ以上にチグハグな出来栄えが日本ワイナリに多い事があげられるのではないかと。
その部分で、自分にできる妥当性を見出してモノ作りができているのが四恩醸造やサドヤなんだろうと。
ここから言えるのは、ブティック(1000本も作れない小規模生産者)だからワインは良いとか、一人で作ってるから偉いなんて事はワインでは全く無いという事。
そして今現在、日本ワイナリの著名な幾つかにはそういうのがウリになっており、日本ワインファンとやらの間ではツアーに行ったりしてムーヴメントが出来ている事。
ここに日本の発展のしなさを感じてしまうのです。日本でブドウを作るのが大変だからなんだというのか。私はそんなモノは知らない。
今の日本ワインを礼賛する動きが減った時、生き残るワイナリはどこなのだろうか?そんな事を別のワインで酔っ払いながら思う次第です。

断言してもいいけど4000円あったら他国のワイン、それこそフランスすら良いのが出てきます。

何度見ても表紙だけで笑うし、全く中身に希望が持てないW
関連記事

| 日本 | 23:01 | comments:4 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

自分も最近日本のブティックワイナリーを探訪したりしているのですが、
国際的な価格と比べてしまうと残念なことも多いですよね…
まだ甲州やベーリーAなどの国内品種に挑戦しているならまだしも、
国際品種系は評価も厳しくなりますよね。

「日本ワインでは余程でないと更新しない当ブログ」と標榜されている通り、
同価格帯の世界のワインと比べて日本のものは後進もいいところだと思います。
…しかも丹波ワイナリーがやらかしてくれたりして。
2014年の夏丹波ワイナリー行ってますからね私。
あの渦中の料理食べてましたよ。
でも、日本のワインには今後何があろうと期待したいとも思います。
私以上に見識はおありなことは存じ上げておりますが、
どうぞ、日本ワインも取り上げていってください。

| なつき | 2016/04/07 22:48 | URL |

>なつき様

うぇるかむ!

>自分も最近日本のブティックワイナリーを探訪したりしているのですが、

実はこの段階で私よりも見識上なんですヨ。私、全然全くどこの畑も行ってないですからネ!

>国際的な価格と比べてしまうと残念なことも多いですよね

内容と価格の見合わなさが世界トップクラスだと私は考えています。自国なのにこんなに高くて、世界が買うのか?

>まだ甲州やベーリーAなどの国内品種に挑戦しているならまだしも、
国際品種系は評価も厳しくなりますよね。

実は私、ベーリーAはとてつもなく好いてない品種(理由はピノタージュに似る)なので、それらよりは国際に行ってほしかったりも。
とはいえ、じゃあ国際品種の何を植えるよ?という時に大抵がピノ、カベ、メルロ、白はシャルドネ・・・と、とても他国と戦えない事をやらかす結果が今だと思っています。
(実際、当ブログでは日本セミニョンやアルバリーニョは高い評価になりがちです。贔屓に見られそうなぐらい出来が違う)

>…しかも丹波ワイナリーがやらかしてくれたりして。
2014年の夏丹波ワイナリー行ってますからね私。
あの渦中の料理食べてましたよ。

う、うわぁ・・・・・・
丹波、実のところ私は「そこそこに良いモノが作れてるみたいで期待したいワイナリ」だったんですよねぇ。
ちょっと不祥事が多すぎる。特に料理部門は酷い。うーむ。

>でも、日本のワインには今後何があろうと期待したいとも思います。

愛国心的な?
私はいっそライスワインもっとがんばれよぐらいの諦めも微妙にありまして、この国では圧倒的に「お金が高すぎて他国で同じお金使ったら良いのが作れちゃう」みたいなのをNZに渡ってる人達(クスダ、サトウ他・・・)が実践しちゃってるんですよネ。
なので、大幅な改革と、実は統合が必要だと思います。年産100本でもダメなものはダメ。年産10万でもイイのはイイ。

>どうぞ、日本ワインも取り上げていってください。

呑む機会があればネー!

| シンク・プリテュール・ノブレス | 2016/04/08 14:54 | URL | ≫ EDIT

シンクさんと意見が食い違ってむしろ楽しいですw
私はベーリーAなどの国内品種の限界は認識しつつも、
それも個性として突き詰められると思っています。
そもそも国産ワイン用ブドウの歴史が全然短いですし、
所謂「善兵衛品種」は長熟をはなから捨ててるわけで。
日本ワインの個性は現状こういった早熟でしかないわけですが、
これから長い目で見ていきたいと思ってもいます。

>愛国心的な~
身もふたもないことを言えば、
「それ言っちゃおしまいじゃん」と言いますか…;。
テロワールを世界中のどこにでも求められる時代ですからね。
ですが、個人的な意見を言えば例に挙げられたような
NZの国際品種は日本産に比べて凝縮感に劣ると思います。
一万円を超えるような価格帯のものでもそう思います。
なので、消費者に合わせてまだまだ開拓の余地があると思います。
結局は好みだと思いますけどね~(逃)

| なつき | 2016/04/23 23:11 | URL |

>シンクさんと意見が食い違ってむしろ楽しいですw

あ、むしろ意見が食い違ってなんぼでございますよ。
何も私、科学的とか教科書的な「正答」なつもりで発言してませんしネ。

>ベーリーAなどの国内品種の限界は認識しつつも、
それも個性として突き詰められると思っています。

ここ、すごく難しいんですよネ。
これに関してはピノ・タージュやイタリアマイナー地ブドウでも感じるところで、確かに品種の個性と地酒的な観点からみればベーリーAも大事なブドウなことは事実。
とはいえ、同時に「日本といえばベーリーA」というのは私はレッテルだと思う。
もっと言ってしまえば、土地と本当にあっているのか?この品種を美味しく作れる人がいるのか?で考えると非常に難しい気がしてなりません。
もちろんそれでも挑戦する事に意味は見いだせます。実際、イタリア地ブドウ回帰の流れやスペインの古樹利用または地品種回帰の流れはありますからネ。
でも私は、それこそ短い歴史の中で超熟を捨てた生産重視の品種を上記地ブドウの流れでプッシュし続けるのも不自然な気がしてならないかにゃー

>「それ言っちゃおしまいじゃん」と言いますか

日本国内でワインを作るのは、そのおしまいじゃんな状況から入っている事を皆忘れてる節あるんですよネ。
土地が優れているだとか、そういう理由で開拓されてる訳でもないのですから。
それこそ朝ドラマッサンの「日本で本場に負けないウィスキーを作るんじゃー(週に1回言わない死ぬ病気)」みたいな人でも実際彼が最適なテロワールでウィスキーを作り始めるのは最終章終盤みたいなところでやっとです。
そのため、

>なので、消費者に合わせてまだまだ開拓の余地があると思います。

これは事実あると思います。あるけれども、それには私もあげたように大幅な改革と統合は必要だろうと。もっと言っちゃうとコストをかけずに作れる法整備すら必要。

>個人的な意見を言えば例に挙げられたような
NZの国際品種は日本産に比べて凝縮感に劣ると思います。

ん、そうッス?
NZの場合、オレゴンなどと並んであんまり凝縮感で勝負しすぎてないのが良かったりもしますが・・・・・・うーん、日本ワインで「果実らしさが強い」は感じるけど、NZと日本は根本目指してるのは近い気がむしろするなぁ私。

>結局は好みだと思いますけどね~(逃)

そこは逃げずにいいんですヨー。当ブログなんてそれこそ、そこを押し通しているようなブログでございまする・・・

| シンク・プリテュール・ノブレス | 2016/04/26 13:37 | URL | ≫ EDIT















非公開コメント

TRACKBACK URL

http://sinquwine.blog.fc2.com/tb.php/972-bbbf4d39

TRACKBACK

PREV | PAGE-SELECT | NEXT