オタクDEワイン!シンクのティスティングノート

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ナイティンバー・ティスティングイベントに行って来ました!

うぇるかむ!
本日は久々のイベント記事ですよ~。

今回のワインの出処はイギリス!
超大手が仕入れたイギリス産スパークリングワイン、「ナイティンバー」のシリーズ各種の飲み比べイベントに行ってまいりました。

naitexinn.jpg


まず、これがどういったワインか簡単に説明すると

・飯がクソマズの国にしてワイン評論家の国でもあるイギリス産で、本場シャンパーニュをめっちゃビビらせてるシリーズ。
・というのも土地が非常にシャンパーニュと似ているところで同様のスタイルで作ってこっちのが安いから(最安値で5000円台、ランクが上のブランで7980円。モエ・シャンドンだと同じくらいだけどドン・ペリの場合一万円は超える)
・英国王室でも使われており、09年のオバマ大統領(ワインだいしゅき)来訪時やエリザベス女王の60年記念においてはエリザベス女王みずらかのセレクトでここのワインが使われている。
・スパークリングのコンペなどで結構な受賞歴。
・日本では漫画「ソムリエール」の一巻で主人公がクリスマスの泡として選ぶ。話の内容としてはブランド志向のクズ相手に出した所、イギリスという段階でハネのけられてしまうが味の質は最高のモノとして作中で評される。

って感じです。
今年から某大手で超絶入荷されることとなり、これはしゅごい呑みたい!と行ってみました。

飲めたのは以下の4つです
・クラッシックキュベ08 売価5250円
・ブラン・ド・ブラン07 売価7380円
・ブダン・ド・ブラン03(マグナムボトル) イベント用秘蔵品の為非売品
・ロゼ09 売価9450円

ひと通りの同じ会社のタイプ別、それと熟成別での試飲。
ゲストとして同社の販売部門マネージャーであるクリスチャン・オルタウゼン氏がスピーチとゲストトーク。
という事で、飲み比べつつ、隙をみてクリスチャン氏に色々たずねてみました。
なお訳者を介しておりまた、文章用に多少フランクに以下書きます。
英語が自分も出来ればなぁ・・・(遠い目


シンク「とても素晴らしいスパークリングでした。これだけの質をもったものがイギリスで作られているというのが驚きですが、どうして今になって、イギリスで作ろうとなっているのでしょうか?」

クリスチャン「まず、シャンパーニュの土壌を持つ土地がある、という事が発見だった。この発見なくしてはイギリス泡というものは成り立たない。イギリスはワインの歴史という意味では全く何もなく、フランスみたいに法をもってワインを作ろうといったような事がなかった。これは想像以上に大きいことで、400年は作られるのが遅れていると言っていいだろう」

シ「では、ワインを作り始めた今、イギリスからスパークリング以外の商品が作られる可能性はある?」

ク「ないだろうな(キッパリ」

シ「ワッザ(驚き」

ク「なぜなら、イギリスはやはり適応地ではないからだ。我々は今、シャンパーニュであれば決して負けないだけのテロワールを持った場所があり、それを実感していただける自信がある。しかし、だからといってどんな葡萄でも満足の行く作品が作れるわけじゃない。とてもイギリスからカベルネ・ソーヴィニヨンの優れたワインが作れるとは思えないな。これは例えるなら、ニュージーランドのホークスベイなどでソーヴィニヨン・ブランとピノ・ノワール以外のワインが成功していない事に近いね」

シ「ああ^~(横目にシレーニの棚をみながら)確かに、メルロより明らかにピノやソーヴィニヨン・ブランのが美味しいですな」

ク「そういうこと。だから我々は少なくとも今のところスパークリングワイン以外を作ることはないだろう」

シ「話は変わりますが、イギリスというとどうしてもワインとしては評論家の国というイメージがあります。同様に日本も田崎真也氏がベストソムリエになったりなどしているもののワインの国という印象はないのかもしれません。この二カ国の状況は、ドコか似ているような気がしています。イギリス側からみて、日本の情勢はどう見えるでしょう?」

ク「日本に来て、ピノ・ノワールを飲んでみてとても面白いと思った。ああした試みはウチがスパークリングを作っている事と同質のポリシーを感じる。これからは新興国同士でも様々な交流がもててくれば、より面白い方向性は見えそうだ」

シ「付随して、ナイティンバーが日本ではコミックスの中で紹介されて知名度を得ています。他にもPPなどがあるなか、日本ではこうした独自性のある展開がなされていてそれはイギリスとは異なった文化のようにも思います。日本でのマーケティングは今後どのように打ち出されていく予定が?」

ク「ああ、漫画ね!知ってるわ~(笑)。今回、ナイティンバーを正規取り扱いとしてアジアでは初めて輸出しているのだけれど、それは日本が泡の世界輸入国ランキング15位ということだけが理由ではない(シャンパーニュコーナーを指さしながら)例えば、日本ではクリュッグやモエ・シャンドンやヴーヴ・クリコ(大手)が置かれているのと同時に、レコルタン・マニピュラン(小規模生産者)のシャンパーニュも同様に取引されて同じ棚で並んでいる。それならば、我々も同じように棚にのることが出来ると考えたんだ。まずは地道にティスティング会などでシェアと口コミを増やしていくことが大事だけれど、日本での販売にはとても期待感があるね」

シ「めっちゃ美味かったッス、サンクス」

ク「おう、また飲めよ^^」

……
流石に、販売のトップの方なのでセパージュに関する深い事などよりマーケットの考え方やイギリス本土の雰囲気を如実に感じられる質問をして参りました。

で、ティスティングイベント自体の感想。

・同会場主催のイベントは何回か参加してますが・・・正直、見た中ではもっとも人の入りは少なかった。これは「イギリス泡」ということや生産者の来日レベルの違いですがしかし少なめ。
・ついでにお客さんにそれほど見識者がいなかった感も。ヘタするとシャンパーニュだと思って帰った人が何人かいたと思う。
・私的な感想は一言でいうと……「これ、シャンパーニュや!」
・もっと突っ込んで言っちゃうと、ドン・ペリニヨン辺りとクオリティが激似。めっちゃ驚きの仕立て。
・好みとしては07ブラン(これは次回通常記事にします)>03マグナム>クラシック>ロゼかな。
・チョコニュアンスが非常に強烈で、ロゼにまでその印象が強く残るという。泡自体のキメも良く疲れなくて味わいは強化型のシャンパーニュって感じがスゴイ。
・故に、クセがすっごいあるから苦手な人はダメかもしれない。私的にクラシックとロゼのバランス感覚はトンガリすぎているとは思う。しかしながら、これはシャンパーニュ好きは絶対ティスティングで「ドンペリ?」って言わせることが出来るよ?
・おほほ^~なんて言いながら飲んでいたら、良く行くティスティングカウンターの中の人のお忍び参加にバッタリ出くわす。
「あれ、シンクさんここにも来てたんですね」「あわわわわ・・・サーセン、何時も回ってるッス」「呑み過ぎでは」「ウィッス」
なんて会話をしつつ、後々再合流してブランの質の高さについて話し合ってみたり(中の人氏は03の調和性について見事とうなっており、私は07のフレッシュさも捨てがたいと~みたいなのを簡単に)

以上、レポおしまい。
2000円以下のワイン会としては、泡を知るという上で大分面白い会でしたし、ナイティンバー自体のレベルもめっちゃ高い事がハッキリわかったのでいい会でした。

呑んだ印象に関しては、明日いつも通りちょこちょこ書こうかな~と。



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