オタクDEワイン!シンクのティスティングノート

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ブリュワー・クリフトン!イガイ・タカハ!というわけで、超ジャパニズムなワイナリの各種の海ワインらしさ ~ブリュワークリフトンおよびイガイタカハより~

うぇるかむ!
昨日はサドヤで更新いたしました。で、日本つながりでなんか更新したいなぁということで、ようやく・・・ようやくこのワイナリを紹介しようかと。
おまたせ!

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イガイ・タカハより園を2ヴィンテージ、ケセラセラ。ブリュワークリフトンより3ーD。
合計4本一挙にやりまス!

ラベル・ストーリー(最大5PT)
♥♥♥♥♥
イガイ・タカハに関しては、過去に既に2回やっているので割愛
割りと辛口採点つけてますが、結構独特のクセがありまして、そこが自分にはあんまりこれまで合致してなかったんですネ。
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とはいえ、醸造家一同が来日されると聞いて三度呑みに行ってまいりました。
グレッグと奥さんとイガイタカハの杉本隆英氏と雑誌で有名な藤巻ソムリエ。私とグレッグ・ブリュワー氏でとった写真もあるんですが、まぁそれは割愛しときます。恥ずかしいものネ。
何時もどおりタイピングしてたらなんか異様に興味をもってもらえて、「ワォ!クール」となぜか向こうからお言葉を頂き更にここでも宣伝しちゃっときました(マジです
あんまりお話しなかった(時間都合で出来なかった)んですが、この地域の特徴は霧にあるというのを強く断言されており、そこに関しては私もなるほど。
また私は「侍があるのだから、今度はニンジャとかも作ってみてください」とニンジャスレイヤーめいたアトモスフィアで言ったところ

「ウチのワイナリは地元の忍者っていう和食レストランでも使われているんだよネ」
と最高に面白いアンサーをいただきました。
侍や園は忍者で出されているんだゾ!

で、イガイ・タカハについては既にやっているのですが、ブリュワー・クリフトンは初のハズなので改めて。

イガイ・タカハもやっていた作り手、それがグレッグ・ブリュワー。上の写真の丸坊主の方ネ。
彼は色々なワイナリを担当しているのですが、その中でも有名だろうワイナリがスティーヴ・クリフトン氏と共同で作っているブリュワー・クリフトン。
サンタ・リタ・ヒルズを代表するワイナリであり、パーカーたんが最高評価をつけている同地域のワイナリとして貫禄すらあったり。
ダイアトムというシャルドネワイナリで名を馳せたブリュワー氏とパルミナというワイナリを持つクリフトン氏の二人で
「地域の限界に挑戦するゾイ!」
と高らかにやっているのがブリュワークリフトン。
サンタバーバラ周辺で色々な畑のシングルヴィンヤードを作っていましたが、ここ最近いきなり自社オンリーの畑を提携しまくって方向転換をしており、更にトンガリ具合をあげています。

今回はそんなブリュワークリフトンの3ーDという畑。比較的最近立ち上げられた畑であり、評価に関しては残念なことにブリュワークリフトンの中では最下層だったり・・・・・・
また、イガイ・タカハの園の1年違いのヴィンテージ、更にケオケオという白ワインでいきます。
ケオケオはかなり面白ワインでして、アルネイス、トカイ・フリウラーノ、マルヴァジア・ビアンカといった3品種を先のパルミナをやってるクリフトン氏に依頼していただいて作ってるカジュアルタイプ。
ケオケオの意味は「白い、マジで白い」であります。
サンタリタを代表するシャルドネとピノメーカーの実力や如何に?

香り・味わい(最大10PT)
園2011:♥♥♥♥♥♥♥♥
園2014:♥♥♥♥♥♥♥
ケオケオ:♥♥♥♥♥♥♥
3-D:♥♥♥♥♥♥♥♥♥(磯っぽいピノ好きなら+♥)
ぶっちぎりでブリュワークリフトン版が旨い
元々尖った出来だなぁと思っていたイガイ・タカハシリーズなんですけれども、これ多分ちょっと寝かせた方が美味しいワインなのだなと2011で感じました。っていうか、最新ヴィンテージだと暴れすぎなんではないかと。
それにもまして、3ーDの実力が凄くてですネ、イガイ・タカハのトンガリを見事に昇華させてバランス感覚を完全に高めてあります。
正直、差がスゴイある。恐ろしい程に完成度が3ーDの方が上です。イガイ・タカハに欲しかったモノが入ってるってぐらい。

園2011
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こちらバックヴィンテージですネ。
色は赤紫で、後の2014と比べると赤さのほうが目立っており、そこで明確に差が出ています。
香りに独特の磯感(のりっぽい)が非常に強くあります。
またチェリーも凝縮しましたって感じがあって濃く沈むタイプ。
味わいも全体に渋さ、重たいタッチであり塩っけがかなり長らく残ります。
その磯っぽさが極めてシャープになっているんですね。
モチロン果実要素もあるんですが、それも黒いベリー系を部分分で感じさせるものであり、一番印象に残るのはやはり独特の海苔のノリ。
どこかクールさが強くあるキャラクターで、海の街っぽさ満開な内容・・・なんだけど漁港っていうよりは埋め立て地の上の人口タウン感。

すごくペルソナ3っぽい感。4ではなく、3なんですよ。

園2014
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ラベルが地味に変更が加えられていて試行錯誤が見えますネ。

色は2011と似たカラーでありながら、年号分こちらの方が濃くなっています。
香りにもやはり磯ぽさ満載。かつ香りのチェリー缶づめっぽさがアップ。
味わいも上記2011とベースは近いんですが、若い分甘味が強かったりします。
またアルコールっぽい印象もちょっと如実に感じさせたりしており、完全にパワフル・・・・・・っていうか暴れ馬と化していました。
各々の要素のバランスが今現在かなり悪い。ここの持ち味はいいのに、それらが噛み合っていない。
勢いはとてもあるんですが、それらが暴走しきって単独プレーに走りまくっています。
こうチームプレイできてない感じ?

そんな訳でラスボスっぽさがありつつ、意外と弱かった印象が強い赤司君ところのチームみたいな気分。
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2つを比べると結構明確にワイナリ個性があることと熟成による違いがわかりやすかったですネ。
明確に磯感は土地要素を通り越してブリュワー氏の個性。そしてそれは熟成を多少はしたほうが際立ちがいいのだろうという事です。リリース早いのがちょっともったいない気がする。

ブリュワークリフトン
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本日の本命は間違いなくコレ。上記の園2014と比べると完全な上位互換。

色はクリアめで赤さが強め。それでもまぁピノとしては濃いカラーリング。
香りにチェリーさがまず重点的に感じられ、それは実~ジャムまで結構千差万別に。
そして磯。やはり海の香りとでも言いたくなる雰囲気があるんですよねぇ。
味わいも香りとほぼ同様の感覚がベースにあります。
赤果実と紫果実の、それも小粒なミックス。それでいて園との違いは「重たすぎない」事です。
酸味甘味ともに、イガイ・タカハの過去の経験と照らしあわせてくらべると、この3Dの方がずっと軽やかなんです。
それがバランスがとれている。
とはいえ、シックで非常に綺麗なタッチにもなっており。
紅茶要素も後からゆっくりとダージリンの感覚が立ち上り、全体に存在感がありつつ、磯っぽい独特の海苔感はメインにあるのです。
塩っけが非常に綺麗に出来上がっていて滑らかなんですね。凄く調和していて、この塩感があるから周囲の甘味や酸味も引き立ち同時にミネラリーすぎる要素を抑えつつその面白みを伝えてくれています。
コッテリとした力強さ、でいえばイガイ・タカハ側の方が持っているぐらいなんですが、ワインの総合力がブリュワークリフトン側の方が良いのではないだろうか?と私はなんとなく思いました。

やっぱり基本は「近未来的な海の町」であり、私のボキャブラリー上ペルソナ3なんですが、これには更に洗練とされクールで総合的な完成度の高さを思わせます。
スタイリッシュ・ピノの決定版!

ケオケオ
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これはもうオマケ的な感覚のが強かったかも・・・
値段もワンランク安いんですよ。

色は黄緑色でどちらかといえばsbとかっぽいカラー。
香りにコーン感がぎっしりとしていて、トウモロコシの甘味感が多く感じられます。
同時に青いタッチもチラホラ。ここまでだとソーヴィニヨン・ブランっぽい記述になりますネ。
そして味わいも尖りっぱなし!
コーン要素は口に入れると更に加速し、どうじに青さも多く、硫黄のような風味も感じられます。
そこにカリフォルニア系にある常夏要素がのっかりまして(パインとかの南国果実感)かなり摩訶不思議なワールドになります。
先日の袋しぼりの日本酒みたいな風味すら、ある。
甘味に関してはベタではなくクリアにとどまっているのはイイ点。
しかしながら、ちょっとそうした色々に薬品っぽい雰囲気もありまして、あんまり高級さといいますか風格がなかったりもするのは悲しいかな。
この「SBっぽい香りの要素なのに味わいはもっととっ散らかっててわけわからん!」みたいな具合は呑んでみないとわからないかも・・・文章で伝えるのに難しいなぁと最近では最も感じたワインかもしれません。
そのとっ散らかりぶりを「ギャグ漫画」と捉えた方が楽しいのでしょう。

でも、時流といいますか、言いますか多少多少なんかこうオシャレ?みたいな?雰囲気も??というようなところが、どことなくうすた漫画っぽいなぁなんて。お下劣ギャグではないんです。ちょっと色々試しすぎなんです。

コストパフォーマンス(最大5PT)
タカハ系:♥♥♥
ブリュワークリフトン:♥♥♥♥
3Dは1万円越えでありタカハは7000円程度。ケオケオはもっと安いです。
しかしながら、ブリュワークリフトンの方がお買い得な気が私はしちゃうといいますか、プレミアムなピノとしてより正確だと感じました。
タカハ二本でブリュワークリフトンが買えてしまうという価格差分、差が出てしまっているというのが私の見解で、かつ二本タカハを買うのとクリフトンを買うのとであればクリフトンを私は推奨したいかな。
いずれにしても、どちらも結構タイミングを選びそうなワインですから、ポテンシャルを引き出す自身があるかたならタカハの方がお買い得に美味しく呑めるかも。傾向は一緒ですからネ。
プレゼントする上での話題性はタカハは最高に高いので、プレゼント的にはタカハの方が上です。
ただ、プロダクトにおける成功という意味ではクリフトンの方が上なので、買った自身も呑む機会があるようならばクリフトン側の方が私はオススメ出来そう。

というわけで、ブリュワークリフトンとイガイ・タカハから各種でした。
前々から微妙にもったいない部分があるワイナリかなーとイガイ・タカハは思っていたのですが、同醸造家が作るブリュワークリフトンを呑んでより確信しちゃったぐらい。
いつか逆転して欲しいモノではあります!頑張れ、イガイ・タカハ!!
いずれにしても、面白いスタイルではあるので、未体験ならお試しアレ。

日本人的にはタカハは応援したくなりますよネ。


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