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白いカベルネ!?南アフリカの中でも珍品でキャッチーな一品 アサラ・エステート・ホワイト・キャブ2014

うぇるかむ!
カベルネ・ソーヴィニヨン。この言葉を聞くと我々ワイン人というのは赤ワインを即座に浮かべる訳ですが、本日のアイテムは・・・・・・

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アサラ・エステート・ホワイト・キャブ
なんと、カベルネ・ソーヴィニヨンで白ワイン!

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥(個人的には+♥)
ラベルはなんとなーくまぁ安いカジュアルワインっぽくはあるんですが、ちょっとコミカルだしところどころポイントはちゃんと考えてそうなところに好感がもてます
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そして赤く書かれたカベルネ・ソーヴィニヨン(でも白ワイン)

作り手であるアサラ・エステート、ここは正確には「アサラ・ワイン・エステート&ホテル」といいます。
ホテル経営と併設されて行われているワイナリなのです。しかもそこそこ古くて1961年からワイナリをやってましてホテルとしては5つ星級なんですって。日本だと帝国ホテルポジ?
観光地と化しているワイナリというのはそこら中ありますが、ガッツリとホテルまで組み込んでいるのはなかなかの資産力だと言っていいでしょう。
赤ワインをメインで作っているワイナリであるのですが、このホテルで振る舞う白として作っていたらしいのがこの「カベルネの白」な訳。
作り方はというと「謎の優しいプレス技術」を使って透明なブドウ汁のみを抽出するらしいのです。

謎 の や さ し い お 姉 ち ゃ ん で も い る の か ! ? 
さておき、そんな訳で全体に怪しいっちゃー怪しいワインなのですが、ホテル経営が傍らなゆえかロンドンのタクシー=ブラック・キャブを白くした的ユニークなセンスなどもありけっこーワインマニア各位は注目しているアイテムだったりします。

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥♥(チリとかのSBが好きなら+♥)
あ、ソーヴィニヨン・ブランになるよねー
というわけで、全体の感覚はかなりSBです。そりゃ類型が近いだけあるんでしょうか。
ブラインドさせられたら100%わからないですが、ソーヴィニヨン・ブランという所には至れそうな味。

色はクリアで黄緑よりのホワイト系・・・・・・ほんとにコレ写真とらなかったのアホなんですが、ちゃんとオレンジワインだったりせずに白ワインの色です。若い白のカラー。
香りに青さがかなり乗っかっててそれはライムを主体としていますが、たまにピーマンが見える事もあり。
この香味の段階で気分はSBになっている訳。
そして、味わいも同様に。
酸味は比較的大きく、ライムを主体とした柑橘果実各種がそこそおボリュームをもってやってきます。
あんまり整えられた印象はなく、そのフレッシュ感ある酸の雰囲気をそのままに全体に筋を通しっぱなしでフィニッシュ。
良い意味では製法からくるシンプルな味わい。悪くいえばちょっと単調。
ヘンな甘さやダレが生じないのが良いポイントで、青い要素に結構クセがある点が好みを分かちますが(私はあんまり好きじゃないとハッキリ書いておく必要はあるでしょう)それらがチープになる事はないのがいいところ。
しっかりと硬質なタッチがあり、ダサい軟弱さがあんまりない。ヘタれもそんなには激しくないと振り返ると思います。
樽なしなのでミルキーさなどはなく、あくまでも柑橘果実感とソルト要素で勝負するワインです。
そういう姿勢の良さを評価したいタイプかな。
ハリウッドとかセガとかのガヤガヤとしたタクシーではなく、あくまでも一般的なタクシーみたいなワイン。
こう、その、タクシーに乗るしか無い状況っていうかね・・・若さゆえの過ちで乗ったタクシーのおっちゃんが普通なんだけど微妙に優しかった的な・・・・・・
同年代だけどカラッとしてマセたキャラしてます。

コストパフォーマンス(最大5pt)
♥♥♥♥(変わり種としてなら+♥)
やっている事が面白いのはジャスティス!
味わいそのものとしては、あくまでも低価格白ワインの直球(その中では美味しい方)でもあって、全部の要素を取っ払ってブラインドで向き合うとあんまり私も評価を高くつけないだろうと思います。
しかしながら「カベルネの白」「ラベルデザインのセンスの良さ」などでグングン登っていくのでス。
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キャップ部分までちゃんとやろうって気概が、ある。

何より、品種の文字列が大事。これで「一回ぐらい口に入れてみようかなーどうしよっかなー」ぐらいには思えてこそワインマニアって感じがする。
味よりも体験。
あくまでもテーブルワインでありますが、これがサクッとラフで低予算のパーティーとかで持っていけるのはむしろ格好良い!
総じて面白枠としては秀逸なアイテムなので、個人的には評価点数以上に本当はオススメだったり。

というわけで、アサラよりホワイト・キャブでした。
中身より外的要素が面白すぎるという珍しいタイプのワインだろうと思います。
それに、私って割りとオーク感とボリュームがある白ワインを好む傾向がありますから・・・・・・そういうのが苦手な人は私より大幅に点数があがる可能性も。
というわけで、買えるうちに是非お試しアレ。素人から玄人まで「カベルネの白を呑んだことがある」はネタとして充分面白いのですから。

変わり種でこの値段ってのも素晴らしい

この車を白にしましたっていう皮肉がグッド
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| 南アフリカ | 23:08 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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