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ヲタク、ルロワを呑む~その4~激レア!並行輸入なポマール・レ・ヴィ-ニョ1994とオークションアイテムのオスピス・ド・ボーヌ・オーセイ・デュレス・キュベ・ボワイヨ1973

うぇるかむ!
4日間連前のルロワ更新も今日で終了!
ということで、最後の今回のイベントメイン的アイテムを。

その1のグランオルディネール
その2のショレイとサヴィーニ
その3のポマール
に続くラストは

2016031222014740c.jpg
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ポマール・レ・ヴィ-ニョ1994とオスピス・ド・ボーヌ・オーセイ・デュレス・キュベ・ボワイヨ1973
なんともレア感溢れてますなー。

ラベル・ストーリー(最大5PT)
♥♥♥♥♥
ルロワ特集の最後を飾るのはレアアイテム郡。なんかもう色々すごい感じになっています。
まず、ポマール94ですが
20160312220216455.jpg
現地ラベル
つまり平行です。高島屋でない。っていうか、主催者の方が直接マダムから買って持って帰ってきたやつだったよーな。
ポマールの単一畑(位はない)であるレ・ヴィーニョからの一品。

そしてもひとつがオスピス。
201603122202527b1.jpg

それもオーセイ・デュレスのモノで、ルロワ本拠地?みたいな気分にもなりますなー。
オークションのオスピス・ド・ボーヌについては割愛しますが、ルロワがストックしていた古酒としてオスピスとしても最高値をつけるもの。10万で買えたら安いぐらいの(ヒエー!今回のは時価20万ぐらいだってヒエー!)

というわけで、マダムの超レアアイテム、その実力は本当に凄まじかった。

コストパフォーマンス(最大10PT)
ポマール:♥♥♥♥♥♥♥♥♥
オスピス:♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥
若い(驚愕
とにかく、この2つ若さすら感じるのです。2つとも傾向としてはアンティークな風情を晒しているんですが、驚くほど迫力があるんですネ。

ポマール
20160312220201580.jpg
シールがもはや剥がれそう!

色が濃いクリムゾンレッド・・・というのがまず驚き。
このぐらいの年号のブルピノであれば普通もっと茶色みがあるでしょ?というぐらい濃い。
香りにブラックチェリーのタッチが多く、全体には重たくはなっています。
しっかりと煮詰めましたって感じ?果実はフレッシュさは流石になくなってるけど、どっちかというと丁寧に煮てソースを作ってあるような・・・・・・
その果実のちからがそのまま味わいにも反映されています。
非常にシックで初めからタッチそのものは地味。
果実感がとかく重たいんですネ。ヘタするとカシス?って書きたくなるぐらいに紫系果実が豊富です。
赤い果実感とかピノっぽいチェリーのような甘味などはなく華やかではない。
しかしながら、資質剛健でまさに達人といった出で立ちが見られます。
梅っぽい酸やダシ感も漂いつつも、本筋がブレない立派さ。
・・・・・・個人的にはも少し華やかで社交的な方が好きではあるんですけどネ。
でもこれ、一般的に言われる「ポマールのキャラクター」を的確にやっているワインだとも思います。本当にマダムは土地表現者なんだなぁ。

意外とアニメ業界で思いついた「達人キャラ」がどいつもこいつも「飄々とした一面」を持ってて頭かかえたんですが、これはそういうのは一切ないシリアスで物静かな達人です。

オスピス・ド・ボーヌ・オーセイ・デュレス
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言い忘れてましたがこっちは高島屋ネ。

色はこちらは流石に褐色が入っており、年号相応しいレンガ超えたカラー。
香りに梅感や少し枯れた感覚がかなり出ています・・・・・が!しかし!!果実が強い!!!
何度も連日書いてますが、やっぱり果実感がしっかりと存在しているんです。それがスゴイ。
こちらは赤果実と紫果実のミックス的(赤比重多めかな?)といった具合。樽っぽさとかは当然ない。
味わいも全体にこなれつつ旨味要素が極めて高く出ています。
魚ダシからキノコダシまでをブレンドした和食すら思わせる滋養。
古酒らしさは全快なのに、そこから果実の酸と甘味しっとりとのっかってきて豊満ですらあるという。
とにかく丁寧。そこに佇むだけで美しい。
全体のボリューム感も古酒らしいまとまりをもっていますが、やはり感じさせてくれるのは「これが果実酒である」という事。
これまで古酒には「ダシ」「梅」といったような日本的な言葉を当ブログ用いてまいりましたが、それを極めた高級割烹そのものというのがコレ。
雅な贅沢。

なんかこう、アニメであれこれ例えるより日本画とか持ってきたほうがらしいんじゃ?・・・とか本気で10分近く考えた結果、衣装がフリフリでであれ美しい西行寺幽々子ということにすることにした私であった。

コストパフォーマンス(最大5PT)
コスパで図るものではない
っていうか呑めてる段階が奇跡ですよッ!

というわけで、ルロワ特集で4日間やってまいりました。
最後のオスピスが流石に風格が更に違うんですが、しかしながらグランオルディネールから上手なのがバシバシ感じられるアイテムでした。
そして、書きながら思ったというかまとめになるんですが

・ルロワはよっぽど新世界ワインに近いし新世界の人達はよっぽどルロワ呑んでる

というのはどれにも感じる部分でした。
果実の濃度(ブドウの剪定や収量が影響?)があからさまに濃い。というか旨味がある。
ブルゴーニュで物足りない時の「繊細?薄っぺらいの間違いでしょ??」みたいな事が全くない。
これは随分前に(ブログ始める前とか)呑んだ事があるポンソだとかDRCだとかにも通じており、そういった人達が代表生産者と言われ君臨し、また
「~~を呑んでワインづくりをしだした~~人」「~~のワインが目標」
みたいに言われるのがそういった人達であることを考えると、カリピノの強さというのが実は土地表現をしつつ目指しているのは本当にブルゴーニュの上位で間違いないのだろう、と感じさせてくれるのでした。
全然ブルゴーニュと違う、っていうのはそれはまぁ土地柄や気候が決定的に違うからっていうのがあるんでしょうけど、でも色んな海外のピノ作りしている人達は
「一流を呑んでいるし、その一流と戦おうとしている」
と思う訳。
なので、思うに「良い生産者は良い。それはテロワールは超える。理念が酒を生むし、土地それぞれの個性と同時に生産者の個性は出せるし、それらを全て内包して旨いのが一流」って感じなんだろうと。
土地の個性は確かに存在するけれども、それを引き出すのはやっぱり人。ワインが「作品」である以上、やはり「作品を作ったのは誰か」は何より大事だってのは忘れては、ならない。

実際に呑んでみるとその凄さがわかる生産者、として年号や場所での比較までしつつ、とにかく「ルロワすげーーー」とお手上げ状態なのでした。
さすがのレジェンド。感服です。

このクラスになるともはや置いておくだけで「骨董品」ですナ・・・・・・

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