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ヲタク、ルロワを呑む~その3~ マコン1996から見るルロワのベーシック

うぇるかむ!
今日はちょっと用事が入ってしまいまして、あと3本ほどルロワで書けるんで、一辺にやり通すつもりだったんですが、一本のみにします。

2016031116190740a.jpg

ルロワ・マコン1996
その1:グランオルディネール編
その2:ショーレイとサヴィニー編
ときてからのマコンです。

ラベル・ストーリー(最大5PT)
♥♥♥♥♥
まぁ、その、特に書くことなくてよくない?というところではあるんですが。
20160311161921ec9.jpg
改めてルロワですヨーと。
あ、なんか「ルロワといえばメゾンとドメーヌとドーヴネと3種類あるよネー」とかそこらじゅうで見かけますが、主催の方からその1でご返信(ご訂正)いただいてるように「メゾンと見せかけてやってることドメーヌだったりドーヴネだったり」とか結構わけわからんことになってるのでそういうことは書かないでおきます。

201603111619535a4.jpg
で、このルロワのマコン・ルージュ、高島屋で見てみるとびっくりすることに「ブルゴーニュルージュよりも安いルロワピノ100%」だったりします(モチロン年号は違うのですが)。
広域よりも安い、という謎の逆転現象。それはヴィンテージが恐らく高島屋では違うっていうのもあるんでしょうけど、上述の通りメゾンだったりドメーヌだったり、結構色々あるが故に逆に「ブルゴーニュルージュと言いつつ、実は良い畑の余りブドウなんじゃないのー?」みたいな見識から買ってる人がいらっしゃるようで。
ともかく、ルロワ作品としてはボージョレの次に安いというアイテム。その実力派?

香り・味わい(最大10PT)
♥♥♥♥♥♥♥(熟成ピノ好きなら+♥?)
しゃっきりとした熟成ピノ
201603111619370d1.jpg
1996年でなかったら、恐らくもっと果実感が多くて強いんでしょうネ。
端っこアイテムもいいところなワインで、その熟成、しかも場所がブルゴーニュと「酸が強いばっかりになりそう」なアイテムなんですが、そこは流石ルロワ。

色は少し褐色入るつつあるなーとは思うのですが、クリアなレッド。年数の割に赤さが強め。
香りにチェリー要素がこれまたぎっしりとしています。
・・・・・・ここ3回で良く私が「チェリーの感覚の多さ」に対して言及してると思いますが、このマコン熟成という形でも充分にそうした個性を保有します。
モチロン個々で細かく違いますしそれはボーヌって名前がつく二種類の時にも書いておいた通り。
しかしながら、それにしても・・・・・・しっかりとしたこの赤い果実感の凝縮っぷりはルロワ・スタイルだと言い切っていいのでしょう。
味わいは年数分の熟成からかほんのりと梅っぽい酸が入り、チェリッシュなキャラクターは充分にあって生々しいぐらいなのにどこか甘酸っぱい印象になっています。
しかしながら、繊細さがあるか?というとそれはなく。むしろ形としては先の2編と較べてもシンプルなものとなっています。
ちょっと単調すぎるぐらいで、他と比べた時に最も印象が薄かったワインだったのは流石に仕方なしなのかそれとも。
それでも、全体の構成は良くまとまっているし、またチェリーの感覚の長引き方と熟成をちゃんと思わせる香りやタニックさがあることなどは並大抵のマコンではないのも事実。
いや、マコンっぽいというよりこれもはやセントラルコースト・ピノとかNZピノの畑指定品に近い。
総じてよく出来たワインなのは間違いないんですヨ。
ストレートにキュートな、ちょっとしたベテランアイドル感。ちょっと旬すぎたぐらいの?

コストパフォーマンス(最大5PT)
♥♥♥♥♥
という事は、これってお買い得ワインなんじゃないの?
そう思います。
マコン村名に4000円近い値段、と書くと突然高い感じがするんですが、そりゃ並の生産者だったら高い。
ですが、例えばDRC(ロマネ・コンティ社)がマコン村名作っても多分5000円は超えるでしょうよって思うし、実際の話このマコン値段のニューワールドワイン同様に旨い。(美味いより旨いのがミソね)
恐らく若くても更に火力があがって、パワフルにいい感じなんじゃないかなーって想像しています。このぐらいの値段なら欲しいし買える値付けではないかと(まぁ、結局私は南アフリカ買っちゃったりするんだけどサ)
ここまで寝てても充分面白かったりしますから、意外と子供の成人式向けに一本買ってみて、ダメでもダメージ低いですしいい感じ。
プレゼント要因として、ルロワのワインというだけでちょっとスゴイ感がするにはしますが、流石に新モノをワイン通相手に送っても・・・・・うーん、どうだろ、喜ばれる率80%強?
自分自身で試す、というにもちょうどよいと思います。世界トップ生産者の背伸びしすぎないアイテムとして秀逸。

というわけで、マコン1996でした。
味の評価よりもコスパの評価して優れたレンジのアイテムだと感じました。
この価格ならアリ。そういうタイプのワインとして、しかしながらしっかり誠実に作ってる感はあるという。

ニューワールドのピノと「低価格帯コスパで戦える」という珍しすぎるブルゴーニュ

なんかこの手の味の元祖感すらある。
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