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老舗はやっぱりタージュが強い・・・?クライン・ザルゼ ヴィンヤードセレクション・カベルネとセラー・セレクション・ピノタージュ

うぇるかむ!
実は私、南アフリカワインを押せ押せなのに、事ピノタージュとなると不要論まで考えられれるなぁなんて思ってたりします。
というのも、タージュの元々の存在意義って「環境的に耐性のあるブドウ作りのため」だったからで、技術革新が入った今、果たして有意義に育ち続ける品種かはちょっと怪しい気がするんですネ(これはイタリア地品種と違う、どちらかというとベリーaに近い)。
という前置きをしておいて!今日は!メインが!タージュ!!


カベルネと

ピノ・タージュ
老舗系のワイナリより。

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥
Zのマークがちょっとカッコイイこのワイナリ。
なお色味の基本である「黒の方が高いシリーズ」に忠実で、黒のカベルネ方がタージュよりも上位ラインナップ。

ザルゼは南アフリカにおける古参側・・・それも超古参で、1685年(植樹が1655年)という南アフリカにおいて1695年にステレンボッシュ市の税金徴収書類に登場してたというワイナリ。
とはいえ、先に記事にしたことがありますがアパルトヘイトがあったりで農園系はそんなに頭角を表すことがなく月日がすぎちゃったのが南アフリカ。
1996年にバッソン夫妻という一族がワイナリをまるごと購入してからが本番。
クリスリングランド兄貴から修行を受けたという南アフリカ出身の醸造家アラスター・リンマー君を醸造家に添えて、ガツガツとコンクール参加しています。
また、自社レストランおよびホテルを立ち上げて現地の観光の拠点としても知られているそうな。すごーくアメリカンな感じの展開の仕方だなぁ・・・・・・
さて。今回はその中でも低価格のタージュと中域レンジのカベルネ。
そうなると、まぁ基本的にはカベルネの方が良さそうに思う・・・でしょ?

香り・味わい(最大10pt)
カベルネ;♥♥♥♥♥♥
ピノ・タージュ;♥♥♥♥♥♥♥
タージュの方が良い。
びっくりしたことに、私をして、タージュの方が面白いし美味しいっです。
タージュって微妙な品種だよネ、な私をして!

ヴィンヤード・カベルネ
20160218004544dc4.jpg
ラベルはシンプルに。
色は赤紫系で、そこそこ強めのカラーリング。
香りに少しケモノ感が多めでかつ、カシスなどのタッチ。あまりミルキーなところがなく、なんとなーく皆さんが思ってるだろう南アフリカらしい印象かな。
味わいも同様に、シガー系のいぶし銀なキャラクターをしています。
毛皮っぽさや葉巻っぽい香りが口の中でも割りと大きくあって、そこにフルーツソースがのっかります。
ちょっとこの果実とソレ以外の要素がチグハグめかな。余韻もその割に短め。
全体にシックな感じの(チリ寄りとも言える?)カベルネとなっており、可不可なく仕上がっているなぁというところ。
ワイルドすぎず、しかし落ち着きすぎてもないダンディなおじさん系ワイン。

そんな訳でイメージこんな感じ。渋すぎない頃のコロンボ。

ピノタージュ
2016021800462742b.jpg
こっちもラベル自体はシンプルね。

色は濃い目のクリムゾンレッド。
香りに肉々しさが大きく、スパイスとベーコン、それに赤い果実各種がしっかりとかんじられます。
この構造がなんといいますか、わかる人には「塩っぽさ控えめのエトナ」とかでもしかすると通じるかしら?
赤果実要素そのものはなるほどピノ系なんですが、そこに干し肉っぽさが全力で叩きこまれてお肉に果物系ソースって具合なんですよ。肉主体。
味わいもタフで酸味と濃厚なボディ感が両立されています。
赤果実の濃厚さ、スパイスのぶっこんでる感じと多少のバレンシアオレンジがほのかに香るんですね。
タージュにありがちなどこか渋いだけ、チョコっぽい雰囲気だけで曖昧でそこから旨味につながらない・・・・・・というイメージよりはずっと赤果実は生き生きしています。
味のメリハリが良く、余韻にはチョコっぽさも付随してそこそこのフィニッシュを演出。臭みもなく、雑味なくそうしたステーキショップみたいな展開が面白い!

ドカッとステーキと食べたい訳ですよコレ。キャラクターが出てくるというよりは「あ、ステーキと一緒に呑みたい」が先行しておりました私も。

コストパフォーマンス(最大5pt)
ヴィンヤードカベルネ:♥♥♥
セラーピノタージュ:♥♥♥♥♥
ほんと、タージュ大勝利なのは私も予想外ですから
ヴィンヤードカベルネは2300円前後。セラータージュは2000円アンダーという価格になっています。
で、その上ではカベルネの方は南アフリカの平均値。南アフリカらしいっちゃーらしいのですが、他で代用が効きますしもっと安いのや面白いのが正直あるよね?という具合。
逆にピノタージュの方が味わいとしてもずっと面白く、値段も所謂デイリード直球ですませられるので、この味が気に入ればケースもOKなんじゃないでしょうか?
ガツガツ食べて呑むデイリーテーブル。南アフリカは日本人が観光で行ける、ワイナリ周辺の環境保護区に関してはとかく綺麗でレストランもかなり力入ってるそうなんで、そういう土地を思いながらガツガツ味わって欲しいッス。
結局、ガツガツ系ではあるんですけどネ。

というわけで、クレイン・ザルゼより2本のワインを紹介しましたん。
老舗の畑で恐らくしばらくは政府に卸してた結果、樹齢も比較的古めのピノタージュとかがあるのかな?
タージュの方がカベルネより出来が良いステレンボッシュというのは本当に予想外だったので、余計に私びっくりしてるのもあるのですが、是非お試しあれ。

Zマークは黒のがカッコイイんですけどネ


渋めだけど軽さもあるドラマ感
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