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☆アキバ系ワインブログ☆

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まさしくドンペリスタイル!オバマ大統領とかも呑んでるらしい珠玉の泡はガッツリ!!グラハム・ベック・ワインズよりブランド・ブラン2010、ロゼ、キュベ・クライブ

うぇるかむ!
しばらく連続してスパークリングでの更新をやってきましたが、ここらでひとまず一息かな。
というわけで、非常に破壊力があるワインを最後に。

20160211213158563.jpg
グラハムベックより3本。左から
グラハム・ベック・ロゼNV
グラハム・ベック・キュベ・クライブ
グラハムベック・ブリュット・ブランド・ブラン
の三本でお送りいたしま~す(突然の日曜日の夕方っぽさ)

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥♥
ちょっとギリギリですが、4つにしておきます。ラベルが比較的ロデレールとかに似てる気がしないでもないですネ。ブリュットはドンペリ感満載ですし・・・・・・
なお、ドンペリっぽいブリュットより値段が高いのはクライブ君です。
20160211213208e06.jpg
裏はベタッとモトックス。正直こういう元ラベルへの上貼りはやめてほしいっすモトックス!

造り手、グラハムベック・ワインズの設立は1991年(それより前に畑は購入してた模様)
当主であるピーター・フェレイラ氏はマムやモエちゃんなどのシャンパーニュメゾンで修行して南アフリカでこのワイナリを立ち上げます。
「血が泡でできている」なる二つ名をもつフランスの技術を持ち込んだ南アフリカの泡界隈では著名人(らしい)。
シャンパーニュ造りなのはもちろんなのですが、大きな特徴として南アフリカでは結構珍しい「自社畑オンリー」です。意外と有名なワイン程買い付けだったりする南アフリカではそこそこ珍し目だったり。
で、このワイナリを彩るのは南アフリカを代表する英雄マンデラ大統領とバラク・オバマ大統領の二人がまず出てきます。
マンデラ大統領が就任式典で呑んだと言われてるのがグラハムベックのNv版ブラン。
で、その逸話を元に「バラク・オバマ候補」として選抜されたさいに、アフリカ系黒人のオバマ候補向けにレストラン側が用意したんだそうな。
(今、トランプがどうだヒラリーがどうだってやっているアレね)
「ワォ!これめっちゃいいやん!!Yes, we can!!」
気に入ったオバマ候補、その後グングン勝ち進み、オバマ民主党代表になります。その後は知っての通り大統領になるわけです。
そして大統領就任式典の前に6本、このブランを買ってお祝いした・・・・・・のだとか。
このいわゆる「オバマワイン」として知られているのは実は今回のワインよりも安い方だったりするんですが、さておき、まぁそんな感じで南アフリカの泡としては結構米国を中心に知られていたり。
または、今回のキュベ・クライブは007シリーズの小説の南アフリカ編にも出てきており、「ボンドワイン」でもある事からイギリスでも有名で・・・・・・って、まぁ、いつもどおり日本で知られてなさすぎ状態。

さて。今回のワインは3つ。
ロゼはピノ・ノワール 54%・シャルドネ 46%という意外とシャルドネ比率の多いブレンディング。
ブランは言わずもがな100%シャルドネ。
キュベクライブはシャルドネ 81%・ピノ・ノワール 19%。実はこれだけコルクが天然とかいう微妙な豪華さ。
さて、そんなワケで著名人が好んでいると噂のワイナリ、その実力やいかに?

香り・味わい(最大10pt)
ロゼ:♥♥♥♥♥♥♥
ブラン:♥♥♥♥♥♥♥♥
キュベ・クライブ:♥♥♥♥♥♥♥♥(個人的には+♥)
ドン・ペリニヨン系のリッチ濃ゆさ!
どっしりとして、パワフルなスタイルのワイン達でした。かなーりしっかりとしつつ、また強力な造りになっています。
全体に南アフリカの中でもものすごーくチョコっぽいタッチ(瓶内二次の効果?)を感じさせ、その辺りに強さをとにかく感じさせるものに。
その点では、クライブは流石にフラッグシップだけに随一かな。

ロゼ
201602112131174bd.jpg
これだけNV版を選んじゃったのもあってか、他と比べると一段落ちる感じなんですが、まぁしょうがない。
色はサーモンピンク系で少し明るめの色合い。泡は結構強め。
香りにチェリーっぽさが比較的多めにあって、感覚としてはフレッシュなタイプ。
とはいえ、チョコ要素も温度があがるとハッキリしてきます。
味わいはやはりチェリー、というかなんか紫系の小さなブルーベリーっぽさなども少し入ってくる濃厚なタイプ。
そこにチョコがコーティングされるって感じかな。
それら要素がガッツリとしており、パワフルでありシンプル。
また、ちょっとチョコっぽさと果実要素が隔離している気がするなぁとは思ったり。
なんというか「果実を溶かしたチョコにつけてフォンデュじゃあああああ」みたいな豪快なスタイルと言いますか。
そういう意味で、ある種パワフルでありちょっとバランスは悪いかも。
とはいえ、感じさせる味わいのベースはクッキリとしていて、ガッッツがある心意気やよし。
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価格:700円(税込、送料別)


ちょっとバランスが悪い体型のキャラ(でも美人っちゃー美人)を地で行ってるキュート系。
それが良いのだっていうのが最近の二次元界隈だったりするけど、まぁそこはおこのみで。

ブランドブラン2010
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ドン・ペリニヨンっぽいラベル同様にそんな感じの味がする。
色はそこそこの黄色みで、泡は強め。
結構ガッツリと見える泡です。
香りにフレッシュで溌溂としたグレープフルーツのソース感。なかなかの濃密な香りで、それからグッとチョコっぽさは立ち上ります。
どちらかというと果実感は強いかも。
シャルドネオンリーであることがわかりやすいのが味わいで、ラストが結構ビールっぽい苦味とグレープフルーツのドライさで抑えてあるのがグッド。
そもそも最初からして果実感が豪華であり、泡の質感もハッキリ強く弾けます。
キャラメルやナッツなどのミルキーめのお菓子っぽさが飛び出す中間からのアフターの苦味が実にテンポが良い。
甘味に少し緩さを感じるところがありますが、この本格さと贅沢さはガチ・オブ・ガチ。
多少荒々しさや青さを感じる部分までがアクセントとして活きているように思います。
贅沢さがとても良く、豊満なクオリティ。

我様系女子。そこそこにラフでドレッシーではない感じが、まさにこのフィギュアぴったんこ。

キュベ・クライヴ
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地味に2009年という数字が表にはなく(裏にはあるんだけど)英語で書いてあるという謎演出がちょいカッチョイイ。
このワイン、今回向けにひとことで言うと「ブランの更に強化されビターさが上がった」感じ。
色はゴールドと言って間違いがなく、泡の達も綺麗かつ強くできています。
色の豪華さといいますか「うわー!良いワイン確定だわ!!」という印象はとにかく素晴らしい。
香りにあったかいトースト、柑橘と杏という大柄な果実感、それからちょっと時間をおいてチョコ。
非常にリッチな香りで、ボリュームがある仕上がりとなっています。
上記ブランと比べると更に派手。
味わいも同様にゴージャス。
果実の要素は香り同様、またそこにガッツリとビターチョコタッチがドーンと効いてきます。
香りに比べると舌にのせた時に思いの外ドライなのは驚くかもしれません。
もっと甘さがあろうかとおもいきや、チョコのビターさと果実の酸が全体に迫力を持ち続ける辺りはフランチャコルタや米国泡の良品のバランス感覚な気もしますネ。
アフターにちょっと苦味が残りがちなのが、これを最高点とまではしない要因かな。個人的にはいらない要素。
いずれにしても、全体においてバツグンにドンッ!と構えてくるパワフルな泡。
若いヴィンテージのドン・ペリニヨンには一番近い他国の泡で今のところあるかも。

まさに我様!(ただし油断するゾ!)

各ワイン、総じてシャンパーニュならドンペリとか寄りであり、相対的モデルとしてはフランチャコルタの方が類似があるかもしれません。
要するに私好みであります!

コストパフォーマンス(最大5pt)
ロゼ、クライヴ:♥♥♥♥(個人的には+♥)
ブラン:♥♥♥♥♥
この贅沢を5000円アンダーであるぞッ!
南アフリカワイン最大の良点は味もそうなんですが、やはり価格。
ロゼ2000円前後、ブラン2500円前後、クライヴ5000円程度・・・・・・なにこれ、正気?
値段まで考えると、秀逸なのはブラン2010であまりのクオリティの高さに衝撃を受ける人が多いことは間違いないでしょう。
ロゼを最高にしない最大の理由が、ブラン2010が2500円だからです。普通に単品だけで記事にしてたら満点ッス。
クライヴはグッと値上がりますが、更にリッチさに満足したいならばそれでも買いのワインになっています。
プレゼントやワイン会にはここ最近更新の泡各種の中では一番向いていて、オバマ関連話などが話せればそこそこに盛り上がるでしょう。役職があがった人とかへの贈り物には最適。
全体にパワフル系なので、ウェルカムドリンクよりはプリモピアットぐらいから注いでもいいんじゃないかという、「コースを一本で終わらせる事が出来る」ぐらいの贅沢さに満ちた逸品達です。

というわけで、グラハムベックを褒めちぎりましたとさ。
このところの南アフリカで感じるのは「個々の個性や理念がしっかりとほぼ感じられる」事でしょうか。
テロワールの差・・・で片付けるよりも、造り手の方向性の差でしょう。各々に最も好きなシャンパーニュが違いそうな気がします。
そして、どれに関しても(あ、ポングラチュはちょっとな・・・・・・)コスパがバツグンに良いのを特筆する必要性がある程です。
もしも、週末にリッチな気分になりたいならグラハムベックは特にイチオシ。
是非メソッド・キャップ・クラシック、ご堪能ください。

価格以上とはまさにこの事!



オバマの次は誰になるんでしょネ?
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| 南アフリカ | 23:22 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

怒涛の泡物記事更新、シャンパーニュからワインに嵌った私としては興味深く読ませてもらいました(^.^)
ドンペリスタイルですか、先日ドンペリ2004を雀の涙ほど試飲してきたので味を覚えてるうちにグラハムベックを試してみたいですね、というかグラハムベックブランドブランとクローヌポチりました(⌒-⌒; )
仲田さんのクレマンも非常に気になるので近いうちに買ってみます(^.^)
しかしオバマ大統領が買ってたというのも凄いですね、ワイン好きとは知ってましたが(⌒-⌒; )

| ラヲタ | 2016/02/12 20:32 | URL |

Re: タイトルなし

>ラヲタ様

うぇるかむ!

> 怒涛の泡物記事更新、シャンパーニュからワインに嵌った私としては興味深く読ませてもらいました(^.^)

マイナー気味シャンパーニュと南アフリカ泡でちょっとガッツリ更新してみました。
私は逆にそもそも「ビール呑むと酔っぱらいやすいのは泡の仕業だ」みたいな感じでビールから別のお酒に転身する中でワインにあってるので、泡物をちゃんと飲み始めたのはそれこそ最近だったりなので、ご参考になったかどうか・・・・・・


> ドンペリスタイルですか、先日ドンペリ2004を雀の涙ほど試飲してきたので味を覚えてるうちにグラハムベック試してみたいですね。

全体に南アフリカの泡は「濃度は必ず濃い」ので、その意味で「ドライすぎてハズレ」というのは少なめ。
その中でも、グラハムベックは濃厚な仕上がりになっています。ドンペリと比べるとリリース年号の観点からみて、よりドン・ペリニヨンの方が熟成要素(私がチョコとか書いてる瓶内二次の効果)が強まっている、のですがそのワインと類似しちゃうんでは?と思わせるだけの何かがあります。

>というかグラハムベックブランドブランとクローヌポチりました(⌒-⌒; )
> 仲田さんのクレマンも非常に気になるので近いうちに買ってみます(^.^)

アザースッ!!!!
グラハムとクローヌは比べるとなかなか面白いですよ。
仲田さんのも、仕上がりがしっかりしていてクレマンの中でもお買い得さがあって、もしかしてブルゴーニュのような単一品種で勝負する世界よりもアッサンブラージュが得意な人なのでは?と思うぐらいです。

> しかしオバマ大統領が買ってたというのも凄いですね、ワイン好きとは知ってましたが(⌒-⌒; )

オバマ銘柄、みたいな宣伝ジャンルがあるぐらいですからネ。
最近人気が落ちちゃってそういうのが目減りしてますが。歴代大統領は「ワインマニア」か「ワイン規制したいぐらい嫌い」か両極端な印象があります。

| シンク・プリテュール・ノブレス | 2016/02/12 23:10 | URL |















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