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誠実さあふるるRM、それは低価格NVでも! ジャン・ヴェッセル・ブリュット・レゼルヴNV

うぇるかむ!
昨日に引き続き、本日も旨安なシャンパーニュのご紹介をば。

201602051231136fb.jpg
ジャン・ヴェッセル・ブリュット・レゼルヴ
なお、ハーフボトルだったり。

ラベル・ストーリー(最大5PT)
♥♥♥
ラベルはこれまた古典的で、悪くはないのですが特筆して良くもないかなぁと(昨日のルナールは♥♥でもいいぐらいラベル地味だったし)。
ちょっと文字のバラバラ加減はきになるけど、まぁ鳥さんかわいいよね。
20160205123122c72.jpg
裏も極めて普通といっていいのでは無いかと。

造り手であるジャン・ヴェッセルは現在の当主の父の名前。
ブジィー村で1930年頃設立されたというファミリー経営が続くレコルタン・マニピュラン(小規模生産者)です。
特徴的なのはリュット・レゾネなどのやり過ぎない程度の自然派農法と所有地のピノ・ノワール比率、それと味わいのタイプが同価格で多かったり、上のクラスで結構実験的というか珍しい手法をとっていたりすること。
90%ぐらいはピノなんだそうで、これってそんなに多くもないパターンかなぁと。(シャルドネのが多い造り手の方が普通)。
なので、このワインも一番下のラインになるのにピノ80%シャルドネ20%というピノ主体の泡となっています。
特別な賞の履歴などはイマイチ見当たらなかったのですが、ジャンシスおばさんが「このRMはオススメ!!!!」と絶叫してるワイナリのひとつだったり、細かくこのワイナリをオススメするワイン関係者がいるかなーみたいな。
マイナめでマニアック気味なRMの、しかも低価格なのですがその実力や如何に・・・?

香り・味わい(最大10PT)
♥♥♥♥♥♥♥♥
極めて誠実なバランス型!
当ブログ、泡に関しては大体「繊細め」「バランス系」「パワータイプ」みたいな3分割をさりげなーくしてたりするんですが、これはまさにバランス型。そして、その中でも「秀逸なバランス」のバランス型ネ。
すごーくまっとうに丁寧に作られてるっていう印象をとても受けました。

色は黄緑系でそこまで濃くはないですが、泡は一本筋がとおって綺麗でした。
香りに柑橘が多めにほのかなチョコタッチ。この具合が弱すぎず強すぎないのが強みでしょうか。
味わいは非常にスッキリと整えられています。
最初の印象は淡麗なんですが、後からしっかりとチョコレートのタッチや豊かな果実感が立ち上がります。
果物の要素がなかなか多くて、グレープフルーツとピンクグレープフルーツの2つの二極ミックス風味が清々しい。
それでいて、後からしっかりとコクがありそれも果実の甘味や酸の立ち上りからくるもの。
口への入れ始めよりもアフターでちゃんとシャンパーニュらしいチョコの質感とミルキーさで整えてきて、果実主体→お菓子っぽいタッチという組み上げ方がとても丁寧に感じるんです。
最初の印象よりも、後々の方が濃く強く感じられる、割りと温度高め設定になってくると旨味が加速するタイプ(でも最初は冷やし目でキリリといきたい!自然にあがる温度にあわせてあげましょう)
バランス型に陥りがちなのは、まともすぎて面白みがなかったり器用貧乏であることが多いかなぁと感じさせる事なんですけど、ここにはしっかりとした「堅実さ」という名の個性が見受けられる。
普通をしっかり極めてる。そんな印象をもつ正統派にして王道を行くようなワインです。
デレマスだとしまむーッスね。普通のヒロイン。それもちゃんと印象に残る。

コストパフォーマンス(最大5PT)
♥♥♥♥♥
5000円アンダーの傑作!
正確には4000円ちょい。ワォ!
シャンパーニュらしい価格帯としては最下層に近しいぐらいの値段なんですが、味わいのバランスのとれ方は充分に一級品。
高額になればそりゃもっと濃さがあったり、世界観の広がりがよりスゴイモノもありますが、ここには忠実なシャンパーニュの基本と美味しさが込められているように思います。
この価格であれば、周囲の極めて良質な泡たちとも値段も対等。
シャンパーニュ入門にもぴったりなこのワイン、プレゼント用にはどーしても地味っちゃー地味なんですが、普段使い系やワイン会なんかでサクッと使うにはなかなかイケてると思いますヨ。
20160205123129fb6.jpg
こまかーい部分ではラベルもカワイイですよネ・・・文字列がスゴク惜しい気がする。

というわけで、ジャン・ヴェッセルのレゼルヴでした。
良くも悪くも普通、というシャンパーニュってかなり多く感じられるんですが(当ブログでも何本か散見されますネ)そのタイプの中の上位種って感じをこの価格で!
それが素晴らしい。実にユーザーをわかったワインですし、造りにしっかりとした何かを・・・・・・小規模生産者っていう文字列に我々が求めがちな堅実な人柄を・・・・・・感じる事が出来るワインだと思います。

このショップの御用達なワインらしく。いい笑顔です(CV:武内駿輔)

普通さを極めてる。
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