オタクDEワイン!シンクのティスティングノート

☆アキバ系ワインブログ☆

PREV | PAGE-SELECT | NEXT

≫ EDIT

こちらは南アフリカ最初の瓶内二次泡!なワイナリのトップキュベと優れたシャルドネ、その地域レベルで違うんじゃないかと思わせる個性。 シモンシッヒ・キュベ・ロイヤル&シモンシッヒ・ステレンボッシュ・シャルドネ2013

うぇるかむ!
昨日は「元祖シャンパーニュ」なルイナールの紹介でしたが、今日は南アフリカ版!
で、今回、スマフォを機種変更してから初の写真でお送り・・・のハズだったんですがちょっと手違いめいて画像サイズミスって現在ちょっと参ってます^^;
KIMG0101.jpg
シモンシッヒよりエステート・シャルドネ2013とキュベ・ロワイヤル2010。
同ワイナリのシャルドネ&泡です。

ラベル・ストーリー(最大5PT)
♥♥♥(歴史まで鑑みたいなら+♥?)
ラベルデザインそのものは、比較的地味だといっていいでしょう。
紋章にラベルというイタリアスタイルにちかい形。
40年というそこそこの歴史的(少なくとも南アフリカでは超老舗!)のワイナリ。
1971年にはスパークリングワインを作っていて、メソッド・キャップクラッシックをやっていたという。
ただ、そうした歴史的背景以外はあんまりテクニカルデータもないのは事実。

で、今回紹介するワインは2つです。

・シャルドネ2013。
このワイナリ、かなーり色々と作っているし老舗故に土地や買い付けも広いのでしょう、かなり色々作っています。
南アの大手(ベリンジャー的立場かな?)なのですが、その中でもシャルドネの評価が良かったり。
アドヴォケイトで92点の経歴や雑誌ワイン王国で絶賛などなど。

・キュベ・ロイヤル2010
あるとき、泡担当のジョアン・マラン氏がシャンパーニュに行って感動するワケです。
「ふわぁぁぁ・・・オイラもブラン・ド・ブランでシャンパーニュみたいなすっげぇ泡が創りたいなりぃ・・・・・・」
と思った彼は試行錯誤を繰り返し、1992年に上位ラインナップとしてこのワインをねじ込みます。
箱もついていたりしており、元祖南ア瓶内二次熟成に恥じぬよう作っている・・・みたいな感じ。
シャルドネオンリーで90%を樽、10%をステンレスで発酵し5年後リリースというプロセスです。

というわけで、これら2つのワイン特にキュベロワイヤルってどうなの?

香り・味わい(最大10PT)
シャルドネ2013:♥♥♥♥♥♥♥(個人的には+♥)
キュベロイヤル2010:♥♥♥♥♥♥♥♥(個人的には+♥)
本格の造り!大胆さも備えた仕上がりの妙!!
南アフリカは大手でもスゴイ(魂が抜ける音
なんて贔屓目だからでしょうか、あらためて感じさせるには充分なワイン質。

シャルドネ2013
KIMG0099.jpg
KIMG0100.jpg
新しいスマフォゆえ、画像サイズが大きすぎるのでサムネイルで掲載・・・許せッ!
色はそこそこに黄色みもあるものの、比較的薄め。
香りにコーンとシナモンシュガーというカリフォルニアライクな雰囲気を感じます。
焼きトウモロコシっぽいゴージャス系。
それでいて、味わいもかなーりカリフォルニアチックです。
バニラタッチははじめから多めにありつつ、酸のグレープフルーツはキッチリしっかりと感じられます。
ピーター・マイケルとかのスタイルに近いかな。
甘みはやっぱりどこかコーンを感じさせる懐かしさで、ほろ苦めのカラメル飴のフィニッシュ。
明らかに濃いタッチをしていて、それが非常にカリフォルニア上位連中のシャルドネに近くなっています。
濃く、コク。
甘味や酸味そのものは自然体でもあり、かつ凝縮もしているという高級品に出やすいバランスが感じられます。
複雑かどうか、というと多少物足りない面があるものの、まさにカリフォルニアの高額帯「っぽさ」で言えば随一かもしれません。
以前書いたソノマ・カトラーよりもソノマライクかもしれない・・・
贅沢系シャルドネとして合格点二重丸!でいて若い。女子高生的なポジションではあるけど、どこか色っぽい。

なんとなくこの辺りを個人的には思い浮かべたり。アニメ化おめでとうございます!

キュベ・ロイヤル2010
2016-01-16 23-34-14-814
これまた卓越したシャルドネオンリー泡でございました。ほんと、シャンパーニュは確実に大半倒せちゃってる。
あ、これ一応箱ついてるので色々出しておきましょ。
2016-01-16 23-32-29-480
正面。
2016-01-16 23-32-48-715
ちょっとシャンパーニュっぴ?
2016-01-16 23-33-33-977
割りとスルッと落ちそうな内箱。
写真ではわかりづらいですが、箱そのものはそんなにしっかりしてなくてちょっとやわやわなので注意ネ。

色は黄緑系めですがそれなりに濃いカラーリング。
香りの太刀筋がまずとってもいい!レモン系の柑橘果実とチョコという、シャンパーニュにとって欠かせないラインをキレ良く整えています。
味わいは最初にビターチョコの苦味を感じるのは特徴的。
それら柑橘とチョコというタッチから、ちゃんとミルキーな要素が立ち上がっていてただただ苦いだけや酸が強いだけにはなっていません。
この二段構えの構造が実にシャンパーニュ的。
それでいて、かなりドライであります。要するに甘味はすごーく抑えてある。
大人びた苦味があとまで引き、甘やかさはないまま柑橘果実のほろにがさがフィニッシュまで続きます。
ノンドゼなフランチャコルタとかにタイプは近いかもしれませんネ。
シャルドネのカリフォルニアっぽさとはうってかわって、こちらはブリテンが好きそうなドライタイプなのです。
私が経験した範囲では、一番ドライな南アフリカのスパークリング(MCCことメソッド・キャップ・クラッシック規格)かもしれません。
まさに高貴にして孤高。優雅な泡だと思います。

高貴な社会の高貴すぎるエンタメ感。まさにロワイヤル。王家っぽさがピリッとしています。

シャルドネとロワイヤルだと、同じワイナリだと思えないぐらいに大きく「造りの目指す差」が感じられます。低価格版の泡はなんとなーくシャルドネよりのアメリカンさな気がしてるんですが(未試飲なので今後試したい)ロワイヤルはそこから見るとすごくドライなんですね。
そして、それが結実して良いという。

コストパフォーマンス(最大5PT)
どちらも♥♥♥♥♥
ワォ!これが土地でも規模のデカいワイナリの仕事だって!?
どちらもケース買いイけそうな気がするワインなんですが、ちょっと特殊な味といいますか、クセはあるので注意かな。
シャルドネはピーター・マイケルに例えるとおり、カリフォルニアの高級ワインが出しがちな(ただ、まぁ、その域には届かないところもある)秀逸なシャルドネですし、キュベ・ロイヤルもそのドライさでありながらハッキリと果実の美味さが感じられるのはなっかなかありません。
で、シャルドネは2000円程度、ロワイヤルは3000円程度で買えちゃうのです。嘘みたいな話。
というわけで、普段使いのワインとして充分な価値があるなぁとしみじみします。これで、ティム・アトキンmwは5級つけてるんだから南アフリカはヤばいな!!!!!
ロイヤルの方は箱付きとはいえ、そこまでプレゼントに最適化というと多少疑問?(ロイヤルって名前率直すぎるしネ!)
まぁ、箱がない泡よりは少なくとも良いかなって具合。
あくまでも、まずは日常的に使ってその数倍の価値を体感できることが強みです。

というわけで、シモンシッヒよりシャルドネとキュベ・ロイヤルでした。
ちょっだけとクセがあるので万人にオススメとまでは言わないんですが、老舗でありながらこれだけ面白いモノが作れているのは驚き。
南アフリカは新進気鋭も老舗も活躍しまくってるのがイイですネ。と、相変わらず南アフリカにドハマりしてる私は思うのでした・・・

他国なら3倍は覚悟していい味がここにあります。

関連記事

| 南アフリカ | 23:31 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT















非公開コメント

TRACKBACK URL

http://sinquwine.blog.fc2.com/tb.php/906-ea181e16

TRACKBACK

PREV | PAGE-SELECT | NEXT