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ホナータ・ティスティングイベントに行って来ました!~サンタバーバラの土地を学ぶ。

うぇるかむ!
本日は、池袋東武で行われていたホナータ・イベントのレポです!

*今回のレポは完全にワインを知っている人向けの内容です

内容はホナータというワイナリーで作られる4種類のワインティスティング+醸造家の来日プレゼンというもの。
来日した醸造家はマッド・ディーズ。
イケメンです(写真問題がある場合はお知らせください)
742981489.jpg


今回はこちらのワインショップで行われるイベントの中でも、珍しく細かな情報フライヤーが配られたので端的にホナータについてフライヤー&マッドのコメントから解説。

・産地はカリフォルニアのサンタバーバラの丘地。600エーカーの敷地内に50のブロック分けがされて、様々な品種(国際品種赤白は勿論サンジョベーゼなどもある)が植えられている。土地内でも気象の変化がかなり激しく、サンタバーバラの中でも内陸にあるため海沿いに比べると涼しくない。
・そんな土地だが、かのラトゥールの醸造チームに視察に来てもらったところ「アスパラガスを植えた方がええで、こんな所www」と一蹴された場所。
・ワイン名の「ホナータ」とはスペイン語で「高い樫の木」の意味。昔はランチョ・デ・カルロス・デ・ホナータ」とという旧メキシコ領だったことをヒントにスペイン語をワイン名につけている。
・総支配人は過去最高額カルトワインでも有名なスクリーミング・イーグルのオーナーチャールズ・バングス。またアドバイザーに年3回程度ミッシェル・ロランたんがやってくる。
・2011年までのメイン醸造家はスクリーミング・イーグルのアンディ・エリクソン。一緒にやっていたマッド・ディーズに今は引き継がれている模様?
・現醸造家のマッド・ディーズの履歴は、ナパの超級ワイナリーのスタグリン→ニュージーランドの単一畑シラーで有名なクラギー・レンジ→2004年に当ホナータ。
・↑という訳でマッド氏はナパ系の国際品種とニュージー系のシラーやピノの作り手経験者=600エーカー数種類の葡萄品種という条件に対して均等に見れる
・評論家各位の評価は高く、パーカーたん「彼らがあの土地でボルドー品種で成功したことは度肝を抜かれた」とかヒュー「この地区で自信を持って造られたボルドー系は隠された逸品」などなど。パーカーポイントも90点超えが概ね。

大体こんなところでしょうか。
で、今回折角の機会なので以上を踏まえた上で質問をしてきました(以下、Qが私でAがマッド氏。なお私は英語出来ないので付き添いの翻訳者交えて)

Q:サンタバーバラといえば、ピノなどのイメージがあります。またマッド氏はニュージーでもワインを作っている。しかしシャルドネやピノを作っていないっぽいのは何故?

A:海からは大分離れるので、ピノやシャルドネ向けの土地ではないから。サンタバーバラというと海風で涼しい印象が強いが、その範囲は非常に広い。海に近い地域はピノが主体になるが、内陸に向かうほど濃いものがいい。
シャルドネだったら、この辺りの地域はフランスを上回る優れたシャルドネが出来るよ
(フライヤーについてたマップを手で指しながら)
santaine.jpg


Q:スペインめいた名前を使っているけれど、シラーとも相性がいいテンプラリーニョとかグルナッシュはやらないの?

A:私達はやっていないけれど、ホナータの近くにある私の友人のワイナリーはテンプラリーニョやムールヴェルドル(モナストレル)を作り始めているな。

Q:プティ・ヴェルドを5%と少量ワインに加えているのは何故?

A:味を整える役割として、重要な意味を成している。わずかなブレンドでワインの深みをあげてくれるから調節役として加えているんだ。

Q:フランをメイン品種にしてるんだから、折角ならサンテミリオンブレンドのメルロ主体作ればいいのに。

A:メルロとその他品種の収穫時期が違い、ホナータではフランを大事にしているからメルロを主体に出来るほど作っていないし取れない。フランは栽培が難しく、最良の収穫時期は年間でたった2日程度。タイミングを逃せない品種なんだ。だからフランに全力を出しているし、メルロ主体を作る予定はない。


……というところで。
最後に、イベント全体の様子を大まかにまとめると

・何度かここのイベントに来ていますが、その中では人入りが少なくまた人のハケも早かった(他イベントがガヤだったりムエックスだったりするのもあるけど)
・っていうか人のハケ早すぎる!ラスト15分ぐらい私と他数人しか客がいなかったぞぅ!?マッド氏も醸造家としてはかなりのモンだと思うんだけどなぁ。
・ワインわかっている人や英語の出来る人はガツガツとマッド氏に話しかけていたのであった。醸造家来日イベントって結構そうだけど。
・ホナータ自体の評価は、来ているセレブレティ(苦笑)にはウケが悪かった様子。アメリカに期待される濃い作りではなく酸味が強い仕立てだった為か。値段も6800円~なのでボトル購入も少なめだった。
・私、何故か最後の店員&ゲストの記念撮影に一緒に写るの巻。
・そして最後に「私も日々勉強している、君も頑張ってね」みたいな事を英語で言われる。

個人的にはサンタバーバラの印象を変えて引き上げられた点、またミディアムボディやブルゴーニュ=女性ウケするとは限らないというのが解った非常に有意義なティスティングでした。
こう土地に迫るとワイン呑んでるなぁって気がしちゃいますねぇ(ミーハー)



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