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来年の成人式にも如何?カルトボルドーの旗手が作る、マイナー地域の優良品古酒。 ロック・ド・カンブ1996

うぇるかむ!
今日はそういえば成人の日だったようで・・・(今の今まで忘れてました)
ということで、そんな年代のワインでの更新です。

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ロック・ド・カンブ1996
あ、改めまして成人の皆さんおめでとう!ゴミのようなダサいゴミ居酒屋カクテルは捨ててワイン呑もうね!!(迫真

ラベル・ストーリー(最大5PT)
♥♥♥(+♥?)
ラベルそのものはシンプルですね。
いかにもボルドーワインって感じのデザインとなっています。なお、パニエ入りなので裏およびインポーターまではわかりませんでした。

造り手はフランソワ・ミジャヴィル氏。このワインよりもシャトー・テルトル・ロートブッフの造り手として知られている人です。
フランソワ・ミジャヴェルの本懐であるテルトル・ロートブッフはそのクッソ汚い名前(知りたい?なら検索すべし)に反して「ヴァランドローを超えるカルト右岸」「ペトリュスと並ぶシンデレラワイナリ」「 アンリ・ジャイエのような人だ」などの異名を持ちます。
事実、ミジャヴィル氏が関わってからのパーカーたんの評価は明確すぎる程あがるんですネ。それこそ実は提携されると噂される程。

そんな彼が、思いっきりマイナーなコート・ド・ブールに資産目的で1987年に入手したのがこのロック・ド・カンブというワイナリ。
元々のロート・ブッフが好評化なのも手伝って、このドマイナーな地域の筆頭と世間ではかき立てている状態。
っていうか、私、恐らくコート・ド・ブールと表記されてるワインは初めて呑んだ気がします。
結果、マイナー地域のメルロ主体(マルベックなども含む)な右岸クラレットでありながら、一万円前後だったりするワイナリです。
また、某ワインショップの雑誌にしょっちゅう出てる名ソムリエも古酒のお値打ちというとしょっちゅう提供しているワイナリなんだとか。
さて。そんなワイナリの1996年というちょっとした20年モノの古酒。実際問題どうなのでしょうか?

香り・味わい(最大10PT)
♥♥♥♥♥♥♥♥
ボルドー古酒らしさがしっかりと!
ああ、ボルドーのワインなのだな・・・とシミジミしますネ。
あくまでもボルドータッチの右岸系。それが20年程度でどうなるのかをよく表していますし、その整いが良い。
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色は中心はクリアレッド程度であり、エッジにこそオレンジが見て取れますが年号にしてみれば若い部類でしょう。
香りにカシスと同等にオレンジっぽい要素があり、ミルキーさや青臭さがありません。
古酒としての立ち振舞がしっかりしていて、オレンジ感覚などもありつつ、全体には整いが綺麗です。
味わいは古酒らしさが多く、酸はそこそこ強め。ですが、ダシ感とカシス要素、梅っぽさなども含めて丁寧な仕上がりになっています。
タッチは水っぽさもあり、古酒らしいんですが、雑味は少なく。
この日呑んだ他のワインが濃かったのもあって、全体には薄くも感じられるメルロ主体なものの、その本質にはボルドーの質感と丁寧さが感じられるといっていいでしょう。
所謂シンデレラワインの造り手なので「熟成すんのwww」みたいな方もいるでしょうが、間違いなくこれはしっかりとしかも丁寧に熟成してますネ。
むしろ、ちゃんとしたタフなワインだとすら思います。右岸スタイルの熟成として信用していいと思う。
印象としては、黒タイツのちょっと大人なOL系お姉さんってところかな。アニメ系業界って何故か「30を超えるとオバサン」っていう不問率があるんですけど、その意味でギリギリ28ぐらいでまだ未婚なギリギリお姉さんキャラみたいな。マミさん何十歳シリーズに似る。

コストパフォーマンス(最大10PT)
♥♥♥♥
マイナー地域なのにってのはちょっとある・・・
ドマイナー地域のワインであるにも関わらず「このワイナリのセカンドで5000円」というお得なんだか高いんだかびみょーな価格だったりするワイナリです。
このロック・ド・カンブに関しては安いヴィンテージで8000円程度です。これを「フランソワ・ミジャヴィルだからな!」ですませるべきかどうか。うーん、その意味では当ブログ最高点とはしないかなーみたいな。
しかしながら、品質には確かなモノを感じます。
ボルドーが大好き!という人であれば試しておいて損はないでしょう。プレゼントにはマイナー地域ですし年号に意味を見出さないと向きませんが、ワイン会とかなら「渋くてセンスあるな・・・」と一目置かれうるワインだと思いますヨ。
料理もそこそこに品がいいもののがオススメかな。

というわけで、ロック・ド・カンブ1996でした。
全体にセンスのある右岸系って感じの印象をもつワインでした。
また、恐らく当時は「評論家好みで熟成しないワイン」と周囲からは揶揄されていたに違いありません。
そういうワイナリの今、是非ご体験ください。ワインの熟成とは、いかなるものか・・・体験できる、かもネ!

来年の成人式に如何かしら?
ロック・ド・カンブ [1996]

ロック・ド・カンブ [1996]
価格:11,880円(税込、送料別)


マイナ地域のワインとしては正直高いッス。

熟年の実力者という風格
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