オタクDEワイン!シンクのティスティングノート

☆アキバ系ワインブログ☆

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モンラッシェじゃないか!と叫ばずにいられない南アフリカ最強クラスのシャルドネ!! クリスタルム・ジ・アグネス・シャルドネ2014

うぇるかむ!
去年のワインライキングを発表しておきながら、まだ消化していないものが幾つかあるので、今日はそのうちのひとつを・・・・・・

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クリスタルム・ジ・アグネス・シャルドネ2014
来いよアグネス!武器なんか捨ててかかってこい!!

ラベル・ストーリー(最大5PT)
♥♥♥♥(個人的には+♥)
ラベルそのものはシンプル。なんですが、どうやら今回サインボトル手に入れたっぽいのですよね(お店の人に聞いたら「いや、うちは銀色だから違います・・・」なんて言われたけど、多分これたまたまサイン入ってるんだと思う)

TKEYR.jpg
裏もドシンプル。この辺りはもうちょっと遊んで欲しいなぁ。

造り手はアラン兄弟という二人の豪傑。
彼らは同地のワイナリの息子なんですが「世界を革命する力をッ!」と、独立して2007年にワイナリを立ち上げます。
07年・・・・・・うーむ、めちゃくちゃ若いです。
テクニカルデータを見ても、この地域では多い「買い付けブドウによる醸造」ですし、「天然酵母とフレンチオーク」という基本パターン。
なのですが、イギリス系のライターが尽く絶賛。ジャンシスおばさんは「今年の素晴らしいワイナリのひとつ!」と絶叫しますし、ティム・アトキンmw兄貴もサクッと南ア一級ワインに認定。
特にピノで評価をあげているみたいなのですが、今回はシャルドネのマルチヴィンヤード版です。
さて、イギリス人たちをうならせる新進気鋭とは如何なものか?

香り・味わい(最大10PT)
♥♥♥♥♥♥♥♥♥(塩っぽいの好きなら+♥)
モンラッシェ!!!!!
あ、これ、モンラッシェ。そう一撃で思う感じ。
正確には若いモンラッシェ。シャブリともちょっと違った濃い口と塩っけ(ミネラル感)、あの感覚が間違いなくあるのです。

色はなかなか若い割にゴールド感が多めだったりします。
香りには若いからかバニラ感もありますが、かなりレモンのような酸味が多くあります。
味わいはまずアタックの塩っぽさが、特徴的。
なめらかな口当たりながら、しょっぱいぐらいのピンク岩塩。そのツンツンした印象に一見見えますが、柑橘のフレーバーが品が良く甘味も提供してくれています。
ボルディエバターのようなミルキーなタッチ、ちょっとだけケモノっぽい毛皮感が少し、その間もずっと塩っぽさは継続しつづけ、長いフィニッシュ。
コーンっぽい要素なども奥の方に感じられ、果実も強くそうした部分を見ると新世界ワインかな?とも見えるんですが・・・・・・それを覆うように擬似モンラッシェな清涼感のある塩ミネラルっぷりが秀逸なのです。
また、そういうワインなので結構日持ちが良いです。事実、ほんの一杯分だけ残して今の常温で蓋だけして実は今日改めて呑んでみたのですが(10日ぐらい?)マイルドさが増しつつ更に整いも良くなっていて完全に「超熟も予感させる」代物でした。
これは果実、醸造の両方が優れている確たる証拠。
ケモミミが生えたちょっとツンなファンタジーキャラとの一日を連想させうる逸品。最近だとグランブルーファンタジーのフェリちゃんが私のイメージ。ツンなように見えて意外と狼狽えやすく、品よくかわいいのである。

コストパフォーマンス(最大5PT)
♥♥♥♥♥
見かけたら迷わず購入するべきワインのひとつ
このワイン、私は「白や泡のワイン総合」でランクインさせましたが、価格に驚いて欲しい。
4000円あるとお釣りがくる。ワォ!
そんな価格でモンラッシェ以上のモンラッシェが味わえると思っていただいてok。
流石にラベルを見ながらだと「シンクさん、大声出しすぎだろwwww」と笑われるかと思うのですが、是非ブラインドティスティングをしてみてください。
通を名乗る人ほど率先して「これはモンラッシェ!」とドヤ顔をかましてくれるからネ。

というわけで、クリスタルムのアグネス2014でした。
私個人の感覚としては、多くのブルゴーニュ(赤白両方)はこれまた多くの他国の同品種に大きく差をつけられているのでは?なんて大仰に思うこと数知れずなんですけどここまでハッキリと「モンラッシェに似ている」と思わされるのも珍しい気がしています。
これぞ南アフリカ。ブリテン人は10年は早くコレを開拓したというのだから恐ろしい事ですナ・・・・・・

去年は買えたように思ったんですけど、今はネットショップはどこも売り切れてるみたいですネ・・・残念。

フェリちゃんを舌で感じろ!
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| 南アフリカ | 23:04 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

キチンとコメントさせていただくのは初です。
シンクさんはじめまして。以前から拝見させていただいています。

クリスタルムは赤に大変感銘を受けましたが、
白の中級レンジもシンクさん評価でこの高得点ですか…。
ティムアトキン氏もアグネス93点、クレイ94点評価とのことで、
お値打ちぶりでいうとこちらが上なのでしょうね。

味わいとしては、塩気強っ!!!という味わいでしょうか?
(その手があまり得意ではないため…)
買えたとしたら、がついてしまいますが今後の参考になりました。



南アのワインは個人的にも大変好きで、
こちらのブログで取り上げられるたびにテンションが上がります。
今後も応援しております。

| KOZE | 2016/01/04 20:28 | URL |

> KOZE様

うぇるかむ!

>コメントさせていただくのは初です。

あ、ドーモね!

>クリスタルムは赤に大変感銘を受けましたが、
白の中級レンジもシンクさん評価でこの高得点ですか…。
ティムアトキン氏もアグネス93点、クレイ94点評価とのことで、
お値打ちぶりでいうとこちらが上なのでしょうね。

実はわたし、赤もちょっとだけ試飲したことがあるんですが、あれほぼブルゴーニュ、しかもニュイのプルミエクラスですよネ。
さておき、実は私が「モンラッシェやシャブリっぽい塩加減の高さ」は苦手だったりするので、そうでなければもっと評価が高かったかもしれないというぐらい。
シングルヴィンヤードとの差は数千円なので、どっちが良いかは両方試さないと判別むずいかもですネ。ただ、この段階で旨いのは確かです。

>味わいとしては、塩気強っ!!!という味わいでしょうか?

強いです。若いモンラッシェ系と酷似します。
どれぐらい酷似するかというと、佐野研二郎デザインぐらい。
そういう意味では万人向けでないと思うのですが、しかし最高峰のワインの質に完璧なまでに近い・・・・・・いえ、一部のダサい造り手の作品だったらモンラッシェよりも素晴らしいモンラッシェになっているんじゃないかなぁって。
(同じ塩系のシャブリとしないのは、シャブリにあるような海塩っぽさでもないからです)

>南アのワインは個人的にも大変好きで、
こちらのブログで取り上げられるたびにテンションが上がります。
今後も応援しております。

いやー、私もテーブルワインは南アばっかり買ってまして最近。3000円前後ぐらいをテーブルに定めると南アは宝庫という他ないんですよネ。それで興味持ってステップアップしても5000円とか1万アンダーですよ。
最近では私、「南アの1万円とか他国の1万円より当たり多いからお得率たかいゾ」ぐらいの偏執ぶりです。
が、実は南アワインやった回ってブログのアクセスの伸びは悪かったりします(当然、フランス系のタイトルの時が伸びが良い。皮肉にも今回モンラッシェとタイトルに入れたから伸びが良いOTL)

打倒フランス!な感じで今後も南アはとりあげていきたいですね(フランスにも良いワイン沢山あるけどネ)

| シンク・プリテュール・ノブレス | 2016/01/07 23:16 | URL | ≫ EDIT















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