オタクDEワイン!シンクのティスティングノート

☆アキバ系ワインブログ☆

PREV | PAGE-SELECT | NEXT

≫ EDIT

アルザスの泡、そのミルキー&キャッチーな感覚 ジョセフ・グリュス・エ・フィス クレマン・ダルザス・ブリュット・キュベ・プレスティージNV

うぇるかむ!
そういえばクリスマスも近いからって泡で更新を今月前半行ってた事を(自分の事なのに)すっかり忘れていて、ふと思い出し更新!

a33vH.jpg
ジョセフ・グリュス・エ・フィス クレマン・ダルザス・ブリュット・キュベ・プレスティージNV
長い名前ですが、要するにアルザス地方の泡ネ。

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥
この普通さといったらとにかく普通。あまりに普通すぎて、これが実は「通常版のちょっとだけいいやつ」であることがわからないぐらい普通です(このワイナリ、プレステージって下の方に書いてないバージョンが実はあります)。
Lq9lt.jpg
裏もふっつーな感じかな。

そんなこんなで普通なワイナリといった佇まいなんですが・・・・・・実はすごいなんてこともなく、古くは1963年にジョセフ・グリュスって人がアルザスに設立してから家族経営しているアルザスのワイナリです。
グランクリュ所有ワイナリでもありながら、特筆されているようなこともなく、あとはもうテクニカルデータのみしか情報入手出来ませんでした・・・・・・。
ハッキリ言ってしまうと地味です。このキュヴェ版と通常版の違いも「ちょっと熟成期間長いよー」という話。つくづくまで地味!
ついでに、クレマン=シャンパーニュじゃないのぉ~みたいな節まであって、他国以上に蔑ろにされやすい傾向があるのも事実。
またこれ、アルザスモノなのでリースリングとかが入ってたりします。
……しかしながら、このワイン、試飲会中では結構人気があったワインで、私以外の人は大体こっちが低価格では良いとしていた泡だったりします(私は絶対に断固としてコルマンのが旨いと言い切るけどネ!)
というわけで、偏屈な私以外にはこの地味さでありながら人気だった泡、それは何故か?

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥♥
ミルキーさと苦味が混合して複雑っぽい気がするからです
リースリングとか地品種とかが入っている為なのか、かなりミルキーなキャラや香りの甘さがあるにもかかわらず、どこか複雑な気がするちょっと不思議ちゃんなところがある訳。
その部分が評価されたのだろうと私は分析します。サクッと呑んだ時に、ひときわミルキーでわかりやすいのです。

色は薄みでクリア寄りですが、多少黄緑感あり。
香りにバニラのタッチが異様にします。樽は使っていないらしいのですが、妙にミルキーな感じで、コーヒー用クリームのクリーム部分と柑橘がミックスされた感じ。
トースト、というよりは生クリームなんですよね。リースリング要素があるのか少し青み(と苦味)が含まれているのは特徴。
味わいは同じようにミルキーさが主体。とかく牛乳的ともいえるミルキーさをベースにしていて、それでいながらライム感があってちょっと苦い。
その対立主義が「ミルキーだけど本格っぽい?」を体現しているような気がするという構造です。
泡の質やなめらかさそのものは普通といいますか、むしろそうした味わいの要因上ちょっと引っかかりを感じやすい作り。
結構甘味は多くて、それも柑橘寄りというよりはシロップ的であり、総じてちょっとしたプリン系のデザートチックでもあります。
食中にとインポーターとかは推奨していますが、ウェルカムドリンクかアフター向けでしょうコレ?
華々しい訳でもなく、素朴めな質感であり、どこかジュヴナイルな印象を与えてくれる品です。
若いんだけど、なんか苦い。そんな青春ラヴコメディ的なタッチ。ただし、リアル感とか少女漫画っぽさは低くて、少年誌系です。
わかりやすいといえば良いし、単調といえば悪い・・・的なネ。

コストパフォーマンス(最大5pt)
♥♥♥
2500円ぐらいの泡、としてはミルキーな部類で、この価格帯だと味気ないストレートすぎるものが多い中では健闘してる感はあります。
地域やブレンディングからして、ドイツが近い訳であり、どっちかというとゼクト好きな人向けのワインだろうとも思います。
キャッチーなわかりやすさという観点では確かに優秀でおおらかなタッチも含めて、比較的初心者向けのワインだと言えるでしょう。
というわけで、めちゃくちゃ詳しい人に提供するよりも、あんまり詳しくない人に出す方がオススメではあります。
(これは良い意味でも、悪い意味でもあるかな・・・・・・ようは使い方ネ)
ハウスワインとしては、ウェルカム寄りでありあんまり料理と出してもなぁという気はするので、休日に飯抜きでダラダラとネットサーフィンしながら呑むのに向いたタイプ。
きがるぅーな一本でしょう。

というわけで、アルザスの泡でしたとさ。
ドイツ系っぽさはとてもあって、地域の特徴というか面白さはあるワインですネ。
こういう泡もあるんだなぁ・・・と感じていただければベスト。

試飲会当日に投票があったら、もしかすると総合一位すらありえたでしょう・・・私は南アだけどナ!

どこか「っぽい」な感じとストーリー性は低い辺りはこれっぽい(ぽぽいぽいぽいぽぽいぽい)
関連記事

| フランス | 22:34 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT















非公開コメント

TRACKBACK URL

http://sinquwine.blog.fc2.com/tb.php/862-7b5d44ab

TRACKBACK

PREV | PAGE-SELECT | NEXT