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ロダイのカルトワイナリ?ジンファンデル売上NO1ワイナリを色々試してみた! マイケル・デイヴィッドより4つの試飲~セブンデッドリー・ジン、プティ・プティ、シックス・センス、アースクエイク~

うぇるかむ!
久々な気もするカリフォルニア、それもロダイから4つのワイン!!

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マイケル・デイヴィッド・ワイナリーより4つの試飲!

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥(個人的には+♥♥)
なんだこのラベル郡は!
と、思わず唸る、カルトっぽさがあふれるデザインセンスです。こういうのを高く評価しちゃう当ブログは、そりゃ最高点に無理やりする訳です。

造り手のマイケル・ディヴィット・ワイナリはロダイの生産者。フィリップスファミリーによる家族経営ワイナリです。
なんと、ここ専門めいたインポーターによる日本輸入です
詳しい経歴そのものは、公式で見ていただきたいネ。
で、このワイナリ、まずパーカーたんが2003年には見出してたりします。
「やべぇよやべぇよ・・・(震え声」
とか言いながら、ヴァリューワインとして必ず評価しつづけます。
ガッローニがカリフォルニアの評価をアドヴォケイトで行ってた時期ですら、自分でパーカーたんは呑んでいたというエピソードはあのコーラ育ちのメリケン弁護士をメロメロにしている様の象徴でしょう。
そして2014年にはレーヴェンズ・ウッドよりもジンファンデルを売るロダイのワイナリになったとか。

今までは「ジンファンデルといえば、ロダイ。ロダイといえばレーヴェンズ」というようなトンチキも多くいましたが(そもそもからしてターリーのがジンファンデルは評価高いだろ?というのはありましたし)ロダイでぴしゃりとレーヴェンズを超えたワイナリとなっています。
で、このワイナリ、田舎系なローヌ品種とかシンフォニー(マイナーめなカリフォルニア白品種)などもやっており、品揃えが日本に入ってきているだけでも結構多く、またどれもラベルがカルト系というスタイル。
今回はその中から4種類。さてどんな具合かといいますと・・・・・・

香り・味わい(最大10pt)
ジン:♥♥♥♥♥♥♥
シラー:♥♥♥♥♥♥
プティ・プティ:♥♥♥♥♥♥♥♥
アースクエイク:♥♥♥♥♥♥♥♥
ド濃い系のド直球
濃いワインのらしさをたっぷりと積み込んだワイン郡だと思います。2段階だと良い側、3段階だと普通に位置しそうなタイプとも。
ベースになっているのは紫の果実のパワフルさ。そこから品種ごとの組み込みの差になっています。
中でもプティ・シラー主体がベスト(故にプティ・プティを呑んだ後でアースクエイクを買ったのですが)。
(*なお、平行で比較試飲を今回した訳ではなく、個別に時期も別々で今回呑んでいます。一番最古で一ヶ月以上前のノートです)

ザ・セブン・デッドリー・ジンズ
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これが去年最も売れたジンファンデル。
7つの大罪をモチーフにしたワインとなっていて、7つの畑と7人のロダイの先人達に敬意を評してもいるというデザインです。
ちょっとチープさもありつつ、実に当ブログ的に推したい感じのデザイン。

色はかなり黒に近く、ギリギリ透けるかなといったところ。
香りにアルコール感とラズベリーやクランベリーのミックス。あとあとブルーベリーがやってきます。
全体に果実感が重たくて、あんまり華やかではなかったり。
味わいはかなり甘味が強いパワフルめのワインとなっていて、とってもアメリカン!
強い果実ジャムとシロップの甘さ、それとプーアル茶や紅茶やほうじ茶などの赤茶の印象がまさにジンファンデル。
どこかそうした東洋のタッチがあり、口当たり自体は中庸なのに濃くガッツリとしています。
酸味などもアフターにちょっと効いているものの基本的には単調。
ミルキーな甘さも多く、全体にどっしりしっかりとした味ではあります。カンフーガールやな。

ジンファンデルの中国茶ぽさが個人的にあんまり好きじゃない要素だったりするのですが、正統派なチャイナキャラという意味では好きな人はたまらないのかもしれぬ。

シックスセンス
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カリフォルニアでは最古クラスのシラーの畑なんだとか。珍しいロダイシラーでもあるかと。
第六感と銘打ったこのワイン、裏ラベルのこの目がウリ文句でありシークレット的にどこもしてるんですが当ブログでは公開してしまうのであった(売上に響いたりはしないと思うけど大丈夫かしらん?)
なお、現在の栽培家のケヴィン・フィリップスの目なんですって。へー。

色は赤紫。ガーネットですが紫寄りですし、透けはあまりない感じ。ただ、この4つの中では一番カラーとしては薄いかな。
香りにブルーベリージャムやプラムっぽさとチョコっぽい要素が半分ずつぐらい。
これまたあまーいジャム系の印象でありつつ、そこそこ酸もあるんだろうなと予測させる果実重視。
味わいも同様で、そうしたジャミーな印象を中心にココアパウダーがかかているようなタッチ。
多少VVらしい滋味を感じるような気もしますが、全体のボリュームが大きめなので探そうと思えばって所。
スパイス要素が少ないシラーで、アフターも甘味部分を多く残しつつ、少しキュッとしめるように紫果実の酸味が出ています。
そうした甘さの多いシラーでありつつ、意外なほどベタつく感じはないので割りとゴクゴクも飲めたり。
三村かな子系、あまあまぽっちゃりなタッチだったりします。

とはいえ、やっぱコレは張っておかないとならないのである。一度見た後にメイキングみると面白さがわかる映画だったよネ。

プティ・プティ
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ゾウさんがかわいい!
一番お気に入りがこのプティ・プティです私。なおアメリカの評価誌では異様に良い評判で、ワインエンスージストに至っては年間2位、パーカーたんのプティ・シラー一位。
めっちゃでかい味!という表現にサーカスの象二人(これはおそらく創始者の兄弟二人の意味もこもってます)という内容。
裏のバルーンにもポエムが書かれている訳ですが
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というわけで、多分いちばん力入れてるワインなんじゃないかしらコレ?

色はほぼ黒といった感じで、透けもほぼありません。
香りにバニラ感多めにウィスキー漬けなレーズンや干しぶどう。
この段階でパワフルです。若いアマローネ(陰干しブドウワイン)みたい。
味わいもとにかくパワフルになっており、紫果実の爆弾的果実感!
ブラックベリーのあふれる筋肉ムキムキマッチョマンなティストではなっからタニックにぶち込んできて、そのまま殴りっぱなしジャーマンなフィニッシュ(何いってんだ私?)
紫の果実感とミルクチョコレートの濃縮したバーというのが一番近い食べ物かな?
最初から最後までタニックさと甘味の多さで殴りつけるようですが、ただしシロップすぎてダサいという感じにもなっていないのは特徴。
また、ゾウの絵柄だからといってケモノ感とかは別にないのは知っておいてネ。
まさにパワーのサーカスショーです。アメリカ人好みの映画ライクすぎます。

デーン

アースクエイク(プティ・シラー版)
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地震をテーマにしたラベルです。飲めば人々の感覚に激震走る!みたいな。
このアースクエイクシリーズが上記までのラベルの上位版シリーズになっており、この地震柄で何種類かあるのだとか。
ぶっちゃけ下位シリーズの方がラベルデザインはいいと思います今回はその中のプティのみ。

色はプティ・プティよりより黒くなり、透けもなくなっています。まさにガッツリとしたカラーリング。
香りにレーズンや干しぶどうが感じられるのは変わらず、それがよりいっそう強くなり、香りからもチョコレート的なビターさが加わっています。
味わいのチョコレート加減も極めて濃厚。
プティ・プティに比べるともう少し複雑、というか段階的な作りになっていて、チョコレートの甘苦さをまずスタートにしてそれからレーズンの果実、アフターにブラック系ラム酒を入れたような形に。
スパイス要素はなく、このチョコバーボンみたいな海外のオジサン的組み合わせをやりぬいて力強くフィニッシュ。
なんだろう、よりマルベックとかに近い印象になったような気もしますネ。
とにかくパワーの極めて高いワインであり、ポネンテのようなデキャンターポワラーを使ってもその濃ゆさが拭えなかったほど。
あんまり濃く、全体に重たさがあがっているので、好きな人はこれ凄く好きなんでしょうけど、上記のプティ・プティのが呑むならいい気もします。
とにかく重たく濃いワインを、という意味ではベストの域で、濃い。

火力の高さはピカイチですが、「オーバーキル出来るほどだけど燃費悪いし・・・だったら長門にするんだよなぁ」という感じの位置付け。

コストパフォーマンス(最大5pt)
プティ・プティ:♥♥♥♥♥
ジンファンデル:♥♥♥(ジンファンデル好きなら+♥)
シラー、アースクエイクプティ:♥♥♥
ゾウさんは濃いの好きなら買いの逸品
ジンファンデルがウリ、かとおもいきやプティ・シラーのワイナリーだと思います。
プティシラーの二種は、価格なども加味すればプティ・プティの方がいいだろうと思いますネ。
ジンファンデルは全米売上NO1というだけあって、アメリカンジンファンデルを見たい人にはたまらない商品ではあるかと。
シラーはそれらに比べると、ちょっと特色がないかなぁ。
ラベルデザインはどれでも面白いので、プレゼントに使うための要素はそれなりにあるかと。
全体に「それらしさ」があるので、ブラインドで持って行く場合は「当てられる前提」になるかもです(もっとも、プティ・シラー経験が多い人はそんなにいないのでそれは難しいでしょうが)。
家呑みするなら、料理もパワフルでアメリカーンな料理でどうぞ。派手なラベルですし、ちょっと高めのハンバーガー屋さんにあったら嬉しいですネ。

というわけで、マイケル・ディヴィットより4つのワインでした。
どれも濃くパワフルなアメリカンライクな商品です。
プティ・プティとセブンデッドリーはなんと今現在品切れっぽいのですが、どうやら1月下旬に輸入元在庫が復活するんですって。
冬場の濃いワイン候補に是非。

ドドッと張っておきますが、輸入元が小さいっていうかこのワイナリ専門なせいか、売ってる店がそもそも少なかったり。



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