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セカンドワイン最高人気で独立したラスカーズの元セカンド・・・・・・それでも堅ったい! クロ・デュ・マルキ2005

うぇるかむ!
泡特集は一旦休憩し、やっぱ赤ワイン更新したいわ赤ワイン!と思い最近呑んだワインから

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クロ・デュ・マルキ2005
レオヴィル・ラスカーズ系のアイテムです。

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥♥♥
ギリギリのところですが、2005年というグレートヴィンテージなのも加味してこんな感じで。
王冠ひとつに文字オンリーという大胆なラベルデザインもインパクトがあります。
m4IQY.jpg
裏はガッツリ普通めですが、セカンドワイン恒例の、何かファーストモノからは欠けたようなデザイン。

レオヴィル・ラスカーズといえば、天下のボルドー二級かつスーパーセカンドとして知られるウルトラ人気銘柄。
多くを語る必要もないッスネ?知名度はめちゃくちゃ高い品です。
そして、比較的知名度が高いラスカーズ関係銘柄がこのクロ・デュ・マルキです。
というか、元セカンドワイン。2007年からは「元」扱いなんです。
どういうことか。
このワイン、もともとのタイプが「ラスカーズの外側のクロ・デュ・マルキ向けの所有畑と、ラスカーズの部分的なモノ」という形で、セカンドワインの定番である「不良ロットを格落ちさせて格安販売」とはちょっぴり異なっていたと。
で、改めてラスカーズは2007年から「ラスカーズと同じ区画の、セカンド」として別銘柄を発売。この外側畑版はあくまでも関係銘柄ですヨーと呼称上転換されたのでした。
ゲームでいえばそうだなぁ・・・・・・それまで「マリオとルイージで緑の方がちょっとダサいよね」という扱いだったのがマリオUSAになって「兄弟ですが、ちゃんと個性があります。にんげんだもの」と差別化が図られたみたいな。
では、セカンドを新たに作ったのにもかかわらずクロ・デュ・マルキが呼称そのままに残っているのは何故か?というと、このワインセカンドワインとしてはむちゃくちゃ人気だからです。
なにせ、パーカーたんは「ここのセカンドは5つ星!」とパヴィヨン・マルゴーなどを差し置き、数少ない5つ星評価を与えてたりしています。
そんな素性の、イマイチハッキリしないあやふやな立場にあるワイン。しかしながら、まだセカンド扱いの頃で2005年というボルドーのグレートヴィンテージ。
さて実力やいかに・・・・・・

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥♥(今飲むなら)

めちゃくちゃに閉じてました。驚くほど堅牢。
これ、今飲むワインって感じじゃありません。そもそも私、ラスカーズって00年以降のヴィンテージで旨いと思ったことが一度もなく「堅い」と思ったワインばかりで・・・・・・このセカンドもガッツリ堅いのでした。

色は赤紫が強くあり、エッジ部分も熟成を感じさせません。まるで10年ぐらいの色合い。
香りはまずすごーく沈んでる印象です。渋いカシスリキュールといった様相で、ハーブ感やバニラ感も漂ってきません。
ほぼほぼその重たい果汁感で、フレッシュさや熟成感もなく、味わいもそのままド閉じている訳です。
質感もハードで、口当たりに重たく、ブラックベリーやカシスなどの果実のタニックさと重たい部分を実に濃厚に押出、そのまま終了です。
変化も低く、すこぶる重たい。こっちを全く振り向いてくれる感じでありません。甘味なども「なくは、ない」んですが、それも探す必要性を感じます。
超堅牢すぎてドマゾ向けなのではないかと思います。
黒髪ロングの生徒会長かつこっちのことは完全に無視してるタイプ。こう、目をあわせるでもなく「ごきげんよう」などと無感情に挨拶されてそのまま去ってく感じ。
我々は、イケメン主人公では、ない。

コストパフォーマンス(最大5pt)
?(スグ呑むなら♥、寝かせられる場合は未知数)
寝かせられる人向けのワインです。
セラー環境が整っている人意外には、1万円近くしてしまう現在の価格とは全く割りに合わないワインになっています。
これが呑み頃になるのは一体いつなのか・・・・・・という旧世代的憂いに満ちています。
これを偉大なワイン、といえる人こそは新のボルドーの呑み手であり、歴戦の手練でありましょう。
それに昔は6000円ぐらいで変えたわけで、3000円の追加文の価値があるワインであるかと問われると少々疑問であります。
プレゼントとしても、多少相手を選ぶ部分があるでしょう。元セカンドだしレオヴィル・ラスカーズを知っている人向けです。
またはこの3000円の追加分が出る事からわかるように、投資としての価値はなんとこのセカンドでありながら見いだせます。グレートヴィンテージであることはそれだけで価値があるというもの。
え、今スグ飲みたい?南アフリカを同じ値段分買ったほうが100倍良いです(断言

というわけで、クロデュマルキ2005でした。
たまにはこういう経験もしなくてはなりません。05でこのガッチガチ感。こっちを無視するその高潔ぶりはレオヴィル・ラスカーズと確かに兄弟ではあるのです。
これの旨い状態、一度ぐらいは試したいものだなぁ。

調べると6000円アンダーだったことがあり、楽天では現在この価格。なるべく安く手に入れましょう。

我々庶民読者は決して、リト君ではないのだ・・・・・・
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| フランス | 21:06 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

グレートヴィンテージとは言えセカンドですら、まだ堅いですか…
ラスカーズ手強いですね

| 天馬 | 2015/12/11 21:17 | URL |

>天馬様

うぇるかむ!

>グレートヴィンテージとは言えセカンドですら、まだ堅いですか…

05でも十分呑めるワインって少ない訳ではないんですけどねぇ・・・・・・まず色からして若いクラレット顔負けのパープル寄りなのだから驚きでした。

>ラスカーズ手強いですね

手強いワインというと、バローロやブルネッロ・ディ・モンタルチーノが真っ先に思い浮かびますが、ラスカーズは個人的には同レベルで手強いと感じています。
ボルドーは熟成させてみたいな話は私は「ちゃんちゃら可笑しいぜー!」としてて、熟成と新モノは別ジャンルなんだから同列で話すのはナンセンス。幼児の良さもあるんだぜー!・・・・・・と、普段申してますが、しかしことラスカーズは「寝かせた方がいいゾ」とテノヒラクルーしちゃいますネ。

| シンク・プリテュール・ノブレス | 2015/12/12 23:40 | URL | ≫ EDIT















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