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ミシュラン三ツ星に100%あるカバメゾン!? ラヴェントス・イ・ブラン・レレウ(レル)2012

うぇるかむ!
昨日は3000円ぐらいでかなりイケてる泡を紹介しました。
ではもう少し安い価格帯で探すとすれば?ということでこんなのを呑んでみました。

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ラヴェントス・イ・ブラン・レレウ(レル)2012
スペインカバの老舗です。

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥♥
ラベル自体は実にシンプル。むしろちょっとチリっぽいような気もしますが・・・・・・まぁ、ラフだし良いかなぁと。
BVbn4.jpg
裏は畑マップやサインなどなど。特盛りです。

作り手であるラヴェントス・イ・ブランはカバという法律を生み出したと行っていいワイナリとして注目されています。
歴史ヒストリアめいた内容がズッシリな訳です。
このワイナリの設立者であるマリア・ラヴェントスという人の父親が、1872年にコドーニュ・ワイナリーという所でスペインで初めて瓶内二次のワインづくりを成功させたと言われているんですね。
しかもコドーニュ家の人間とラヴェントス家の人間は血縁だったり。
で、それからマリア・ラヴェントスさんは

「クレマンとシャンパーニュが違うように、カバと他の泡は違うんだわ!法律を変えてみせる!!」

と、スティーヴ・ジョブズばりに活動家です。スペインのワイン法に「カバの制度」が出来たのはこのマリア・ラヴェントス女史の力によるものなんですって。
へー。
と思ってるのもつかの間に、彼女は息子さんと1984年にヴィンテージ・カバを作りたいなぁとラヴェントス・イ・ブランを設立しましたとさ。
そんな歴史があるワイナリであるからなのか、スペインのミシュラン三ツ星レストランでの採用率が100%という業務筋にガッツリと供給されている訳。二つ星でも90%以上だとか。
ワイナリーの建築は当時の建築賞をとり、今回のスタンダードレンジのレルルでもパーカーポイント(アドヴォケイトポイント)90点をとったりと世間評価もバッチリ。
そこで終わればめでたしめでたし、だったのかもしれませんが・・・・・・・最近になってなんと自分たちが発祥したカバを
「なんか制度がガバガバになっちゃったし、ゴミみたいなカバ増えすぎィッ!もういいですやめます!!」
と、なんとこのラヴェントスが脱退しちゃうのです。自分で法律作っといて!ワォ!!
で、現在は別の制度を更に進言中という訳。なんだソレスゴイな。
というわけで、そんなワイナリのスタンダード版。2012年ヴィンテージ、実際どんな感じなのでしょうか?

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥♥(料理と合わせたい)
すっごいドライ系
かなーりドライです。コッテリはしてません。むしろ甘味が少ないぐらいであんまりワイン飲まない人向けでもないような気がするぐらいです。
まさかここまでハードタイプとは・・・・・・本格的ではあるのですがネ。

色は黄緑系でそこそこの色づき。泡もそれなりの揃いと質だと思います。
香りがまずグレープフルーツのタッチが強くあり、それも酸や苦味が目立つスカッシュ感。
ちょっとリンゴっぽいような感じもありますが、いずれも白い果実感な訳。
パンっぽさやチョコっぽさは奥の方に。
味わいは口当たり自体は意外と品がいい当たり口であるものの、やはりビシッとドライでクールなキャラクター。
フルーツサンド感はあるものの、まずグレープフルーツのキレが主体的であり、最後までそのまま。
アフターにもそうした果物によった苦味が残るような。
チョコっぽさよりもフルーツ感覚の方がわかりやすく出ていると思います。
料理と合わせたいタイプの泡で間違いありません。
なるほどミシュラン採用率。ウェルカムで口をクリーンにするにはピッタリなアイテムといっていいでしょう。
スッキリシャッキリ、クールでドライなキャラクターです。ツンツンすぎて隙がない感じ。
カバがもつイメージとは随分と違う内容でびっくりしました。

コストパフォーマンス(最大5pt)
♥♥♥(料理と使うなら+♥)
料理必須スパークリング!
休日に泡だけでのんびりと過ごす、には向いてます。ツンツンですから料理があれば。
あくまでも料理と上手いこと使ってあげる、または食前酒としてキレ良く始める為のスパークリングです。
ナチュールほど甘さがないわけでもないのですが、エクストラもエクストラでありますから。
よって、むやみにプレゼントにするには向いていないでしょう。そして、これを旨く使える人はかなりの手練。
レストランをされている方には、ミシュラン三ツ星に使われる理由を考えるためにもぜひご参考アレ。

というわけで、ラヴェントス・イ・ブランより2012ヴィンテージのレルルでした。
カバも案外と難しいといいますか、こういうのがあるのは驚いたといいますか。

このドライさ、好き嫌いでそうですよネ

年上だろう相手に「ふーん、アンタが私のプロデューサー?」とか初手から値定めに入ってくるクッソクールぶってた頃の渋谷。
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