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日本人妻で話題になった南アフリカクラレット、のセカンドはいかほどか。 スターク・コンデ・ポストカードシリーズ・カベルネ2013

うぇるかむ!
昨日が朝9時更新で、今日がこう遅いとなんだか余計に長く更新してなかった気がしちゃいますなー。
さて。
昨日はニール・エリスのカベルネでしたが、今日はそこにも関わりのある人のワインです。

4htcx.jpg
スターク・コンデ・ポストカードシリーズ・カベルネ・ソーヴィニヨン2013
今かなーり注目されてる格安ワインです。

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥(日本人的には+♥?)
ラベル自体は正直地味です。ポストカードというのになんか暗い。こう、もっと明るい配色でもいいのよ?
FH9Wv.jpg
裏も地味目。モトックスさんなんで改めてラベル作ってる感じなのかな。

造り手はホセ・コンデ氏。
上述リンクから行けるニール・エリスの共同経営者が義父である彼は、まんまニール・エリスにブドウを供給していたワケです。
去る1998年、コンデ氏は多くのグロワー系と同じく
「おっしゃ、自分でワイン作ったろかッ!ドラッ!!ドラララララーッ!!!」
と、独立しブドウを自分の足で踏みながら6樽ほど作ったところ、なんかのワインコンクールで優勝してしまいます。
10年後、NYタイムズにTOP10南アフリカカベルネという謎の栄誉をうけ、更にフラッグシップはWA94点をとったこともあったそうな。
今では「神の子」とテニプリ真田みたいな異名を持ち、ニール・エリスだけでなく、マン・ヴィントナーズやパンゴリンなどなどテーブル価格帯のワインを南アフリカで多く手がけているのじゃ。めでたしめでたし?
改めて2009年にはNYでは見出されていたんですねここ・・・・・・日本では今年の5月にTBSの最近よくある「外国にいる日本人スゲー系番組」の中でコンデ氏の日本人奥さん(経営担当?)が紹介されて市場から姿を一時期消し、フラッグシップは今も入手困難です。
(と、言っても買えれば3000円もしないのですが)
今回はそんな、スターク・コンデのセカンドライン。ギリギリテーブル価格ワインの更に半額版という形ではあります。
既にニール・エリスは経験済みでしたし、ステレンボッシュのカベルネ100%なのでハズレはありえないだろうと思いつつ、また価格以上なら嬉しいなぁとも思いつつレッツ試飲。

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥♥
アメリカ向け南ア?
各々に似た要素はベースに持ちつつ、違いのあるステレンボッシュクラレットの中で、このワインに大きく見えるのは「甘味」。
キュートめな仕上がりになっているワケ。

色は多少クリアめなクリムゾンレッド。
香りはラフめな明るいカシスとマッシュルーム要素というステレンボッシュクラレットの典型かな。
ただ、この段階で苦味やケモノ感は薄く、またシロップ要素も感じはします。
味わいにあるのはまとまりの良さです。
アタック自体はみずみずしく、アセロラやカシスのジュースにキノコ要素、それらにちょっと白砂糖を区分けてシロップにした感じかな。
ドぎつくはないですし、キノコ感やほのかな(ただし微量な)茶葉っぽさ、ユーカリめなミントでしつこくなくまたダサくはなっていません。
この甘い部分に、どこかカリフォルニアの中規模安めのワインを感じるんですよね。
ベリンジャーやコッポラやモンダヴィなどの甘ったるいぶりっ娘な感じではなく、子供が大人を演じようとしている雰囲気とでもいいましょうか。
最近のアニメなら、シンデレラガールズの橘ありすとか、女児向けアイドルアニメのクールポジキャラ(でも小学生とか中学生だよね?)のポジションかな。それがまんま立っているような。
テーブルワインらしさをほんの少し背伸びした感じがする、「こいつならロリ好きでもなんだか許される気がするゾ」な感。

コストパフォーマンス(最大5pt)
♥♥♥♥(個人的には+♥)
1600円ならなるほどコスパ抜群
数百円でグレードが違うあつかいされる低価格ワイン業界。その中でこの1600円という価格と味わいのバランスは納得と嬉しさがありますネ。
まさにデイリーワインのどまんなかをついた「親しみやすい初心者向けとでも言いたくなる味」と同時に「本格な機能や地域性は持ちあわせている」というワイン好きにとっての面白さも持っています。
二兎追ってちゃんと仕留められているワインです。
プレゼントにするにはよっぽどネーミングやホセ・コンデ氏のプロフィールなどからヒントを得る必要があるでしょうから、もうこりゃデイリーワインとしてガブガブやってください・・・・・・と言いたいんですけど、なんとこの価格で年産1万2千本ぐらいしかなくメリケンやブリテンに流れてるので「再入荷はあるけど、意外と途切れることの多いワイン」でもあるようで。
南アフリカのお試し、という意味ではちょっと甘すぎる気もしますが、価格的には一考ありますしネ。

というわけで、スターク・コンデのポストカードシリーズ・カベルネでした。
低価格の域はでないなぁと思うものの、どこか大人びた印象をはしばしには持っていて、独特の可愛げがあるワインに仕上がっています。
NYのデイリーワインって感じがすごいする。なんかNYのオステリアでちょい高めグラスワインとかでありそうな、気軽だけどちょっといい気がする・・・・・・うん、デイリーとしては優秀だと思います。

先週ぐらいまで片っ端から売り切れだったんですが、再入荷がどこでもあったようです。お好みの店であるうちに。

ある意味マセガキっぽい?
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| 南アフリカ | 22:29 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

こんばんは

南アフリカ興味深いですね
勉強になります

柳屋近いんで今度覗いて見ます

| 天馬 | 2015/11/17 23:04 | URL |

>天馬様

うぇるかむ!

>南アフリカ興味深いですね 勉強になります

味わいの傾向自体は似て、キノコタッチやカシス要素などがベースだったりするので、この個性が好みならば何呑んでも楽しかったりします。
実のところまだまだ開拓地ですから、基本的にステレンボッシュのカベルネとかを選べばいい当たりも買いやすいし、何より値段がいいですよネ。

>柳屋近いんで今度覗いて見ます

あ、たまーに私(の中の人)はうろついてます。ばったり会ってる、かも?

| シンク・プリテュール・ノブレス | 2015/11/27 01:20 | URL | ≫ EDIT















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