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パーカーたんが大人買いする、ローヌの電波塔! ヴュー・テレグラフ・シャトーヌフ・デュ・パプ・ラ・クラウ・ルージュ2011

うぇるかむ!
久々にシャトーヌフ・デュ・パプでひとつ呑みました。今年、あんまりなぜか呑んでなかったんですよね、ヌフ。

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ヴュー・テレグラフ・シャトーヌフ・デュ・パプ・ラ・クラウ・ルージュ2011
フラッグシップなヌフだったり。

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥♥♥
いかにもいかにも。ってなノリのヌフのラベルでありますネ。上の方は紋章ボトルですし。
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裏も割りと硬派、かな。

ワイナリそのものは1898年とそこそこに古株。近場にでっかい「電信塔(テレグラフ)」が立ったのを見て名づけたという適当さです。
現当主のダニエル&フレデリックのブルニエ兄弟が今現在は多数の周辺ワイナリを持って統括しています。
結構な自社ブランド(それも全部自社畑なんだそうな)の数なのですが、その原点かつ最も有名なのがこのテレグラフのフラッグシップであるラ・クラウです。
元々有名三ツ星級レストランに卸してたようなワイナリだったのですが、このラ・クラウがワイン・スペクテーター誌で二年連続で5位県内に入った事でそこそこメリケンでは話題になったのだとか。
また、ワインレポートさんの記事によるとパーカーたんが10ケース以上毎年買ってお気に入りにしていたんだとか。
ラ・クラウ版は60年以上の樹齢限定、また特徴としてこのワイナリは全房発酵を入れる主義なんだそうで50%ぐらい入ってるんだって。
ヌフとしては大手、その実力や如何に?

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥♥♥♥♥
バローロ寄りの熟感のあるキレイ目ヌフ!
パーカーたんがケースで買ってるもんだからコテコテ系かと思いきや、どうやらピノとかネッビオーロ寄りのスタイルのようで。
構成の感覚が全体に熟成&イタリアンな印象かもしれません。

8VLc0.jpg
色はそこそこに濃くはありますが、ちょっと醤油っぽいかな。
黒すぎずエッジにちょっとオレンジが見える程度の。
香りにも熟成を感じさせる星ベーコン、燻製、ドライなバラの香りなどもしてどこかバローロなどの熟成を思わせます。
全体に果実感よりもそうした熟成による香りの方がたっていますネ。
味わいもアタックは想定以上にサラッとしつつ香り同様に干し肉などの加工したお肉の塩っけと旨味、バラ系の香り、ミルキーさは香りに比べると後から出てきて中身を整えてくれますね。
スパイスも邪魔しない程度になめらかに感じさせてくれます。
と、どこか重たそうなワインにここまで感じられるかもですが、全体をとおしてはいちぢくなどの少し白めの果実のあまやかさなどもどこかあってしなやか。
それらを上手いことまとめているなぁと、感じさせます。温かいような要因は少なく、凄くしっかりまとめている感。
ドぎつい感じ0の、ノーブルなスタイルで淑女なイメージの方が強いです。
アフターもドライフラワー(特にバラ)のフィニッシュで、なんだかセピアカラーって気分。
濃ゆい要素は皆無で、2011年のヌフの中でも異様に落ち着いた雰囲気をもっています。
若いハズなのにもう貴族っけ満々のロングスカートな女性観。ただ、どこかキッチリ作っているような印象があるかも。
アンドロイド?松本零士か。

コストパフォーマンス(最大5pt)
♥♥♥♥
こういうヌフって、なんかいいのよね
めちゃくちゃ安い、とは思わない8000円という価格。ですが、スタイルといいますかその作り込みの良さは感じさせるワインとなっていまして。
5000円以上は生産者の個性の世界だと思っている私としては、十二分に発揮されていると思います。
名前のどこか機械的なところや、味わいのクールに仕立てあげたようなセンスで、ラベルセンスとは合致しているかな。
ブラインドでは知っている人といない人の差がわかりやすいワインです。
電波塔という名前から、なにかヒントにプレゼントするのはとてもおもしろいと思いますヨ。

というわけで、ヴュー・テレグラフよりラ・クラウでした。
とてもきっちりと作っているワインのひとつだと感じます。
ヌフ・デュ・パプの中でもドライで落ち着いた印象がとても興味深い・・・全房発酵なのに嫌な感じもしないというのはスゴイ事だとも思いますし。
やっぱりローヌは面白い、とまーた贔屓しちゃうのでした。

サン・プレフェールとかもこのぐらいの値段なので、ローヌの平均といえば平均かな。

なんかこう、「作られた美人」って感覚はあるかな。

電波系では、ない。
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