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伝統のドイツらしさ。そして古酒リースリングの間違いない美味さ。 フォン・ヘーフェル・オーバーヘンメルヒュッテ・リースリング・アウスレーゼ1989

うぇるかむ!
ここのところドイツ特集でありましたが、最後は伝統的なワインというのがいいのかなーと。

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フォン・ヘーフェル・オーバーヘンメルヒュッテ・リースリング・アウスレーゼ1989
とっても古典敵でしょ?

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥(個人的には+♥)
ラベルからして古典的ですね。個人的に+したのはなんといってもリースリングアウスレーゼの25年熟成だから。

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裏まで古典的と言えましょう。

ワイナリーは元々は修道院で、12世紀からのふるーい建物、聖マキシミン修道院が前身。
で、一部を改良されて1803年から醸造所として買い取られたのがこのワイナリ(ワイングート)というワケ。セラーも800年以上の歴史とう古株です。
現在の当主であるエベルハルト・フォン・クーノウ氏で6代目(ついでにオークショニストでもあるらしい)。もう伝統&伝統なワイナリですね。
パーカーたんの評価もそれなりで、ヒュージョンソン翁も「1993年以降は最高!」って言っているとか・・・・・・え、93年より以前はどうなのよ翁!
そして、今回のものはオーバーヘンメルヒュッテという単独所有畑からのワインです。
完璧にレトロ・ドイツといった感じ。さてその実力は?

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥♥♥♥
やっぱりこう・・・古いリースリングバンザイ!
最近では、他の地域が「モーゼルみたいなリースリングはダメだ」なんて発言をすることがあったりもしますが、甘口リースリングは熟成させるのがイタリアの主要品種と並んでやっていいタイプのワインだと思うのです。

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この低アルコール飲料であるのに熟成にいい感じっていうのが独特ですよネ。

色はあまり強くなく色が褪せた印象。白の熟成は色が強くなる事もあるのですが、これは一般的パターンかな?
香りにオイリーさと白い花の印象があり、蜜の印象の方があがっています。
このオイル要素がリースリングの特徴にして、また苦手だという人が多い部分なワケですが、熟成するとそうした要素は薄くなることが多くこれはその典型かなぁと。
そうした綺麗さ漂う香りそのままな味わい。口当たりは少しトロッとしており、ユリなどを中心とした花感、グレープフルーツにライムとペアードなどの緑の果実、それからオイル要素がほのかに。苦味も多少出ていたかな。
そういう要素がどれもキツくなくしっとりと仕上がっているのが良いところ。
最高峰甘口、というものよりもスッキリとしたアフターになっており、青みのある全体の構造で最後までダレさせないタイプ。
おもいっきり甘みとトロトロなデザートを求める場合はちょっと物足りないかな、という具合。(実際問題一緒に呑んだフーバー・ムスカテラーの方が甘く感じたぐらい)
しかしながら、そのやり過ぎない甘さがこれの場合はいいと思います。
程よく凛とした西洋人キャラ。無駄のない感じがいいですネ。

コストパフォーマンス(最大5pt)
♥♥♥
安くはなく、売っていれば1万円ぐらいなのでそうなると貴腐の選択肢も出てきてしまいますし、またはデザートワインとしては甘味がそこまで高くないバランス。
なので、知っている人向けとは思います。古典ドイツが好きな人、というなら間違いないですネ。
またはそんなにワイン慣れしてない人にもいいでしょう。年号をあわせてプレゼントするならヘタに赤ワインよりも、この方が好まれるのではないでしょうか。
ワイン会の〆でこれを出せるとかなーりマニアックだと思います。全体に色んな人と呑んで愛でたいタイプのワインかもしれません。

というわけで、フォン・ヘーフェルより89年のリースリングでした。
私的にはドイツはシュペートブルグンダーに更に力を入れて欲しいとは思っています。
でも、こういう古典的なリースリングもそれはそれで良く、例えばリースリングの木を抜いてピノにして欲しいとは思わないんですよネ。
改めて「ドイツ全体を日本人は再発見してみる」のはむしろ今風なのではないか、と感じますナ。

楽天では格下版やアイスワインしか見つからず。ヘレンベルガー・ホーフさん自体も在庫なさそうなので、ショップにおいてあるかも?ってぐらいの遭遇率かも。

程よく大人
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