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4億年前に形成された土の味!?地元消費系のドイツ最北地のシュペブル(ピノ)の実力とは? クロイツベルク・デヴォン・シーファー2011

うぇるかむ!
最近どーにも更新が遅くなって申し訳ないOTL
単純に酔っ払ってたりお仕事してたりグラブルしてたりです。
さて。微妙にドイツを・・・というかヘレンベルガー・ホーフさんのワインを呑んできたので、そんななかからコレを。

wFgpT.jpg
クロイツベルク・デヴォン・シーファー・シュペートブルグンダー2011
アール地区の生産者さんです。

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥♥
デザインは古風ながら、文字列やブドウのアイコン具合が結構格好良くて個人的に好きだったりします。後、名前かっこ良くない?
写真ではなく画家の絵で、先代の絵画コレクションから引っ張ってきてるんですって。

SS1AS.jpg
裏はかなり普通かな。

で、サクッと書いてありますが、このワインの名前はシーファーという4億年前のデヴォン紀に形成された(いつだよそれ)粘板岩土壌の急斜面の畑のみのキュベです。
渓谷にめっちゃ魚がおった頃っていうか恐竜の時代の前の頃の土地のついでに急斜面。ほら、テロワールって言うチャンスですヨ!
我らがSQNマンフレッド・クランクル兄貴が聞いたらファイブシューーーーッ!ってバイクで突っ込んで来そうだネ
ワイナリであるクロイツベルクの創設は1953年と古さと新しさの間の子。初代は元弁護士、家族経営で今も引き継がれていて、地元にシュトラウスヴィルツシャフト=生産者のレストランも経営してて大体地元で消費されているだとか。
(因みに調べると結構な数のドイツのワイナリがシュトラウスヴィルツシャフトもやっていて、またかなりの量がその中で消費されているみたい)
アール地区としては著名な生産者な方で、ドイツ系の雑誌ではゴー・ミヨーとかでもそれなりに評価されているという事。
そんな訳で、案外と海外輸出の少ないこのワイン。比較的ワイナリの中でも高位(フラッグシップ?)でありながら、使用済み小樽での熟成だったりとクラシカルなデータが出てきます。
で、その古い地層云々は機能してるの?って話で・・・・・・

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥♥(好きな人は+♥)
おおう、酸の強いトマトジュース系な・・・・・・
しょっぱさ=ミネラルというのであれば、まさにミネラルたっぷりであります!
凄く酸味があって、冷たすぎる仕上がり。たびたびクール系女子なワインという謎表現を使ってきた当ブログでありますが、これはその中でもクールっていうか細目キャラもいいところ。

色は少しオレンジが入ったようなカラーで年号の割には老けて感じられたかな。
香りにトマトジュースっぽい酸が如実に感じられ、塩トマトめいてずっと感じられます。
味わいも同様。酸と青い葉、それとトマトのエキス。
変化率はそこそこにあってこなれて温度が整ってくると紅茶感なども出てきますが、やはりアフターにも酸が残ります。
舌触りもどこか一回り冷たさを感じるような。単調ではなくそこそこ複雑味を備えますが、トータルバランスは良くはないでしょう。
まろやかさやマイルドな樽っぽさは0。とにかく酸の立ち方が尋常でない、なるほど言われてみるとお魚土壌な気がするような・・・・・・って、呑んだ時のノートではそんな要素全く感じませんでしたけどネ私。
目を閉じっぱなしのキャラではなく、目が細い点程度にあるタイプのキャラね。めっちゃ怖そうなんだけど、よくよく話してみるとギャップ萌えが存在するタイプかな。
おそらく、これかなりドイツの中でもクラシカルな仕立てになっているのではないかと思います。
熟してから取ってる感じがしません。醸造テクニックもそんなに凝ってなさそうで、土地っぽさは出ている。
それが現代の原点回帰的ブリテン系エレガンスブームなまさに今現在の流行にはあっている気がします。
ただ、この作りっておそらく「ドイツにロクなピノがないよねー」ってな一部オールド世代が知っているようなスタイルであり、個人的にはそんなに嬉しくないかも・・・・・・

コストパフォーマンス(最大5pt)
♥♥♥
地層にロマンを感じるなら6000円程度でも楽しめるのではないかと思います。
そこまでデヴォンである事に意義を感じないなら、価格帯でいえばむしろどちらかといえば他のワインのがオススメかもしれません。
これ、好きな人はとっても好きなタイプであり、酸の立ち方に魅力と料理の合わせを知っている玄人向けワインなのです。
よって、何かしら意図やラベルや名前から付加をするでもなければ、プレゼントするにもちょっと一呼吸必要。
ワイン会でも好き嫌いハッキリわかれる事請け合いです。いや、タイプによって絶賛と絶望の二択。
現代の他のシュペートブルグンダーともちょっとパターンが違います。多分収穫シーズンとか他よりも早めか他よりも寒い渓谷だから熟度足りないんじゃないかと。
好きな人はもうこればっかり買うので、いいんですがその味の入口に立つために6000円払うかどうか・・・・・・
どうします?

という訳で、クロイツベルク・デヴォン・シーファー2011でした。
古典的ドイツシュペートブルグンダーって多分こんな感じ、というワインかなと。
冷涼地域のピノ、と聞いた時にNZやドイツの他のシュペートブルグンダーやセントラルコーストやカサブランカヴァレーを知らずに飲むとこのイメージが定着しそうな感じ。
これもまたピノのメイキングパターンとして面白いのは、確かです。

売ってる店はそんなにありません。経験値を得たいような人は是非

クールすぎるっていうと黒さんみたいな感じかナ?
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