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うんうん、これもまたピノだよネ!遊びココロ満載の一品。 ゲオルグ・ブロイヤー・ジュー・シュペートブルグンダー2010

うぇるかむ!
実はドイツワインもそこそこに応援してる私。今日は変わり種の一品をと。

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かなーり面白い一品です。

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥♥(個人的には+♥)
これ、赤ワインっぽいでしょ?
あからさまに赤ワインなラベルとシュペートブルグンダー=ピノ・ノワールの文字ですが
白ワインです
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ね。

造り手はゲオルグブロイヤーのテレーザ・ブロイヤー発案。
ゲオルグブロイヤーでは、ピノ系三品種+リースリングでスパークリングワイン(ゼクト)を元々作っていました。
あるとき、そんなスパークリング用のピノ果汁がだだ余ってしまったのでした。

「そうだ、そのまま売っちゃおう」

と京都にでも行くかのような発案で、この余ってた分の余剰の「スパークリングワイン用にこさえたピノ果汁」で出来たワインがコレという訳。
マロラクティック、ステンレスタンク熟成、当然泡用なので皮を向いたスタイルの白ワイン(一応ロゼワインに分類される?)として年産1500本程度は作られているようで。
基本的には泡用のあまりで作っているので、そんなに数がない・・・・・・んですが、ピノ白という変わり種なのでそこまで幻のワインでもないというような状況。
名前の「ジュー」というのはフランス語で「遊び心」という意味で、そこまで含めて赤っぽいラベルで販売しているのデス。ほんと、いいセンスしてるなぁ。
そんなこんなで、なかなかマニアックな逸品になっています。で、お味の方といえば・・・・・・

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥♥♥
このスーパードライな感じ、まさにゲオルグブロイヤー
久々に呑みましたが、やっぱりこれこれって感じの超ドルァイイな味わいです。
この辛口っぷりがウリですからねこのワイナリ。
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色はオレンジワインほどではないものの、すこーし赤黄色めなカラーをしています。
香りに海を感じさせる塩っぽさが豊富。ミネラル感ある~みたいな気分。
柑橘要素もライムやレモンなどのミックスといったところで結構スッとしてます。
味わいの辛口具合が日本酒の淡麗系みたい!
刺す感覚があり、柑橘要素が多めに存在。
ソルティドック的(甘くないけど)といえるかな。塩と柑橘の良さという構成が全体をしめてます。当然樽っぽさはなし。
その刺激的な感覚のあとからダシっぽさがほんのりと出てくるのがいいんです。
栗ご飯みたいな味わいでフィニッシュをむかえる。
シャルドネとSBの間ぐらい、というワインマニアの方にもわかりづらい表現を使いたくなったりします。ブラインドだったらシャルドネにしておくよねー的な。
一見すると個性なくドライな印象をもつワインではありますが、ドライレベルが高いためあんまり一気に呑みたくないタイプ。
そのうえで、ゆっくり呑んでくると、日本的な風情すら思わせる上述した栗ごはんっぽさがどこか出てきたりして、変化率はなかなか楽しめます。
ちゃんと冷やして飲み始めて、温度変化も楽しめる良い感じの食前~食中ワイン。意外な事に、伝統的なドイツの(古臭い)ウリ文句である「和食と合う」がこの中にはつまっています。
冷涼な大和撫子キャラです。秋の浴衣美人って感じ。そうだ、京都へ行こう。

コストパフォーマンス(最大5pt)
♥♥♥♥(面白さを求めるなら+♥)
変わり種探しなら、これは必見
ちょっと特殊なワイン、というのは味わいの予測が出来ないので「試してから買う」ことになりがち。で、そのくせ5000円越えてたりすると「ちょっと買えないなぁ」とパスされてしまうパターンが多いと思います。
これは概ね税抜き3500円アンダーで買える、という点では面白い一品となっているのではないでしょうか。
本家リースリングがコスパでいえば「価格帯どまんなか」って感じだと思う(基準になるような)でしたが、こう個性的な作りをしているのはむしろ買いだと思うのです。
ラベルデザインもシンプルであり、またちょっとおもしろいギミックがあるので、遊びココロあるプレゼントとしてもオススメ度高し。
またはソムリエ試験も終わって、テキストどおりのつまらぬワインを呑んでた人にこそ是非味わって欲しい。

というわけで、ゲオルグブロイヤー・ジュー・シュペートブルグンダー2010でした。
ドライな白ピノという珍しさだけでなく、使い方をちゃんと考えさせられる良さのある逸品。
規約に厳しいドイツで、この余裕のあるワインが作れるのはスゴイなぁゲオルグ・ブロイヤー。
ドイツの典型というには大きく外れるものの、むしろ辛口ドイツのらしさはフルスロットル。話の種になる、是非試して欲しいアイテムですね。

楽天では売っているお店が殆どなかったり。いや、これ仕入れてる店はむしろセンスあると思うヨ?

着物を着たしぶりん!いい笑顔です(cv:武内俊輔
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