オタクDEワイン!シンクのティスティングノート

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筋肉的一挙試飲!モリードゥーカー特集!! ザ・ヴァイオリニスト、メートルディ、スクーター、ボクサー、ブルーアイドボーイ、マーキー、エンチャンテッド・パスの七種類!

うぇるかむ!
色々な試飲会に出歩いてこうしてブログをやっている訳ですが、ここ最近で最も「本当に死にかけた」のがこの試飲でしたネ。
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モリードゥーカーでノックアウトな7種類一気飲み!
本当、死にかけたネ。(この前に既に最近更新してるピノとかなんだかんだ飲んでるからネ)

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥♥♥
どれも最高にファニーなラベルすよネ!
既に詳しくは書いているので、詳細はこちらをチェケラー
結構大きくしかも近代的で工場的な感じで収穫や醸造をしているワイナリだったりするモリードゥーカー。
伝統性というよりもアメリカーンな感じの中規模ワイナリのため、かなりの量のシリーズがあります。
実際アメリカ輸出が多いので、これ裏にスタンダード値がありません(オーストラリア独自のアルコール度表記で、一本飲んだ後に何時間後に車にのってもよいかみたいな指標)。
で、今回はそのうちの7種類。

ザ・ヴァイオリニスト(ヴェルデホ白)
ボクサー2014(シラーズ)
メートルディ(カベルネ)
スクーター(メルロ)
ギグルポッド(カベルネの上位版)
ブルーアイボーイ(シラーズの上位版)
エンチャンティッド・パス(シラーズ70にカベルネ30の亜種。サード格)

の7つです。
うーむ、壮観。
では早速死にそうになりながら呑んできたので内容つけていきまーす。

香り・味わい(最大10pt)
ヴァイオリニスト:♥♥♥♥♥♥♥
スクーター:♥♥♥♥♥♥♥♥
メートルディ:♥♥♥♥♥♥♥♥
ボクサー:♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥
ブルーアイドボーイ:♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥
ギーグポッド:♥♥♥♥♥♥♥♥♥
エンチャンティッド・パース:♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥
全部超濃い

一律して濃いです。全体にジャン・クロード・ヴァンダムです。
赤ワインにかんしていえば、ハッキリと大きな違いはボルドーボトル系<ブルゴーニュボトル系<カーニバル系と違いを感じられますが、ボルドー内とブルゴーニュ内は極めて似てます。
そして、とにかく「全体に同じ特徴」を持ちます。同じ造り手にしてもここまでガッツリと似ているのは、何ともハリウッドの筋肉ムーブ。

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全体の特徴
赤の色はほぼ同じでパープルというより黒。ズラッと並んで入れ替えたらもうわからない。
香りにアルコール度の高さを感じさせる強いブラックラム(さとうきび)にまず覆われててしょっぱなからアッパーもってきて飛び蹴り入れてくる感じ。
この凄まじく強いアルコール感とオイリーともいえる甘さをベースとしてそれぞれが個性を出している訳。
要するに見る人がみれば「この筋肉とこの筋肉は美しさが違う!」みたいな?
シルベスター・スタローン映画とジャン・クロード・バンダム映画とアーノルド・シュワルツェネッガー映画の違い(わかるか!)
以下、そうしたグリセリン的要素に関しては「前提」としてノートしています。

ヴァイオリニスト
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これだけ白ですね。
色は黄色みもあるが意外と薄めかな。存外青くもなく。
香りにレモンとバターの感覚がとてもつよくあり、クリや桃のタッチも後からガッツリとしています。
香りがどでかい。
味わいも全体にあまやかでありつつグレープフルーツのフレッシュな噛むような酸も存在。
ローヌっぽいようで、そうでもないパワフルでストレートなワイン。
果実だぞ!っていうのが襲い掛かってくる感じで複雑さはなく。
いわゆる「疲れる白」だと思います。最後に呑むのがオススメな、ガッツンとくる味。
ヴァイオリニストっていうけど、これ筋肉系だよ(ハッスルマッチョ

ザ・スクーター
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ワイナリのオーナー、スパーキー氏がバイクレースに出たのをコミカルにした絵。
マンフレッド・クランクル様(SQN)とかもそうですが、この手のカルトなラベル作る人は大抵なんらかのスピード狂だよネ。
色は他のモノに比べるとちょっとだけ実は薄かったと感じました。
香りはプラム要素が多め。もっともアルコール感も感じられるかも。
味わいは香りと果実要素の割にアフターがサラッとしていて駆け抜けるよう。
舌触りのまろやかさの反面、アフターがすこーし味気ない。
濃コクすぎてメルロっぽいような気もしつつどっちかというとジンファンデルみたいな感じに出来上がっています。
余韻の印象がどっか物足りないなぁという感覚かな。

メートルディ
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醸造学をやっていた給仕時代のコミカル化。なんかひときわディズニーっぽい。
今回一番頭をかかえたのが、このメートルディとスクーターの違いのなさです。
びっくりするほど同じだったように思う。
ただ、時間がたつと少しハーブ感が出てきて、青さとカシスが多少あるように思えた感。
その分、またまろやかさよりもそうしたユーカリっぽさのが強くて・・・・・・と、こう書くと違いがあるのかな?とも思いますが、基本的にはジャミーでプラム主体のパワフルなモリードゥーカー味です。
カベルネの青さ、というワードが好きか嫌いかで選べば良いと思う。

ボクサー2014
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以前飲んだものとほぼ一緒な印象でした(以前のは2013です)。
またこのワイン、本来は出す予定でなかったっぽいのですが
「あ、何、シンクさんそういう飲み方するの?ほーん・・・・・・」
ソムリエがサクッともう一本じゃあ追加ねってもってきた訳です。ジーザス!
しかもこれだけ開けたてとなるので
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シェイクしました。ワーォ・・・・・・
(モリードゥーカーでは、モリードゥーカーシェイクなる瓶を振る事を推奨している銘柄がある)
日本のトップ級に人気なソムリエによるシェイクです。みんな、やっていいんだゾ(やれとは言っていない)

で、香りにペッパーと黒い果実感がしっかりと存在。干しぶどう的印象も多めでメルロとカベルネとはちょっと違う。
また、味わいもやはり相変わらず筋肉ムキムキマッチョマンの変態なんですが、シラーのスパイスがアフターに効くのがやっぱり別格。
郡を抜いてシラーのスパイスを感じ、パワフルさに焦点とフックの強さが備わっています。
コリアンダーやシナモン系のベースもあって、ほぼほぼパワフルさ全快のワイン郡にあっても品種を感じさせるからシラーズっていいよネ。
ひと味加わって、完成してる感じがあるなぁと思ったのでした(なので、メルロやカベルネよりも評価が大分高いです)


・・・と、ここまでで今日のところはひとまず更新終了。お出かけの時間になっちゃいました^^;
明日には再度更新しなおして後半戦をこの記事に追加しまーす。

↓というわけで、ここから追加記事

ギグルポッド
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カベルネの上位版ですネ。
オーナーの娘さんのワンショット・・・・・・って、これもSQNで見たようなデザインといえるかも。
で、ここからブルゴーニュボトル系の2つが続くのですが、全体にスパイス感やどこかなめし革っぽさ、それと茶葉の雰囲気などが追加されるようになり、全体に多少複雑さを備えるようになります。
ただ、このギグルポッドにはやはりカベルネっぽさそんなにないといいますか、カシスを主体とはしていますが基本的には高アルコールでガツガツおしてきます。
茶葉要素が多めに出てて、それはなんでかほうじ茶と緑茶の合わせみたいな不思議な感じで、どこかおぼろげなのがジンファンデルっぽいかな。
ヘタなジンファンデルよりそんな印象を持つ、魔法のポッド。

ブルーアイドボーイ
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ギグルが娘なのに対して、ブルーアイドボーイはまんま青い目の息子さんです。
こっちはシラーズ。スパーキー氏はカベルネにどこか「修行中の給仕」とか「自分の娘」とかどこかセンチメンタルな要素を感じ、またシラーズに「オッサンボクサー」や「自分の息子」を感じているのでしょうか?
さておき、こちらも全体には高アルコールではあるんですが、これの一個下の規格になるボクサーに比べて全体にプーアル茶っぽい印象をうけました。中国茶の感覚がどこか多めで、まろやかさも増えています。
どこかチャイナドレス感を思わせるオリエンタルさがふくまれ、タニックさやボクサーにあった強い濃度の高さは全体に控えめに。
スパイスの傾向もそこそこシナモンなどの甘さがましたようなタッチ。
ギーグポッドと比べると差が薄めなんですが、ボクサーと比べるとむしろボクサーの方がシンプルであり、ワイルドでパワフル。
価格分こちらのほうが確かに上位だとも思いますけれど・・・案外と好みの問題かも。

エンチャンティッド・パス
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エンチャンティッドという名前で「お、MTGの話かな?」と思ったかたは熱心なカードゲーマーだネ!
パララクス補充!(年代がバレそうなワード)
さておき、日本語訳すると魔法の小道という名前のこのワイン。このワイナリとしては珍しくエルミタゼスタイルという混ぜこみ系になっていて、もうひとつあるカーニバル・オブ・ラブというワインの派生ワインとなっています(絵も微妙に似てるっていうか繋がる?
流石に価格がも少し高いだけあって、他のシリーズとくらべてもひとつ上のワインって印象。
色そのものは他と大差ないんですが、香りがガ比較的マイルドになっていて、風味が「バランス良く」なっています。
中国茶葉と紅茶を同時に感じる面白いミックス。全体のオイリーさやつよーい感覚の中でも多少マイルドさが見られます。
カシス系とブラックベリーなどの濃い目系の干したものやジャムのタッチ濃コク。
余韻にもそうした茶葉の質感が残り、タンニン感が全体に「強い」というよりは「オリエンタルな雰囲気がある」とでもいいましょうか、どこかこなれています。
パワフルなりにオレンジの感覚の酸などもアールグレイっぽく備えていて、果実の強さにワンアクセント。アフターにも、むしろ一番カベルネを感じさせてくれるようなクリーンなハーブの整いが出ているぐらい。
口当たりも他に比べるとまろやかになっていて、オイリーな中にマロングラッセなどの強い洋菓子の要素も見られます。
これに関しては、ぶっちゃけたところクリス・リングランド兄貴のワイン各種を思い出しました。
パワフルさがとにかくあるんだけど、それだけで終わらないオージーらしさ全快のワインと言っていいでしょう。
ボクサーとは同じ点数付けになっていますが、ボクサーと比べるとこっちの方が味わいそのものはワンランク実は上手。ようは「10の中の下の方と上の方」って具合にクロ・ド・ヴージョ的な差があるかも。
まぁ、チャイナドレスである以外はマッチョマンですよ。イメージとしては、ブルース・リーとジャッキー・チェンをマッチョにした感じなのかな?

・・・以上7つ!

コストパフォーマンス(最大5pt)
ヴァイオリニスト、メトードル、スクーター、ギグルポッド:♥♥♥
ブルーアイドボーイ:♥♥♥(個人的に+♥
エンチャンティッドパス、ボクサー:♥♥♥♥♥
総じて、シラーズノワイナリかなぁと。
全体に筋肉ムキムキマッチョマンの変態なので、その中でももうワンパンチ!という点においてシラーズが入っているものと入っていないものの差があると思います。
シラーズ向けの醸造を全部にしてるんじゃないでしょうか?
いわゆるセクシーでダイナマイツなアメリカライクなスタイルをどれもとっていて、その結果もっともスパイスや質感に個性が出るシラーズが秀でているという。
よって、購入するときはシラーズが入っているかどうか。判別に加えてもいいかなーって個人的に感じました。
ラベルに関してはどれも可愛いですし、また一部には知られてもいる(といっても、日本でスペクテイター好きってどれぐらいいるの?)のでプレゼントにも使えるアイテム群でしょう。
オーストラリアの一個前の世代っぽいパーカリゼーションな感じが如実なので、そういうのが嫌いな方はお控えください。

というわけで、モリードゥーカーの7つ一挙特集でした!
品種の個性もある程度出ているものの、造り手の個性のほうが如実に感じられるなぁというシリーズでした。特にメルロとカベルネは本当に同じの間違えてついだんじゃと思ったほど!!
いずれにしても、濃いワインマニアにとってのエデンであることは間違いありません。
このパワフルさ、是非いずれかでご体験ヲ。

とりあえず楽天にあるだけ掲載。ただ、近々どれも新ヴィンテージになる様子。






これら全部呑んでたら気分はもうコレ。
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| オーストラリア | 21:12 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

 
シンクさんこんばんは(・∀・)/
 
 
マイナンバー絡みで会社に缶詰め状態の合間に覗いてたらルーシーとモーリーのエントリーで軽く悶絶しましたわ(´∇`) 
 
ルーシーは青玉より赤玉なのかぁ~(´∇`)今持ってるの緑玉だからどちらも揃えてラーミア(ドラクエⅢ)をゲットしたいところだぜ(o>ω<)o
 
 
しかし…多忙で赤玉買いそびれたのはちと悔しい(´ω`)
 
 
モーリー…(´ω`)
 
ノックアウト試飲会あったんだ(。TωT)
 
 
しかしこうやって並ぶとたまらんですな(。^ω^)エチケの写真見てるだけでワクワクがとまりませんなー(。TдT)
 
 
ぁ(。^ω^)今見たら追加記事も加わって全部揃ってる(。゜∀゜)シンクさんお疲れ様です!( ̄∀ ̄)ゞ
 
 
しかし…写真の残像拳見る限り思った以上に振ってる…(;~∀~)
 
 
ワシも生フリフリみたかった笑え
 
 
んー(。~q~)給料明けピノネロ行こうと思ったけど今月はモーリーからに変更だよ!(;・`д・)
 
 
サテサテ… どれだけ集められるかしら(ノ∀`)
 
 

| ふっちゃん | 2015/10/25 23:52 | URL |

>ふっちゃん様

うぇるかむ!

>ルーシーは青玉より赤玉なのかぁ~(´∇`)今持ってるの緑玉だからどちらも揃えてラーミア(ドラクエⅢ)をゲットしたいところだぜ(o>ω<)o

そもそも入手するのが難しいですからね、ルーシーマルゴーに関しては・・・知ってる人はすべからく入手してたりしますから、逆にその手のマニアの人は大量に持っていたりするともいう・・・・・・

>ノックアウト試飲会

正確には「私が勝手におっぱじめた」が正しく、このショップの事前情報ではスクーターとメトードルオンリーでした(裏メニューとしてエンチャンティッドがあり、更にそこから増えた感じ)

>しかしこうやって並ぶとたまらんですな

並んだ時の楽しさがカルト系の良さですネ。文字だけ違いのブルゴーニュとかもまぁ趣はあるのですが、この派手さはカルト系ならでは。

>生フリフリ

ちゃんと一杯ぶん注いでから逆さにして降ってらっしゃいました。日本とトップ級がこれやってるのはなかなか壮観でしたネ。

| シンク・プリテュール・ノブレス | 2015/10/28 00:00 | URL | ≫ EDIT















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