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今ではシャス・スプリーンが所有中なワイナリの、古酒から感じるボルドーの年季。 シャトー・グレシエ・グラン・プジョー1994

うぇるかむ!
ソムリエ試験終了、ですね世間的には。如何だったでしょうか?
私は今年も受験しなかったんだけどネははは・・・いい加減とるべきなのかしらエキスパート。
さて。そんな訳で、昨日のカントメルルと連続でやろうと思ってたワインがあります。

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シャトー・グレシエ・グラン・プジョー1994
何とも古臭いラベルの古めワインです。

ラベル・ストーリー(最大5PT)
♥♥♥
如何にも古めかしい感じのラベルと紋章であります。いかにもいかにも。
裏ラベルもなく、とりあえず古臭い印象の方が強いでしょう。

今現在の所有者と醸造スタッフは「ボルドーのお値打ち系の代表格のひとつ」とされているシャス・スプリーンのプロダクトになっていてどこを見ても「あのシャス・スプリーンのスタッフの!」という定番の(残念な感じの強い)宣伝が打たれています。
ただ、それは2003年からの話でこの頃はベルトラン・ドゥ・マルセラ氏所有だったとのこと・・・・・・なんですが更にその前はシャス・スプリーンと同じ畑だった(っていうか隣畑なんですよね今でも)となっているとかいないとか。
ええい、ややこしい!
そんな訳で、割りと日本では人気のあるワイナリの隣畑です。
パーカーたんの評価は掲載最低レベルの「並なワイナリー」という割と大ダメージめな感じでボイド・カントナック辺りと並んでたりすることはありました。
ただ、価格はムーリ地区なのもあって安く、25ドル以下のお値打ちワイナリとしてもあげているという。まぁ、アメリカでもそういう安旨ポジションだったワイナリであります。
ヒュー・ジョンソン翁とかも名前をあげることがあるよーなないよーな・・・・・・と、ムーリ地区ワインとしては意外とそれなりなのかも。
あんまりそれ以上情報もなく、後はセパージュがカベルネとメルロの比率が半々だっていうのが特徴かしら。
さて、そんなワイナリのまだ宣伝できる要素もないぐらいの94年のワインです。どんなものでしょう?

香り・味わい(最大10PT)
♥♥♥♥♥♥(古酒好きなら+♥?)
それなりの熟度のあるボルドーという印象
格別に良い古酒って、古いのに味わいに強さ(それは酸や甘味というだけでは表しにくい、果実だったり何かしらに例えられる要素としての)が備わってる事が多いなぁと思うんですけれども・・・・・・そういう感じは残念ながらありません。
ただ、ちゃんと古酒してるヨネ。なるほど、バリュー古酒であります。

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あ、予算なかったんで後ろのブラネール・デュクリュは呑んでないっす。

色は少し枯れたカラーリングになっていて、中心も紫感は抜け赤みが強い。
香りに渋めのチョコレートと酸、ダシ感、キノコ要素もほどほどに入っています。
ウメっぽさが全体に多く酸が目立ちますネ。なんとも熟成感。
味わいも全体にボルドーらしく沈んでいくような感覚が大きく、渋みの強いスタイルです。
シックな印象で香りと同様の要素、特に甘さのないビターチョコのタッチとウメなどがベース。
甘味はあんまり感じなかったなぁ。カシスの要素は探すと見つかるかなって具合なのが救い?
余韻も長くはなく、全体に酸のトンガリをハッキリと感じさせるモノになっています。
クラレットの古酒っぽーいといえばそんな感じの酸の刺とダシ感にノスタルジーを感じるタイプの落ち着いたタイプ。
このスタイル、好きな人は好きそうなんですよネ。また、全体にトンガリ方が個人的には好きでないものの、飲めないって感じではありませんし、定番のタッチそのものは感じたもので。
そもそもデイリー向けだよねーとか言われてるワインの20年以上というのに、もっと求めるのも酷やもしれませんし・・・・・・
よくある年齢の積み重ねを感じるもので、あれですよ、ヴェルタースオリジナルですよ。孫の頃から入って今では私がおじいさんって感じのおじいさん。

また、このワイン、なんで昨日のカントメルルと続けて更新したかったかとイイますと、まぁ単純に一緒に飲んだからです。
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色の違い、香りと味わいの経過が場所も醸造家も違うものの、とてもわかりやすくボルドーの定番の推移を体験出来たので、まぁそれなりに面白かったんですよね。
全体にカントメルルの方が果実や口当たりのまろやかさが残っており、一方でプジョーは完全にアタックから重さが水のままの質量って感じで古酒ライクな風味で最初からスタートするという。
写真は→がプジョー1994、←がカントメルル2003。ね、10年の違いがハッキリと見てとれ・・・・・・と、とれ・・・・・・

ほんと新しいスマホ買おうかナ!

コストパフォーマンス(最大5PT)
♥♥♥♥
まぁ、4000円ぐらいで買えるっぽいので、それならいいのではないでしょうか?ぐらいの。
因みに、新しいヴィンテージなら3000円以下。

この10年がラベルが更にダサくなってるものの、評価は良かったんだそうで。
あと、何故か市場では07年が大量にダブついてます。なぜだ。

とはいえ、新しいヴィンテージは他国派な私としては(試してないし)オススメはひとまずおいておき参考までに。
話を戻しましょう。今回の94にかんしていえば、このぐらいで古酒を一本呑むという行為の方が大事なように思います。
ショップ呑みだったわけですけど、本当は買ってコルク頑張って抜くのが経験になる。そういう修行向けワインだと思います。
なんか如何にも古そうなこの頃のボトルであれば成人祝とかに使えるのかもしれませんナ。

という訳で、シャトー・グレシエ・グラン・プジョー1994でした。
古酒としてのらしさ。それを思えば悪くないワインだろうとも思うのでした。
たまにはこういうのも、いいんですよネ。濃いワインマニアな私ですが、こうして飲むと古酒ワイン派の考えも少し頷けちゃうかも?

それなりに古酒は出回ってるかも。他の年号探してみるのもアリ。

「孫にあげるのは勿論・・・・・・」
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