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劇場版総集編サンタバーバラ!?米国最強レストラン限定だった米国弩級のピノ! ポール・ラトー・マチネ2013

うぇるかむ!
当ブログ、格安なアメリカワインに対しては妙に厳しかったりですが、逆に高額になると甘かったりすることも。
何故か?この地域があるから!

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ポール・ラトー・マチネ2013
久々のラトーです。

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥♥♥
以前にも最高キュベのランスロットベル・デ・ジュールとハピネスを同時にだったりで何かと飲む機会に恵まれています(デヘヘ)
おおまかに詳しくは上記リンクで。
色々呑んでも絶対的にほぼ旨いサンタバーバラの中でも今最も売れているワイナリといえばこちらです。

で、今回のマチネ(マチネー)は日本では初輸入タイプなんですが、その素性は
「フレンチ・ランドリー専用のバラエタルブレンドなポール・ラトー」
です。
フレンチ・ランドリーといえば、フランスの人気店・・・・・・では全くなく、アメリカのナパに活気をつけた「ワイン通なら涎を垂らしながらアメリカまで行きたい」カリフォルニア生粋の三ツ星レストラン。
本拠地はナパ、というよりナパが有名になった理由の一つとまで言われる「土地を作ったレストラン」な訳ですけれども、そこでポール・ラトーはデビュー直後から起用されているわけでした。
で、有名レストランはすごい人達に「自分のレストラン向けのお酒」をオーダーすることがあります。
フレンチ・ランドリーは(幾つもやってるんだろうけど)そのウチのひとつにこれをチョイスしてるというわけ。
今では北欧などでは一般小売が出回っているようですが、ベースはあくまでもレストランオンリー。
それがついに日本に入荷な訳。

あくまでもレストランで安めに呑めるように、というワインな訳で、ポールラトーでは珍しく「サンタバーバラ」としてあって単一畑ではありません(ラトーは基本セントラルコーストの単一畑)。
ただ、内容が恐ろしい。某ショップがセパージュについて記載していたので、コピペしますとですね・・・・・・

「かの 『ピゾーニ』 に加え、スエルテの 『ソロモン・ヒルズ』、スーヴニールの 『シエラ・マドレ』、シービスケットの 『ゾトヴィッチ』、アッティクスの 『ジョン・セバスチャーノ』 、コンテンダーの 『ドラム・キャニオン』 という、全てが本来シングル・ヴィンヤードのためのフルーツ・ソースとなる、豪華絢爛のドリーム・ブレンド」

やべぇなソレ!
フランスワインやアニメでないとわかりづらいという方向けにどういう連中で揃えてあるかというと
「ロマネコンティとエシェゾーとサンヴィヴァンとヴォーヌ・ロマネプルミエクリュ数種類のブレンドワイン」
「キュート系アイドルの上位5位のアルバム」
ネ、スゴイデショー。
まさに新規描き下ろし多数の良質な劇場版総集編。
マチネという名前(昼興行、前売り券的でお買い得だよーみたいな意味)も実にセンスがよろしい。
しかしながら、複数ブレンドになったことでポール・ラトーの本懐ではないわけで、じゃあどうなのであろうか?

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥
ふわああぁ!なんて綺麗な!お姉さん!触りたい!!触れる!!!(迫真
なんてこった、単一畑のハピネス版よりコレ旨いし地区でも最高レベルじゃないの!?
妥協なきレストランがわざわざソノマじゃなくセントラルコーストから仕入れてくるピノは、尋常じゃなくフレンドリーでした。

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It is all good
色は明るめのレッドでこの点はとても若いことがありありとしていますネ。
香りに濃い目のチェリーッシュさ、ハツラツとしたタッチでチェリーとバニラの絡み具合が既に綺麗。
香水みたいなバランス感覚です。ピーチ要素などもあるぐらいかな。純粋にチェリーとミルキーさで出来ているのにそれらが高貴な質感で甘だるさなどはなくそれなりにしまっている。
味わいも綺麗だなーといった感じで見事な醸造と配合のバランス。
チェリー各種が色とりどりにしなやかに香り、酸味も甘味も濃すぎず弱すぎず。
かといって器用貧乏だったり特色がない、とは一線を画するモノで、ほんわかとしたミルキー部分がなくてもまとまりが良く感じられる「最高に程よい」ピノになっています。
しかもミルキー部分までもがジャマをせずに溶け合い、エレガンスこの上なく最後も綺麗にさくらんぼのアフター。
これだけしなやかブレンドなのに果実のハッキリとした強さは、ピゾーニだとかソロモンだとかの他では濃く使われるヴィンヤードからくるものなのかしら?
甘えさせてくれる包容力あるお姉さんの膝枕に匹敵するシチュエーション。それもドスケベ路線じゃなく鉛筆と水彩風味のタッチでtyっとほんわかするセリフがついたお嬢様百合だ!(謎の表現
呑めばあら^~と言いたくなるニッコニコのワインです。
綺麗なピノの最高峰!
同ランスロットよりも今すぐ飲む上でのバランスはもしかするといいぐらいですね。
ランスロットは比較的男性的だと書きましたが、これはかなり女性系。前回Fateで例えた中でいえば、これはプリズマ☆イリヤかセイバーリリィ辺りかな。
その分、主張性は多少薄まっていますが、それが良い意味でほんわかした印象となっており食事も綺麗に食べたいと思わせてくれる気品もグッド。

コストパフォーマンス(最大5pt)
♥♥♥♥♥
1万円前後の最高ピノのひとつ!
これが最下層の前売り券ワインだというのだからポールラトーはちょっとおかしいですね(褒めてます)
っていうか、本当にお買い得です。消費税抜けば1万円きるというのは「ワイン知らない人には高い」んですけれども、知っている人が今見るならば安いのかもしれません。
フランス流儀でいえば、これは村名ワイン(シャンボール・ミュジニーとかヴォーヌ・ロマネとかニュイ・サン・ジョルジュって感じね)にあたりますしフランス価格とも言えなくもありますが、まぁピゾーニ様が少なからず入ってるんだしねっていう。
どのような状況でも、万人ウケするワインだろうし、日本人が好きなタイプのピノの味になっておりとにかくオススメです。
ポール・ラトー劇場にはマチネでどうぞ。
ただし、「ポール・ラトーのワイン」という意味では延長線上に他のワインが感じられない点は注意。ラトーの本懐である単一畑各位はもっと濃い目のバランスであり紅茶系のタニックさも多め。そこはハッキリと「フレンチ・ランドリー様御用達仕様」になってます。

というわけで、ポールラトーよりマチネーでした。
ランスロットも大分褒めましたが、コスパなどまで総合すれば、これは相当な代物であります!
なんでこんな旨いんだろう?
エレガントピノの決定版、きっとすぐ市場からなくなりますからお買い求めもお早めに。

サンタバーバラピノの決定版といって過言どころか足りません。

ゴッドまどかさんやマミさんレベルの包容力。
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COMMENT

matinee

ご試飲、ありがとうございます。
当ワインの輸入元です。このワインは昨年も輸入しておりましたが、飲食店様専用に販売しておりました。

| ilovecalwine | 2015/09/08 22:25 | URL | ≫ EDIT

>ilovecalwine

うぇるかむ!

>当ワインの輸入元です。

ひええええええええええええええええええ・・・ひ、ひええええええええええええええええええ!!!
輸入ありがとうございます!ラトー超いいです!!(小学生並みの感想

>このワインは昨年も輸入しておりましたが、飲食店様専用に販売しておりました。

そして訂正ありがとうございます!
あくまでも現地での扱いと同じ方向性で使われていたのですネ。
一般向けにそうした少数ロットが出回るのはありがたい限りであります・・・・・・

| シンク・プリテュール・ノブレス | 2015/09/12 14:29 | URL | ≫ EDIT















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