オタクDEワイン!シンクのティスティングノート

☆アキバ系ワインブログ☆

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今、世界が一番注目してるシャルドネの造り手?その一挙試飲に行ってました! クメウ・リヴァー

うぇるかむ!
世界が今、注目しているシャルドネ。そう書いた時に「モンラッシェかな?」と思う人はいない事でしょう。
で、その答えの一つの例が例えばここであるだろうと思います。

Ta0cN.jpg
そう、クメウ・リヴァーですネ!

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥♥(評論筋的に+♥)
ニュージーでシャルドネ=クメウぐらいの知名度かしら?
と、もはや思ってしまうところがあります。ラベルは地味だけどネ。
ブラインドでブルゴーニュ勢に大勝利とアドヴォケイトのニール・マーティンとジャンシスが記事にし、彼彼女の他12人のプロが支持してる訳で・・・・・・
当ブログでは別ヴィンテージを掲載したことがありました
詳細を書くのはそっちで充分とは思うので省きつつ、しかし今回は4種類もうちょっと新しいヴィンテージですネ。
ヴィレッジ2012
エステート2012
マテズ2011
ピノグリ2011
になります。上から広域版、自社畑オンリーなエステート、単一畑(フラッグシップ)、広域版ピノグリですネ。

今更ながらにとりあげたのは、ジャンシスの記事とかワインレポートさんの記事とか見ての対抗心であります!
さて、そんなこんなで世界最高峰白のひとつであり、もはやモンラッシェと比べる行為は失礼と言わんばかりのワイナリ。
ほんとに?

香り・味わい(最大10PT)
ヴィレッジ:♥♥♥♥♥♥
エステート:♥♥♥♥♥♥♥
マテズ:♥♥♥♥♥♥♥♥♥(モンラッシェ好きなら+♥)
ピノグリ:♥♥♥♥♥♥♥(個人的には+♥)
マテズは飛び抜けてすごいなぁ・・・・・・
ヴィレッジ→エステートは正当な上位版といった印象なのですが、マテズになると一気に呑みやすいモンラッシェ風になります。
うん、こりゃ塩っぱいだけのモンラッシェではそうそう戦えないですネ。
また、ピノグリがそういうミネラリーな要素を含むスタイルになっててなかなか面白かったです。

ヴィレッジ
flIo1.jpg
最も格安な品なのですが、これが一番派手なラベルなのがなんとも面白いところ。
色は透明度が高く透けてクリアです。
香りにグレープフルーツ要素が強く出ており、フルーティーさがあります。
これにはあまりミネラル要素や複雑な構成はなく、味わいも柑橘水って感じになっていてフレッシュ。
全体を通してとにかくクリアで涼しいキャラは暑いシーズンにぴったりな感じですね。
奥深さや高級感があまりなく、雑味はないものの逆に面白みもあんまりなく思われるかもしれませんネ。

エステート
Rx5un.jpg
以前のモノとはヴィンテージが違います。
色はヴィレッジとそんなには変わりません。
香りにグレープフルーツと少しトロピカル要素が入り酸味甘味ともにヴィレッジの強化版といった所。
全体にクリアかつシンプルではありますが、そこに動きの機微がしっかりと出ているのは強みかな。
味わいはそうしたクリーンなシャルドネの要素にちゃんと果実とミネラルさが入ってきます。
以前07で書いた時のトロピカル要素などは殆どなく、かといってバニラ的でもなくずっとクリアな印象。そりゃ新しいからなんですけれども、ほのかに重たくなっているので熟成するとああなるのかなぁとは。
全体にこれも甘さが強調性があったり何か強い要素があるワインスタイルではないのですが、トータルのバランスと崩れのなさが八方美人。

マテズ
t4kv6.jpg
多分、ブルゴーニュを意識しているんだとは思いますが、やっぱ地味!フラッグシップ単一畑でも地味!!
ラベルデザインはもうちょいマーケティングしてもいいのでは?とちょっと思うかなぁ・・・・・・
色は上記2つより黄色さがずっとあがっていてゴールデン系。
香りからしてかなりバターやナッツ感があがっていて、以前のエステートに感じた要素に近いモノがあります。
かなり濃厚さが出ている訳で、それと同時に凝縮してるんだろうなと想像させてくる、グッと強い白と赤のグレープフルーツ。
それでいてなんだか苦そうだとは感じさせません。
味わいはそうした果実の要素がアタックからハッキリと主張してきており、口当たりも大分粘度があがっていて違いを魅せつけてくれました。
強い凝縮感があるなぁ、と思いつつミネラルのハッキリしたアフターになっていてソルティドッグ感覚。
夏の快晴を思わせるような、垢抜けた涼しいミネラルアフター。
ともすればしょっぱいだけになるこの手の――モンラッシェ関連(シャサーニュ・モンラッシェなどなど含む)の若いのが大体そうなんですが――スタイルを贅沢に作っている印象です。
果実感自体は濃いですし、うっすりと程度のバター要素やナッツが添えてある感じの整え方、それから綺麗。
この辺りが多くの飲み手が絶妙なバランスだと絶賛するところでしょう。
まさにブルゴーニュライクでありながら、それらよりも呑みやすいというちょうどいい所を再現している訳です。

ピノグリ
pJk86.jpg
ラベルに関してはもはや言うまい・・・・・・
色は少し黄緑がかっていて色合い自体はエステートと近い感じですね(一応コレエステート版ピノグリですし)。
香りはフルーティーさが白桃をベースにしていてアプリコットに洋梨にと甘味をもって薫るフルーツポンチ。
フルーツのフレーバーが品種特徴らしい訳ですけれども、多彩で香りだけならこの中のどのシャルドネよりも楽しいですネ。
多様性を見せる果実感は舌の上でも同様で、なおかつやっぱりアフターにはミネラル感が出てシャープさを持ち合わせます。
この機微がとても良いと私思う訳です。
色とりどりのカラフルなパレットを持つ、ももや洋梨のジュース要素は甘味と酸味が双方しっかりと引き立ってますし、その後からやってくるキレのいいミネラル要素で後腐れせずにスッと飲ませるという。
私はシャルドネ各種よりも正直なところ興奮するところがあるのですが、この動きが良くないと考える人もいるもよう(っていうか隣で試飲してた人はちょうどこのアフターをダメだと判定してましたっけ)。
なんとなく、ブルゴーニュでピノグリを作ったらこうなるんだろうなぁと想像させるところがあります。

コストパフォーマンス(最大5PT)
ヴィレッジ:♥♥♥♥
エステート:♥♥♥
マテズ:♥♥♥♥♥
ピノグリ:♥♥♥♥(個人的には+♥)
マテズを買おう
低価格のエステートシャルドネ達とマテズは別モノと云いますか本気度の違いを感じましたネ。
他のワイナリだと「延長線上」と思うこともありますが、どうやらクメウは結構違います。
ヴィンテージ以上にハッキリと違うように感じ、同時に用途に合わせて使うのがいいのだろうとは思います。
むしろ真夏であればヴィレッジぐらいの方が季節には良かった気がしますし。
ヴィレッジは価格で見るとお買い得度なかなかあり。それで物足りない人が行くのがエステートという感じでしょうか。
または、ピノグリは3000円程度でとてもおもしろいスタイルを感じさせてくれるので低価格のシャルドネよりはこっち、というよりはシャルドネやSBよりもリースリングって人は絶対こっち。
ラベルは地味め系なので、ちゃんとワインを知っている人にプレゼントなら使うのがいいでしょう。マテズだったら「へぇ、クメウじゃーん」とニヤけていただけるハズ。
そんなマテズでも7000円前後で今のところ買える訳ですから、ブルゴーニュ白買ってる場合ではない訳です。

というわけで、クメウリヴァーを一挙にやってみましたー。疲れたんも~。
一個人としては、マテズは世界最高峰シャルドネと言って遜色なし。それでこの値段なのは脅威というかモンラッシェ系は高すぎです。
(モンラッシェに恨みでもあるのかというぐらいに書きますし、まぁ正直ジャンシスやニール・マーティンといった大御所がハッキリとモンラッシェ勢に苦言を呈している訳だから書きますけど)
そもそも、ピノ・ノワールが赤は強いのがNZな訳ですから、当然白もシャルドネが強いというのは摂理・・・・・・というかSBが流行ったのが良くわからない感じあります。
と、同時に自分やっぱり白はシャルドネよりもルーサンヌやヴィオニエなどのローヌ品種やリースリングやゲヴェルツトラミネールなどのアルザス品種、またはガルガーネガ(ソアヴェ)の方が品種単位で好きだなぁとは思っちゃうのでした。
シャルドネでピンとこなかったらピノグリを是非。懐が深いところも大御所と造り手のレベルを感じさせてくれます。

商品ダダダーッと。マテズだけ12年も貼っておきますネ





私、初めて買ったCDが中古50円だったコレでした。
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| ニュージーランド | 08:56 | comments:4 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

 
シンク様こんばんは(・∀・)ノ゛ 
今回クメウ特集ではないですか(o>ω<)o゛
 
 
そう言えばこちらに初コメントさせて頂いた時に飲んでたのがクメウリバービレッジだったんだよなぁ~(。~∀~)
 
ってかシンク様推しはマテズ…(;゜ω゜)
 
そう言えばマテズはまだ値段張るから飲んで無かったですわ(;・`д・)
 
マテズ1本買うならビレッジ3本買える…って思うとついつい躊躇ってたアイテムでした(ノ∀`)
 
まさかマテズがここまで高いSPを獲得するとは…早速今週末試してみなくては!(o>ω<)o
 
 
PS.昨日は帰りにスーパー寄ったらステーキ用の牛が半額だったのでモリードゥーカー開けて堪能したのだ(。>艸<)
 
フリフリドゥーカードエロデシタw
 
アルコール度数16%のなせる業なのか判りませんがそのむせぶ色気に終止ノックアウト笑
 
グラスに鼻を突っ込んではむせぶ。そして悦に浸る。笑
 
1本飲み干すまでその変態行為は繰り返されました。
 
飲み手も変態へ誘う変態ワインにまいっちんぐマチコ先生とそのボインに執着するケンタ君の関係を重ねつつ
 
夏の終わりの涼しい夜を過ごしましたっと♪
 
 

| ふっちゃん | 2015/08/27 23:22 | URL |

>ふっちゃん様

うぇるかむ!

>シンク様推しはマテズ

エステートは純粋なヴィレッジのバージョンアップだと感じたのですが、マテズはしっかりとモンラッシェの風情になってましたネ。
3倍とはいえ、それでも7000円ぐらいなのでブルゴーニュのダサ高いシャルドネの二分の1以下ナノデス。

>アルコール度数16%のなせる業なのか判りませんがそのむせぶ色気に終止ノックアウト

あれ、厚みタップリでしょー。
値段以上にパンチとエロスのあるワインで、ほんとすこぶる良いと思います。
売ってたらなるべく買いたいモノですが、割りと早くなくなってしまうみたいなんですよねモリードゥーカーは・・・・・・うーむ、みんな旨いのは知っているデスな。

| シンク・プリテュール・ノブレス | 2015/08/30 15:47 | URL | ≫ EDIT

クメウ・リヴァー、クオリティ高いですよね。マテズの04を先日開けたらかなり若く、酸が豊富だったので、熟成のポテンシャルも期待できます。

下位のヴィレッジ・シャルドネはあまり好みではありませんが、マテズにある果実の力と酸の素晴らしさは納得の出来だと思いました。今回のシンクさんのレポを見てやはり良い出来だったと確信しています。

ジャンシス・ロビンソン女史はリースリングに強いので、以前南オーストラリアのグロセット・ポーリッシュ・ヒル リースリング2013を試したのですが、それがいまいち私には酸が強すぎてハマらなかったので、今回のクメウ・リヴァーは大きな収穫でした。

シンクさんのおすすめワイナリーはあまり試せていないので、今後いろいろと飲んでみたいなあと思って居ます。シャーヴのエルミタージュは、セレクションですが、飲むことが出来ましたので今度記事にしてみます。シンクさんのおっしゃる通り、シャーヴは大変魅力的ですね。今後も追いかけたい生産者です。

長々と失礼いたしました。
今後も更新楽しみにしています。

| Domaine K | 2015/08/31 21:26 | URL | ≫ EDIT

> Domaine K様
うぇるかむ!

>クメウ・リヴァー、クオリティ高いですよね

正直、エステートまでは「そんなに世界が熱狂するほどのワイナリなのかしら?」とも思いましたが、マテズは別格だし納得しました。

>下位のヴィレッジ・シャルドネはあまり好みではありませんが、

私もそんなに好みでも実はなかったり。
もともと、私、塩っけ強い白ってそんなに好きでない(だから、モンラッシェ系苦手)なのでヴィレッジは極個人でそれだけ呑んでたらこうして更新まではしなかったかも^^;

>ジャンシス・ロビンソン女史はリースリングに強い

ジャンシスMWは、ミネラリーというよりはしょっぱいみたいなのや香りにフラワー系入っているの好きな感じありますよね。
個人的にはそうしたジャンシスが提案する食事と合わせて深化するスタイルとパーカーたんが提案するワインだけで高級料理のようなスタイルの中間のバランスが欲しかったりすることが多いので、この二人(正確にはジャンシス関連記事とアドヴォケイトの2つにおける高評価)の両方が推してるモノを私も推しやすいかな。

>シンクさんのおすすめワイナリーはあまり試せていないので、今後いろいろと飲んでみたいなあと思って居ます。

買う場所とか、呑める場所によって、出会う機会が思う以上に狭いのがワインだったりするので仕方なかったりしますよん。
例えば、ヴィノスやまざきしか近場にワインショップがなければヴィノスやまざきの直輸入ワインしか呑まないし、そのイメージで各産地やぶどう品種や地域の実力者を捉える訳で・・・・・・
もちろん、私がブログで推奨してるのは「私ん中では旨かったことのあるワイン郡」なので、興味ありましたら是非に。

>シャーヴは大変魅力的

正直、これが伝われば何よりであります!シャーヴ IS GOD。
あと、シラーという品種が実はピノよりもエレガントな事がある点とか伝わると何より。

| シンク・プリテュール・ノブレス | 2015/09/03 22:13 | URL | ≫ EDIT















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