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アルザスのビオ、そしてアーティスティック! ドメーヌ・マルク・クライデンヴァイス・カステルベルク・グランクリュ2009

うぇるかむ!
アルザスはそもそもがドイツ寄りでありつつフランス的・・・な感じで結構伝統的な絵柄が多かったりします。
が、個々は古参なもののアーティスティック!やっぱりリースリングはアーティスティックなラベルが似合うと思うます。

2015-08-15 18-48-15-368
ドメーヌ・マルク・クライデンヴァイス・カステルベルク・グランクリュ2009

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥♥♥
何だこれは
岡本太郎もドキドキしちゃいそうな謎の妖怪みたいなのがアグレッシブなポーズをとっている、実に頭のおかしいラベルです。
毎年ラベルの柄を呑んでもらった画家にお願いしているというもので、この2009はコレ。


他の年号は例えばこんな感じ。ちなみに、その年号で作ったワインのどれでも同じ柄になっており、低価格のリースリングもこの最高峰グランクリュもピノ・グリとかでも同じ柄となっています。こりゃ毎年どれかしらで買っておきたい!

ラベルがものすごく特徴的なのですが、起源は1948年からやっているブドウ農家。
それを1971年にマルク・クラインデヴァイス氏が「うちもドメーヌやるゾイ!」と一念発起します。
1989年、それは自然派ワインなんて単語が出来るはるか前にビオディナミ農法に「我、革新を得たり」と転換し、地方におけるビオディナミの伝統派となります。
じゃあその前は農薬じゃぶじゃぶだったんだろうなぁとも思うわけですが、25年も前からビオになっているのだからなかなか。
13.5ヘクタールの自社畑をマルク氏の息子のアントワーヌ氏が現在は運営しており、彼ももちろんビオディナミを引き継いでいる訳です。
一応ワイン・アドヴォケイトは90点つけてたりします。
アルザスの地におけるビオロジックの実践者、そのラベル通り奇抜なのでしょうか?

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥♥♥♥♥(個人的には+♥)
リースリングは、爆発だっ!

ビオらしさ満載、それでいて味わいは豪華絢爛さも感じさせ、果実VSオイルといった対立主義的なリースリングの魅力もふんだんに発揮しています。
絵柄の妖怪っぽいの、とっても正しいと思う。
2015-08-15 18-48-26-121
色はかなりしっかりとしていてゴールド。
香りにかなり自然派よりのタッチがあって、土っぽさがすごく出ています。
木々と大地の香り・・・・・・なんて、ワインマニアが使いそうなワードを私も用いる他ない。
果実感はその分控えめなのですが、酸はきっちり感じさせます。
味わいもしっかりとした酸見と土気がベースになっていて、それと一緒にオイリーさがボリューム大で存在。
一口目からかなーり自然派な味わいでどこかみりんのような口当たり。
どこか田舎っぽさがあるものの、アフターのコクもなかなかでありそうした土ムードの間から果実感が溢れ、ミネラル感もクッキリとしているんですネ。
ビオによる独創的味わいでありつつ、雑味はありません(ビオ要素を雑味と見るならば、そうとも言えますがそうした人向けのワインでなし)。
それは日本の田舎感。それも山に囲まれたような里・・・・・・
ラベルの妖怪?がまさにすべてを物語っている訳です。もう、こんな感じなんよ。

コストパフォーマンス(最大5pt)
♥♥♥♥(個人的には+♥)
グランクリュに相応しい出来栄え!
ただ、1万円のリースリングとしてはキャラクターの方向性が地味めな気がしないでもないかなぁとは。
グッとくるワインではあるものの1万円の白としてはあと一歩何かあると・・・・・・とはちょっと思ったかも。
なのですが、恐らくコレ、ちょっと寝かせたり逆にも少し新しい時期に呑んだりしても良かったんじゃないか?と時期の事も思わせるには充分だったりします。
この妖怪的ワインの実力自体は相当に高いモノですから、ありとあらゆるタイミングで使えることでしょう・・・・・・ただ、プレゼントに適したラベルとなんか怖いラベルの時があるので絵柄は確認が必要かな。

というわけで、ドメーヌ・マルク・クライデンヴァイスよりカステルベルク・グランクリュ2009でした
おどろおどろしい妖怪、というよりはもっと親しみやすい方向性の現代的妖怪アニメ系のフレンドリーさをギリギリで持っているので、是非ご体験アレ。
民族的世界観がとっても楽しい!

ジャケ買いもOKな感じ、最高やん?

妖怪ウォッチでも貼ろうかと思いましたが、私のそもそもからすればコッチにしたいかなと
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| フランス | 22:58 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

 
アーティスティックなアルザス…(。~q~)

何となく脳の片隅にあったのでシンク様blog掘ったらそうそう、

マルセル・ダイスのアルテンベルク~ゲヴェルツトラミネール1998だ(。~∀~)

ちょうど1年前のエントリーですな(。゜ω゜)この日記で初めてアルザスに興味が湧いて探しまくったけどネットで出てくるのはひたすらゲヴェルツトラミネールで無いアーティスティックなエチケのアンテンベルクばっかりでさ、結局見つからないで諦めた1本……
 
そんな切ない記憶として片隅に残ってたんだな(;^ω^)
 
この1本はまだ手に入れられそうだから今週末には試してみたいです♪
 
こう言う精神にダイレクトに訴えかける絵って嫌いじゃないんだな!

| ふっちゃん | 2015/08/19 21:48 | URL |

>ふっちゃん様

うぇるかむ!

>マルセル・ダイスのアルテンベルク~ゲヴェルツトラミネール1998

ちなみに、今後またマルセル・ダイスの更新予定もありますし、更にいっちゃうとそれもすっごい旨いし、ついでにゲヴェルツのちょうど2000年というダイスと同じ格のウンブレヒト先生も旨いのでアルザスは、旨いです。
ゲヴェルツはリースリングと並んで古くなって美味しい。

>こう言う精神にダイレクトに訴えかける絵って嫌いじゃないんだな!

私はワインはアートラベルをもっとするべきだ、と考えていますので、もっとガンガンと味に影響をおよぼすようなモノであるべきだと思うのですよねー。
お城の絵柄だけじゃ、特に伝統とか古くから親しまれてるとか格付け級とかでもないと触手が伸びないといいますか。

| シンク・プリテュール・ノブレス | 2015/08/21 17:51 | URL | ≫ EDIT















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