オタクDEワイン!シンクのティスティングノート

☆アキバ系ワインブログ☆

PREV | PAGE-SELECT | NEXT

≫ EDIT

日本でアルバリーニョ!?スペイン系白品種の可能性を日本で探る! フェルミエ アルバリーニョ・ノンバリッカ&アルバリーニョ・マセラシオン

うぇるかむ!
日本もそろそろネタ切れ。ですが、ちょっと品種的に面白い逸品をやりたいと思うのです。
そう、スペイン品種のアルバリーニョ!

4Ftk6.jpg
ドメーヌ・フェルミエ アルバリーニョバリッカ&アルバリーニョマセラシオン
同じワイナリの2つのアルバリーニョです。

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥(個人的には+♥)
日本のワイナリですが、日本カラーを出さないラベルの配慮は正解だと私は思います。
ワイン飲むのに漢字が右往左往してるの、正直なんか気が抜けちゃいますもんネ。そこのところをわかってるワイナリ、はじめてみました。
hreCL.jpg
xN6WA.jpg

裏ラベルはこんな感じ。日本のワイナリの中ではスマートです。
作り手の詳細に関してはやっぱりHPに頼るべきでしょう
このワイナリ、面白いなぁと思うのは「カベルネフランとアルバリーニョに力を入れたい」なところでしょう。
自社説明で言及するのは「フランとアルバリーニョ」なんですね。メルロとかカベルネとかシャルドネとか作ってますが、多分このワイナリ、本音は「全部アルバリーニョとフランにしたい」なんじゃないかと思わせてくれます。
そんな和食と合うのはアルバリーニョなんや!と確信しているらしいワイナリの2つのアルバリーニョです。
違いは醸造方法。マセラシオンしてるのとしてないの、という差だと思います・・・・・・
というか、殆どのショップがワイナリ情報をまんま掲載するだけで細かい醸造方法も省いているしそもそもの通常アルバリーニョがほぼ会員制となっている為そんなに書き込みが大元のワイナリサイトでもない始末。
日本のワイナリであるにも関わらず情報とその差がわかりにくい。
そうした大問題を抱えつつも、この2つを比較してみましたとさ。

香り・味わい(最大10pt)
通常とマセラシオン共に:♥♥♥♥♥♥♥(個人的にマセラシオンは+♥)
あ、この主張は正しいかも
シャルドネなんぞ植えずにあえてのアルバリーニョ。
この選択、そして独自性は私はハッキリと「大正解なのだろう」と思います。

通常版
fegsq.jpg
ラベルがポップで、しかし習字文字から「日本ワイン?」と思わせるという画期的なデザインが最高だと思います。
日本ワインデザインの中で、最も秀逸なモノのひとつに私はあげられると思う。漢字やひらがなを完全に排して、かつ日本系だとわからせるセンス。多くの日本のワイナリはこのデザインを見習っていただきたい。

色はクリアな黄緑色。SBみたいな漢字ですらあります。
香りに日本の梨、ソアヴェ的ですらある軽い印象。
全体の香りそのものは薄めですが、みずみずしいタイプの黄緑果実の感覚がしっかり。
樽は使っていないそうで、かるーい印象の品種特性を活かそうという作りです。
味わいもきれいにできており、酸味が比較的多めにありつつ洋なしのタッチでスッキリと呑ませてくれます。
スペインのかるーいアルバリーニョとの類似性は完璧。恐らく違いは感じられないでしょう。
魚に使いやすいだろうダシ感も多少存在していて、酸味も甘味も薄すぎずに出ていてかつ苦味がなくフィニッシュ。
スッキリ系の白としてならバランス良く出来ているぐらいで、全体に感じられる塩っぽさやダシ感なども含めて多くの「和食向けワイン」以上に和食向けしてる気がします。
おしとやかな和服黒髪ロング美女系。艦これの梅雨の傘さしてた祥鳳さんとかこんな感じよネ。

マセラシオン
Gqgdb.jpg
なんと単体でラベルをとりわすれました!
テヘペロw
でもこの斜めのデザイン、アンリ・ボノー大先生に酷似しているので、この人多分白ワインは本当にスペイン品種ないしローヌ品種好きなんだろうなぁと思います。
きっと、シャルドネじゃなくてクレレットとかルーサンヌとかマルサンヌとか植えたいんじゃないの?
このマセラシオン上記アルバリーニョ通常とはハッキリと違いが感じられるスタイルになっていてとてもおもしろかった!

色は見ての通りマセラシオン版の方がずっと濃いです。
黄金よりのカラーリングをしています。
香りに少しの肉感までありつつ、ヨーグルト感とそこそこパワフルな梨と常夏果実めいた果実。
明らかに樽っぽさなどを出しています。香りからしてずっと強い。
結果、強めのトウモロコシやマロンに黄色果実の酸を感じさせるパワフルスタイルとなっています。
こっちは打って変わって日本食の中でも煮付けとか向けみたいな大きな差。
濃い目のスタイルをちゃんと作れていて、アルバリーニョらしいかというと上記ノンバリック版のが近いのですが、ハッキリとしたスタイルとしては秀逸。
上述した常夏感などのバカンスっぷりはなかなかのモノです。
ローヌ品種と間違えそうなラベルと同様、味わいもググッと濃い。お肉とも相性良さそうですネ。
艦これなら最近追加になった龍田夏バージョンかしら・・・・・・いや、シンデレラガールズの神なおとかのが近いかしら。


コストパフォーマンス(最大5pt)
♥♥
価格はノンバリック通常版で5000円中間。マセラシオン版は7000円後半。
うん、ここがとっても残念というか日本ワインの限界を感じてしまう部分です。
どうしても土地代や人件費がかかるので、関税だとか輸送費がかかってもなおスペインのほとんどのアルバリーニョより値段が高い。
特色がたっぷりある日本アルバリーニョという利点が、逆に欠点になってしまいうる価格です。高い。どちらも後2000円後半~3000円ぐらい安くないと国際的でないです。
どちらも特色があるので飲むならオススメは二本同時。飲み比べてアルバリーニョを体感するには最高に最適で、スペインにもこうしたアルバリーニョで違う作りでほぼ同じ品種構成というのは見られないですから、品種を捉えるという意味ではかなり最適かも。
個人的には日本ワインの中ではラベルデザインも優れていますしプレゼントにも効果的だろうとは思います。
値段があまりにも残念なので2つマークとしましたが、内容やその主張自体は大変好ましい・・・・・・価格!価格が高いのです!!大富豪になってこんな項目いらなくなりたい!!!

というわけで、フェルミエより2つのアルバリーニョでした。
日本の白ワインというと甲州とかシャルドネだったりするでしょう。
しかし、アルバリーニョを選んだこのワイナリの大正解ぶりを見ると、日本のワイナリに大いに可能性を感じます。
そして、同時に価格の限界を感じて憂鬱になるのです。中身が優れていても価格がオーパス・ワンの評判より遥かに高くなってしまうのですから・・・・・・
日本の限界突破と同時に限界を感じる。そんなしみじみしてしまうアルバリーニョなのでした。

興味があれば面白いので是非。中身だけみれば国際的ですから


2つのワインはキャラも大いに異なる事が興味深いですネ

関連記事

| 日本 | 22:45 | comments:1 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

 
そうそう、日本ワインについてだけちょっくらバックして思った事を思い出しながら書かせて頂こうかしら(ノ∀`)
 
先週日曜、前日に葡萄屋に肩透かしされて懲りてるにも関わらず笑
 
今度は日本ワインを求めて歩き廻ってみたのですが、改めて思った事はその世界?窓口?のまぁ狭い事狭い事┌|゜ロ゜|┐
 
唯一充実してるなぁ~って思ったとこ(虎ノ門?西新橋?のワインショップ)でもルバイヤード発見したのがやっとでした(´ω`)
 
 
確かにその稀少性とブランド?で今の値段のバランスが保たれているんだろうけど…これでは拡がって行くかんわなぁ~
 
このエントリーの洋的本格アルバリーニョと前に和泉屋でめっけた和エチケ本場アルバリーニョを比較飲み~♪
 
なんて思ったけどやはり日本ワイン仕入れるの無理っぽい…(`・ω・)ムムゥ…
 
 
てな訳で日本ワインはちょいと長い目で見ようと思ったのであった…笑
 
 
あとやはり日本ワインが天元突破できねぃのはやはりカリスマがいないとこなのかな?と…
 
確かにこのワイナリの脱サラして~でシンクポイントこれだけ付くワインを叩き出すなんて凄い事だと思うのだけど…ね。
 
 
日本人マスターオブワインの造る日本ワイン…とか生きてるうちに飲みたいけど…
 
無理なんだろうなぁ~(´ω`)

| ふっちゃん | 2015/08/10 11:42 | URL |















非公開コメント

TRACKBACK URL

http://sinquwine.blog.fc2.com/tb.php/729-ff5c5f71

TRACKBACK

PREV | PAGE-SELECT | NEXT