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勝沼プティ・ベルドの高いレベル! ルバイヤート・プティヴェルド「北畑・試験園収穫」

うぇるかむ!
先日、小布施のプティを紹介いたしましたが、今回は丸藤のプティです。

KuVUO.jpg
ルバイヤート・プティヴェルド・北畑・試験園収穫2012
割りと古くからある山梨プティですネ。

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥
日本のワイナリの中でも漢字物量も多く、正直なところ田舎臭いラベルだなぁという気がいたします。
Kw6Fq.jpg
そしてやはり説明がいらぬ・・・・・・
コレ以上何を書けというのでしょうか?あ、公式URLぐらい?
書いてあっての通り、合計1000本程度の少量生産な2つの畑からのプティであります。
ここのショップのソムリエさんが毎年一本は買っているそうで、かなーり古くからなんですって。
日本特集ではそこまで「古めのワイナリ」というのをやってなかった訳ですけれども、この伝統かつでかめの山梨のワイナリ、その実力をどれほど発揮していたかというと・・・・・・

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥♥♥
カリフォルニアっぽい!
ないしはスペインなどの低~ミドル価格帯な仕上がり。ようするにバニラ要素強いんですが果実感もしっかりあるタイプですネ。
HkARa.jpg
今回は都農とこのルバイヤートがお気に入りでしたね私の。あ、いや、どっちも樽系なアンドロイド感っちゃーそーなのですが・・・・・・

色は濃い赤紫。かなりガッツリめ。
香りに濃厚めにココアや強いブドウのスタイルが感じられます。
ジャム感が結構あるのです。プティベルドらしいというべきなのか、プルーンだとか赤紫の果実っぽさをしっかりと。
味わいも同様で、ココア&ジャミーなスタイルは日本のワインで想像するものではありません。
ガッツリとしたココア系要素、ジャムとレーズンのパン。
最後までキキすぎ!というぐらいにそうしたドッシリと構えたスタイルが見えてとにかくパワフルです。
後ろの都農と傾向はとても似ています。山梨でもこういう作りになる、というよりかはプティのそれらしさを力技でやりきったような感じといえるでしょう。
なので、初っ端の印象がピークです。段々と最初に比べると魅力がちじこまっていってしまうのもカリフォルニアなどの低価格っぽさといえるかもしれませんね。
最初の一撃で倒す感じはそうですね、ついったーなどの一発ネタ絵だとかみたいな。格闘技の開始数秒KOみたいなワインといえるでしょう。長期戦で戦えない抑えの一杯でした。

で、これは一昨日の写真からお察しの通り小布施とくらべてたりします。
olaFC.jpg
2012年の別生産者別産地のプティヴェルド。
私はルバイヤートの方が率直に言うと味は良かったと思うのですが、この2つ結構しっかり違うスタイル。
小布施はあくまでも「日本人ウケ」的な素直で大和撫子なキレイ目果実の自然派タイプみたいなタッチ。
一方でルバイヤートは「国際ウケ」的なデコレーションたっぷりの破廉恥な程肉体的な果実のモダンタッチ。
この違いにはどーにも「テロワール」ではなく「作り手の醸造方法とブレンディングテクニック」などの人為的要因の方が強く感じられ、またそれでそれぞれに良さを出せているようには思うのでした。
このご時世にワイン造りをしたいのは新人類的、とはヴィラディストの本にちょこっと書いてあった文句ですが、そういう方々がプティベルドに向かってくれると面白いだろう予見も私は同時にあります。
日本はどうしてもピノが売れるのでみんなピノ作ってるしピノ好きだからワイン作ってるんでしょうけどネ、多分日本はピノ向いてないッス。

コストパフォーマンス(最大5pt)
♥♥
コスパで見ると良くありません。上述した通り「海外のテーブルワイン的」だろうタッチの中で6000円してしまうのは標準的な価格で見ても高いと思ってしまいます。
生産量の少なさだとか日本ワインの割に多少手に入れやすいのはメリットかもしれませんが、しかし6000円は高すぎる。
よって、あくまでも金銭的余裕が十分で「日本のプティベルドを試してみよう」という極めて限定的な人に向けたワインです。
プレゼントには日本ワイン好き向け、または持ち寄りでブラインドワイン会をやるのでしたら使い勝手が良いかも。恐らく、日本のワイナリのプティを好んで呑んでる人少ないですからネ。
これで3000円前後、いや4000円前後ぐらいだったらまぁまぁともいえるんですが・・・・・・うーん残念。

というわけで、ルバイヤートのプティベルドでした。
個々の要素に見るべきものがあるのですが、高くなりすぎなところが日本ワインの最も残念なところでしょうか。
ただ、この辺りを呑んだ時に個人的にずっと持っていた「日本ワイナリはダメ、アウト、結局論外」ぐらいの感覚は薄れました。
日本はしばらく、ピノ以外を重点したいなぁ。

値段はほんとキツい

こういうドッシリでホバー感
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