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夏だ!海の日だ!アンジェロだ! カ・マルカンダ・ヴィスタマーレ2013

うぇるかむ!
海の日になると、ワインショップエノテカに良く人たちはだいたいこのワインの話でもちきりになります。

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カ・マルカンダ・ヴィスタマーレ2013
今年もこのワインのシーズンですネ。

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥♥♥
ガヤというワイナリのトスカーナ州シリーズの唯一の白です。
カ・マルカンダシリーズに関して以前もやってますが、その中で微妙にふれたヴィスタマーレがこのワイン。
私、ファーストヴィンテージから毎年呑んでまして、今年もこの季節かぁとしみじみします。

日本語役すると「オーシャンビュー」という名前のヴィスタマーレ。
トスカーナのかなり海側の場所で作られているヴェルメンティーノ主体、ヴィオニエがサブでそえられており、地中海の流儀をイメージしたワインとして毎年日本では海の日に解禁されます。
オールドヴィンテージやグレート・ヴィンテージの単一畑を除けばガヤの数多くあるシリーズの中でも予約が殺到するワインに現在なっており、アンジェロ・ガヤの見事なセールス力といいますか商魂たくましさがバリバリ発揮されています。
一部店舗では毎年品切れ。今日もこれを呑もうかなぁとエノテカに行ったら予約してる人が4人ぐらい買っており、更に私も
「あ、~~さん(中の人の苗字ね)今年も予約されてますかね?」
と尋ねられたぐらい。
で、今年の出来はどうかといいますと・・・・・・

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥♥♥(塩っけ多いのがいいなら+♥)
超海物語
海の味です。まさに塩っけビンビンの仕上がりです。ここ数年と同じ比率らしいのですが、例年より日射とか良かったグレート・ヴィンテージ候補が2013年らしく、固い印象すらウケました。
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裏ラベルがちょっとついてるだけだったので何故か二枚とってた表エチケット。今年はいつもより深緑度あがった?

色は黄緑さが強くでており、しっかりとしています。
香りにとうもろこしの感じが多く出ており、ゆったりと柑橘やソープ感などがあって涼しい香り。
ここまでは例年と比べても同じ印象をうけます。
味わいは思いの外ソルト感が激しくてびっくり!
海水の如くミネラリーさの比重があがっていて、割りと例年豊満ボディ寄りだったのが今年はスラッとし塩感覚が圧倒的に強くなっています。
全体に尖った作りで青さやライム感も目立ちます。
果実の裏打ちはそうした柑橘系がほどほどに出ているため、アフター自体はマイルドめに終わってくれるものの、全体を通すとかなーり塩い。
例年に比べるとずっと個性的なスタイルに仕上がっています。
去年までは割りとクリーンなシャルドネに花感のある白ワインの要素が見え隠れする感じだったのですが、今年はシャッキリポンと塩ワイン。
例えるとそうですね・・・・・・パチンコ(スロット?)って私、やったことないんですけど海物語シリーズってのの例年ならあの金髪の子なんですが今年はマッチョです(でも通に言わせるとマッチョが画面に出ると嬉しいらしい)
まさしく海の日に相応しくなりましたが、個人的には過去最も個性的で最も苦手^^;

コストパフォーマンス(最大5pt)
♥♥♥
そして値段的優位がなくなりました
うーむ、残念。これは残念です。トータルバランスが良くて、ガヤプロダクトの流石さを感じさせつつ5000円というのが魅力だったのですが・・・・・・
 カ・マルカンダ ヴィスタマーレ2010 ガヤ

 カ・マルカンダ ヴィスタマーレ2010 ガヤ
価格:4,536円(税込、送料別)


ここから今回は

3000円+ってちょっともう高級白じゃないですかー。

ミドル価格の白として超優秀だったのに、60%以上も値上がっては価格の秀逸さがなくなってしまって大きく魅力マイナス。
他のガヤのシリーズの白とくらべても優秀な内容ではあるのに、すごく残念という他なく・・・・・・私は今年は未購入ですネ。
それでもコスパ2にしないのはやはり販売戦略がハッキリしていて、この夏の贈り物などにはぴったりだから。
イタリア最強のコマーシャル男、アンジェロ・ガヤの本領は完璧だとは思います。

というわけで、ヴィスタマーレ2013でした。
ちょっとティスティングしたときのものが冷たすぎたような気もしたのですが、うーんそれにしてもどっちみち大幅に値上っていてはなぁという。
ちょっぴりセンチメンタルになっちゃう、そんな海の日なのでありました。

前はコレより安くて旨いってのも大きな魅力だったのに価格逆転であります。ううう・・・・・・

やったことないんだけど、マリンちゃんのデザインはカワイイと思います。あれ、ヴィーラ・リーリエに似てる気もしてきたゾ・・・・・・
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| イタリア | 22:34 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

ガヤはエノテカ有料試飲じゃよく出してますからねー。
でも新しいものばかりでなかなか飲みごろのものが出てこないのが残念です。
新しくてもそれなりに美味しいのは流石なんですが、
なんだか「大人はこうすれば喜ぶ」ってのを分かってる子供みたいな
あざとさを感じてしまう気がします。
そんなロリっ子がちゃんと大人になった姿を見てみたいなぁと
思ったりもします。

コスパ評価低くつけられてますけど
ぶっちゃけエノテカ自体かなり割高ですよね;
グラス単位で試飲できるから自分も行ってますけど
エノテカでボトル買うことなんてほぼないですw

| 斉田夏樹 | 2015/07/21 01:00 | URL |

>斉田夏樹様
うぇるかむ!

>ガヤはエノテカ有料試飲じゃよく出してますからねー。

私もヴィスタマーレしかガヤって買ったことないです(迫真
そう、有料試飲でかなり頻出するから通える範囲の人はそれで満足しちゃってる所ありますよネ。
というか、基本高いので有料試飲で多少在庫コントロールしないといけないのだろうなぁとも思います(これは後述しますが)

>でも新しいものばかりでなかなか飲みごろのものが出てこないのが残念です

一方で、オールドヴィンテージとなるとイタリアワイン専門店でないと売ってないんですよねー、熟成前提とか言われているバローロバルバレスコなのに・・・・・・
逆に、イタリアワイン専門店であればオールドなガヤを数本持っていて欲しい気がしなくもない。

>なんだか「大人はこうすれば喜ぶ」ってのを分かってる子供みたいなあざとさを感じてしまう気がします

そこまで含めて、ガヤのセールス力なんですよね。エピソードも全体に
「君らこういうお話大好きやん?ラベルもイけてるやろ??」
という所がたしかにあざといぐらい存在しているのがガヤ。
そういうあざとさに辟易しちゃう人もいるだろうなとは思います。
一方私なんかは「早くから呑めないワインは甘え」ぐらいの新モノも重視する(正確には新モノと熟成は別の飲み物ぐらいの判別)タイプですので、こうしてすぐ飲みしちゃう分にはこのぐらいあざとくイヤらしいロリっ子の方が良い。
言い換えれば批評家好みのワインではありましょうネ。

>そんなロリっ子がちゃんと大人になった姿を見てみたいなぁ

評判は案外とまぁまぁよろしいんですよね、熟成したガヤも。
呑んだことがないので何とも言えないんですが、そういう器用さは評価の裏付けになっている感じ。

>コスパ評価低くつけられてますけどぶっちゃけエノテカ自体かなり割高ですよね;

うん、高すぎるネ(断言)
というより、そもそもエノテカの強みって
「ボルドー格付けシャトー全部揃ってます」
「ブルゴーニュもDRCにリジェベレールにシャルロパン・パリゾとヴォーヌロマネ系の人揃ってます」
「基本的には大手ワイナリと提携してます」
といった値段とかが関係ない人達向けのワインの品揃えでありますから。
庶民のワイン買う店のコンセプトがそもそも無いイメージ。10本1万円とかのダサいフェアすら、マダムを意識してる感じ。
私の場合、「エノテカが高い」と同時に「エノテカで購入したいワインが無い(優先順位が低い」だったりするかな。
何せ私がメインジャンルとして取り組んでいるオーストラリア、南アフリカ、セントラルコーストなどなどの種類そんなありませんし。ブルガリアなんて一本もないし。
そういう状況なのを当のエノテカも少し焦っているのかトーレスとかと定形したりも見られるんですが、それも「トーレスの値段が大きくあがった」と見られてる始末。
イタリアもそれなりに良いところが入っているのですが、しかし主なエノテカの消費者がフランス贔屓であったりイタリア派が「名前だけ売れてるお高いメーカー、ノーサンキュー(呑んだことないけど」みたいな反骨精神あふるる人らが多すぎて有料試飲に必ずイタリアが入ってる状態(個人的には嬉しい状況ですがネ)
大手企業になっているのは良くわかりますし、そういう販路やまとめ買い作戦前提なのもわかるものの・・・・・・値段とイマイチと噂される輸入や店内品質管理にはもうちょっと着手してくれないと、ですネ。
まぁ、それはそれで。グラス試飲は全部売り切れればボトル一本売りよりお店にとってもマネー入るんですから、ジャブジャブ利用しましょう(救済)

>エノテカでボトル買うことなんてほぼないですw

私も生産者来日イベント以外で唯一買っていた、このヴィスタマーレがこの値段になってしまい、今年はエノテカ輸入のモノを一本も買わない事となりそうでありまス・・・・・・

| シンク・プリテュール・ノブレス | 2015/07/21 15:19 | URL | ≫ EDIT















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