オタクDEワイン!シンクのティスティングノート

☆アキバ系ワインブログ☆

PREV | PAGE-SELECT | NEXT

≫ EDIT

南アフリカのヴァーチャルワイナリ、シュナン・ブランの王にコレはなる! カルトロジー2013

うぇるかむ!
南アです。南アフリカであります。長らくスペインのノートを消化しておりましたが、南アフリカでとりあえずコレはやらなければいけないだろうというのがこちら

Gq1zi.jpg
カルトロジー2013
南アフリカのアルヘイト・ヴィンヤーズの傑作です。

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥♥(個人的には+♥)
これはもうカッキェー!と思いません?
何とも開拓時代的な雰囲気があしらわれたデザインだと思います。超カッキェー!
名前のカルトロジーとは地図学の意味。ほーらなんだか大航海時代的なアトモスフィアで興奮しますでしょ?
2krd6.jpg
ヴィンテージ表記までめちゃカッキェー!

作り手はアルヘイト夫妻という方々がクリスタルムというワイナリと共同で醸造所を使い、現地の優秀な農家からブドウを買って作っているヴァーチャルワイナリ。
最近では一部古樹の畑を買い取ったりしている模様で、そもそも2011年設立という恐ろしいほど新しいワイナリです。
ウォーカー・ベイの白専門ワイナリ、として活動を行い始めたばかりのこのワイナリ、その2011年ファーストヴィンテージの今回のワインがいきなりデキャンター誌の年間第4位に選ばれます。
ワシントン・ポストにものったりアドヴォケイトでも93点獲得したりと注目を集めまくる訳です。
そこからズズッとのし上がった結果、日本にも入荷がされている訳ですが本数自体は少ない模様。
現地でも見かけない、という半カルト的アイテムにこのワインがなっています(上のランクにシングルヴィンヤードがあるらしいのですが日本には入ってきていない?)
作りの特徴は南アフリカでは結構ベターだったりする酵素やSO2の低減~未使用。それにくわえて敢えて新樽を使わずに5年以上使われている旧樽をどっかからもらって使っているそうな。
作りもシュナン・ブラン+セミニョンというありそうでない南アフリカ風ブレンド。
多分この人達相当お金、もってないんだと思います。

で、このワイン、私が呑んだ時は「ブラインドで南アフリカとフランスを泡・白・赤それぞれ当ててみてね」という企画にて。
いやぁ、流石に余裕だろーとやってみたところ、私なんと白だけ当てたんですね(理由はロワールシュナン・ブランの方が味がごっちゃり自然派してるだろうと考えていたのが的中したから)
で、これがその当てる事が出来たワインな訳なんですけど、それでどうだったのかっていうとですね・・・・・・

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥
ふつくしぃ・・・・・・
いやぁ、これも実は正直「紹介せなアカンけど、紹介したくないワイン」だったりします。
驚くほど綺麗で美味しい白ワイン。シュナン・ブランかどうかとか関係なく、超綺麗です。むっちゃくちゃ美人。ノーヒントだったら南アフリカという国を思い浮かべる余地もないほどでしょう。
フランスっぽくもあるようで、サンタバーバラの新世代とか私は答えそう。

色は黄緑さがありあまり強くはありません。
香りにクリーミーさがかなりよく出ており、同時にマロンの甘い香り。
結構ミルク要素は強く入ってまして、なるほどこれ新樽だったらくどかったろうなぁと思わせるぐらいです。
桃やレモンなどもわずかに感じられる程度におさえてあるのは良い所。
味わいは口当たり自体は軽めなものの、まったりとした質感であったかい産地と冷たい寒冷地の間の子かなぁとは思う程度。
クリームの感覚、おだやかにでている柑橘と白桃などの白と黄の果実感。それらが超美麗。
激しすぎず、かといって弱くないそのバランス加減。高級なミルクレープのよう。
それからだんだんと青緑のハーブやライムが出てきてアフターに優雅なアールグレイとピンクソルトの香りを残しつつ少し長めのフィニッシュ。
個人的に「優雅で貴族的で高級な生活感、ティータイムなどを思わせるような」ワインというナゾの高評価水準を勝手にもっていますが、まさに的確にコレ出てます(ワイナート田中克也氏の大理石の円柱云々に似た感じネ)
とにかく清く正しく美しく。官能的というより、ただ立っているだけで美しい殆ど童話の世界。まぶしいぐらい。
そのクリアでありながら贅沢な感触はぜひ味わっていただきたい。
が、世界的にあんまり在庫がないのでちょっと困ってる私も一本ぐらい欲しいのであります!
漫画アニメとかで思い浮かべようとしたら、意外なほど的確に浮かばなくて焦ったのですが、まさに完璧なる王女キャラ。
お転婆だったり世間ズレしてたりしない、英国王室の方々みたいな気分。

コストパフォーマンス(最大5pt)
♥♥♥♥♥
これからの白のスタンダードになりうるワインが4000円中間だとぉ!?
はい、すごいです。
イタリアの白ワインもかなり値段に驚かされる事が多いのですが、その代表例が例えば「イエルマンのワードリームス5000円(昔)」とかガルガーネガの作り手達とかであり、5000円アンダーで世界最高峰の白を作っていますネ。
で、それとほぼ同額。世界と勝負してます。高級感で言えばこの価格帯最高位かもしれません。
ラベルはこの格好良さをわかる人ならいいんですけど、ダメな人にはもったいないのでプレゼントしない方がいいかなと。
中価格帯でのワインパーティーであれば、そのレベルの高さに南アのヤバさを晒し、ジャンシスの如く「南アフリカは変革の風がびゅんびゅんなのヨッ!」と絶叫させる事が出来るでしょう。
自分呑みにするならばオールシーズンでイケます。それぐらいバランスの取り方が良いワイン。器用貧乏でなく、万能超人です。

というわけで、カルトロジー2013でした。
ここまですこぶる綺麗な白ワインを南アフリカが作っている事実に驚きますネ。南アといえばピノタージュ、の時代感覚は古すぎる・・・・・・代表的固有風銘柄という意味では、シュナン・ブランこそかも?
ポール・クルーバーとかブーケンハーツ様もそうですが、南アフリカは白ワインも赤ワインもいけるからイイんです!

これが常に買えちゃったら、これより高いワイン不要になるんですけどネ

地図学で検索してたら出てきた本なんですが、こういう雰囲気で呑みたい白ワインかもしれません。
関連記事

| 南アフリカ | 15:02 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

まだネットで見たら結構おりますな
(´艸`)~゜
 
 
私も早く1本押さえたいって思ったが保管場所がない………orz
 
ほんとに こまった んがぁ笑
 
 
土曜日ワインダイヤモンズの試飲前に和泉屋さんも寄ってみたよ
(・∀・)/
 
結論から言えば入れませんでした(ノ∀`)
 
あれは…何だ?笑
入り口っぽいとこは完全にシャッタ-閉まってて、看板らしきものに入り口案内図があってその看板の言う通りビル入ると中の見えない黒いカラカラ扉があるだけでさ┌|゜ロ゜|┐
 
扉に隙間が2㎝あったから恐る恐る遠目から中を伺ったら数名の男性が黙々と梱包?解梱?しててさ…チョーット躊躇ってしまいましたわ(。;∀;)
 
あれは足を踏み入れる日がやってくるのかしら(。~q~)
 
 
でしょんぼり気分を電車乗りならが切り替えつついざテイスティング初陣笑
 
シンクさんにクレイジープレイと褒められウキウキ既成概念をぶち壊しに行ったのだが…
 
考えて見れば全てが初めてなのでぶち壊す概念も無かったと言う…笑
 
しかも結構遅くに行ったんでルーシーマルゴーはもちろん他に気に入ったのも買えなかったと言う…(; ̄∀ ̄)
 
でも楽しかったしこれを機会に気になる試飲会にはどんどん参加したいと思います(・∀・)/
 

| ふっちゃん | 2015/07/14 00:22 | URL |

>ふっちゃん様
うぇるかむ!

>私も早く1本押さえたいって思ったが保管場所がない

ワイン最大の難所なんですよね「置くスペースがない」っていうのは・・・・・・ササッと呑みたいヤツすら、数日はちょっとお家で休ませたかったりするものですから。

>結論から言えば入れませんでした(ノ∀`)

え、それはもしかしてただの事務所だったのでは・・・・・・
本家本元の和泉屋には行ったことがないので、何ともかんともなのですが、そんな入りづらいショップとは聞いたことがないですゾ・・・・・・

>テイスティング初陣

ダイヤモンズの人、めっちょファンキーだったでしょ?(ダイヤモンズとか和泉屋の人らは敢えてド派手なカッコして試飲会開催してます)
多分、同じの参加してるんですけれども、私もあの日最高やろと思ったジャムシードの日本向けラベル買えなくて残念なのでした・・・・・・

>でも楽しかったしこれを機会に気になる試飲会にはどんどん参加したいと思います

ぜひぜひそうなさってくださいまし。試飲会は基本的に色んなお酒が確認出来る最良の機会。見えることは多いハズナノデス!

| シンク・プリテュール・ノブレス | 2015/07/15 05:52 | URL | ≫ EDIT















非公開コメント

TRACKBACK URL

http://sinquwine.blog.fc2.com/tb.php/710-414673cb

TRACKBACK

PREV | PAGE-SELECT | NEXT