オタクDEワイン!シンクのティスティングノート

☆アキバ系ワインブログ☆

PREV | PAGE-SELECT | NEXT

≫ EDIT

ホワイトハウス公式晩餐会に選ばれた日本人ワイナリで今話題の! フリーマン 涼風&ロゼ&ソノマピノ

うぇるかむ!
rkFvn.jpg
かのアキコ・フリーマンさんが来日して色んなところでイベントやっており、その一つにサクッと参加出来ましたので、今日はこちらであります。
フリーマンのソノマ版(一番最安値)、ロゼ、シャルドネ涼風です。

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥♥♥
今、最も話題・・・・・・であるハズのRRVのワイナリ、それがフリーマンです。
3TohD.jpg
tD0eA.jpg
DuB0y.jpg

裏ラベルをズララーッっと。

ラベル自体はシンプルな感じですネ。涼風、という漢字もむしろ日本人的というよりは海外ライクです。
しょーじき、もうそこら中で紹介されているハズ。なのでワイナリ詳細は上のワインレポートさんのリンクで。
単純にいっちゃえば、アメリカNO1人気ピノ・ノワールクリエイターとも言われるエド・カーツマンの弟子の日本人女性のワイナリ。
安倍晋三が向こうでもてなされたのが涼風シャルドネ2013年。
こっちはいまどきオー・ブリオンとかアメリカのワイン好き大統領に対して出しちゃうド恥ずかしさの中、オバマ政権のソムリエも安定してますよって魅せつけられたような思いでしたネ。
宮中晩餐会は今すぐ全て変えるべきです。何が天皇の料理番ヤネン!何が富士山アイスじゃ!!来賓相手に体たらくだからオバマに「日本のワイン価格は高い」なんて演説されちゃうんですよ情けない。国単位で情けない・・・・・・
さておき。
そんなこんなで3種類ほど呑みましたのでどんなものであったかというと・・・・・・

香り・味わい(最大10pt)
シャルドネ:♥♥♥♥♥♥♥♥
ロゼ:♥♥♥♥♥♥♥
ソノマピノ:♥♥♥♥♥♥♥♥
しっかりとしたソノマワインになってますなぁ
多少ピノからは日本人ライクなところを感じましたが、基本はカリフォルニアワインらしさに根を張ったような感覚です。
繊細とかフランス流儀とかではありません。カリフォルニアの塩梅です。

シャルドネ
dTURX.jpg
涼風の漢字がたまりませんなあ。RYO-FUの文字にどことないニンジャアトモスフィアを検知。
ちなみに、晩餐会仕様は2013年で、これは確か2011年のハズ(まさか写真が微妙に見きれてしまうなどとOTL
色は透けて黄色みがあるタイプ。
香りにマロングラッセが濃厚に香っており、重た目の印象。
栗っぽさが満載で、日射多めのあたたか系な香りをそのままに味わいも展開されます。
ミネラリーさのあるアフターで、力強さとモンラッシェなどを目指そうとする心意気や良し!
アプリコット系もある強い果実とマロンケーキっぽさがバランスのいいタッチで、RRVのシャルドネらしさをきっちりと感じさせてくれます。
全体のパワーバランスで言えば重たいタイプではありますが、その中でもミネラル要素などの「クールさ」を感じさせてくれるのはなるほど名前の冥利もあるのでしょう。
作り込みしっかりのシャルドネ。

ロゼ
dQHZ7.jpg
ソノマってなってますがRRVのソースが多いものの、基本的には「あまり汁のロゼ」とのこと。
色はピンキーさが大きく出ており、かなり色味が強いです。
香りにピーチの感覚が多めに出ており、果実要素が多め。
甘めのピーチとスイカの一番甘い部分が同時にやってきたゾYA!yA!YA!って感じの味わい。
ロゼにしてもかなり強めの甘味要素で、きっちりしっかりとしている。
同時に樽から転じているっぽいマロン要素などもあり、整ったロゼ。
甘み自体もかといってシロップ缶のような代物ではなく、しっかりと果実を出しつつまろやかめ。
よく出来た果実からはよく出来たロゼも出来る、ということなのだろうか。これ、結構穴場です。

ソノマピノ
pTmXC.jpg
ソノマコーストピノです。RRV版やフラッグシップ版アキコズキュベがある訳なのですが、残念なことにこれしか開けてませんでした。
色は鮮やかにピノらしいクリアなレッド。香りにそこそこに磯っぽさがある辺り、ちょっとモントレーっぽさがあるといいますかエド・カーツマンとかにも通じるものがあるような気がしています。
強めの果実感も香りにはあって、アメリカンチェリーの印象が大きいでしょうか。
味わいも強めのジャミーさをもっていて、同時にミネラル豊富な印象。
爽やかに終えてくれるのは酸がハッキリしていて、梅のようなしとやかさがあるから。
香りからして磯系のむしろこっちの方が涼風じゃないの?ぐらいの塩要素がありつつ、紫と赤果実はガッチリなのがソノマらしさも覚えます。
反面、そこまでインパクトの強い味でもなかったのは正直な所。これがRRVなどになるともっと尖ってくるのかと思うとドキドキしちゃいますネ。
梅要素など、日本人的作り込みの感覚は3つのワインの中では最もありましたが、やはり地域といいますかどちらかというとカーツマンから教わったのであろうテロワールの出し方の方がにじみ出ていますネ。

コストパフォーマンス(最大5pt)
いずれも♥♥♥(話題性と日本応援的なら+♥)
どれも日本の価格だけ見るとシャルドネ7000円前半、ロゼ6000円ぐらい、ソノマ7000円後半といったぐらいで安くありません。
いや、エド・カーツマンプロデュースとしてみれば安めの設定とも思いますが、特にピノに関しては上位版でも9000円ぐらいなので逆にこっちのソノマコーストやRRV版が相対的に高くみえちゃうっていうのが正直なところかな。
特別安い、ということはないけれど高いって感じもしない。プレミアムなワインの味であります。
今ならもれなくどの状況でも盛り上がる「オバマ政権が選んだ日本人女性のワイナリ」なので、そういう意味では簡単で使いやすいといえるでしょう。
特に涼風は盛り上がるハズ。
どれもソノマらしい味わいというのは存在していますから、そうした味覚追求にも使いやすいワインだと思います。
全体にアフターにミネラル感がハッキリとしていますから、料理は塩分控えめでも良さそうです。

というわけで、アキコ・フリーマンの三種類でした。
微妙に年号確認怠ってて申し訳ないOTL
流石エドの弟子だなぁ、と思うと同時に日本のワイナリはやはり海外に移転したほうがいいのではないかと思っちゃったりもしますネ。
海外勢に負けず劣らずの日本人で海外に飛んでいる人たち。そうした人々こそ、ソムリエ協会などは応援していくのが良いのではないか?
それぐらいに、ソノマのワインをしっかりと作られていると思ったとさ。


……
………で、終わっても良いのですが、すこ~しアキコさん本人に、いやさそれこそイベント終わり間際に20分ぐらいインタビューっぽいことしてみたので簡単にQ&Aにして書いておきましょう
CyY7v.jpg
アキコさんの写真とればよかったんだろうけど、この酔っぱらいクソ雑魚ナメクジは撮ってなかったので何故かロゼのピンポイント写真でお茶を濁す。

◆◆◆

Q:晩餐会採用おめでとうございます。晩餐会にはアキコさん自身は参加されてらっしゃるの?
A:いいえ、ワインだけが出席させていただきました。採用の話を聞いた時は驚いたものです。

Q:スワリングってするべき?(生産者来日すると毎回私がしてる質問です)
A:香りをたたせるためにもするべきでしょう。日本人はよくやっているのはいいことだと思います。

Q:エド・カーツマンが他の作り手と違う部分はどんなところ?
A:エドはブドウの声を聞くのが上手い。それが最も他の人とは違うところだと感じる。

Q:晩餐会にも使われたこのワイン。ところで、フランスやイタリアへの輸出ってしてるの?
A:私のワイナリは少なくとも輸出していない。ほぼカリフォルニアで8割。あとはイギリスと日本で割り当てています。

Q:私はよくミネラルの多く含んだ、海風を感じさせるような磯感のあるピノやシャルドネに出会う。それはどういった部分からできやすいのでしょうか?醸造?テロワール?
A:おそらくそうした印象は土壌といいますかテロワールの方が関係するのだろうと思います。醸造でそうした要素が付加はさせずらいでしょう。エドのワインに似てる、とさっきおっしゃってたけど、それはテロワールが近いからかもしれない。

Q:つまり、これがソノマの・・・RRVなどの表現ということ?
A:ええ。アメリカも今は「アメリカワイン」という意識があります。アメリカの良さを出すワイナリが増えた気がします。

Q:その意味では、このピノなどはモントレーのワインのほうがしっくり来るぐらいです。それはどうしてだろう?
A:RRVといいますか、ソノマは南の産地の方が冷たい冷涼地域なのです。そして、私のワイナリはその中でも南に位置してますから類似するのかしらね。

Q:アキコさんはエドが今本拠地にしているサンタバーバラとかにはこないの?
A:遠いですから^^; ここに専念したいし手が私には回しきれないかな

◆◆◆

以上!なんかもっと聞いた気がしますが酔ってましたー(テヘペロ
全体に見てみると、醸造関連はテロワールという概念(気候や土壌やブドウそのものね)に重きを置いている印象の方でしたっていうか醸造家みんなそういうよね。
ただ、どことなく河など水辺近くのワインの方がしょっぱい味(塩っぽさ、ミネラルがある)というのは改めて見えてくるものがありますネ。
これほどの知名度を得るワインでも、イタリアやフランスには輸出されていないのはある意味で日本は幸福だなぁと思います。
カリフォルニアを除くと、ワインを輸入して世界各国から呑んでいるって意味ではブリテンと双璧なのでは日本。
そこは誇っていくべきところでありましょうネ。だから輸入輸出勢下げよう。っていうか酒税なくそう!
あ、そうそうやっぱりスワリングはすべきね!みんな恥ずかしがらずに意味をもってなら回していいのよ!!一部の業界人と通ぶった人がやるだけのカッコ悪い行為では決してないです!!!

それと、これはちょっとした後日談。
このアキコさんイベント、私は最後の方に駆け込み参加した挙句に恐らくそのショップのイベントの中では最もアキコさんに質問しまくってただろう自信があったんです。
で、次の日にこのお店の常連さんで参加されている方に会ったのです。

シンク「あ、昨日アキコ・フリーマンでしたね。どう思いました?」
A「ありゃだめだね、旨くなかった。なんか味がバラバラしてた。後味もヘンというか」
B「白も赤も一杯でお腹いっぱいになっちゃう感じ。しつこくて最悪だったよ」
C「樽が効きすぎて、安っぽくてね」
D「ロゼなんて甘くてケバケバしくて残したぐらい」
シンク「デェエェェェエ!?ちょ!?うっそやろ、超良かったですやん・・・・・・!?」
E「あー、味覚合ってないのかもなー」
F「キミは若いからねぇ。そのうち美味しく思えなくなるような味なのよ」(シンクはこの話題した時最年少です)

と、世界で最もフリーマンに対して辛辣なのでした。
それは日本人女性醸造家というのがスケコマシイタコウみたいだからなのか、大まじめに濃いカリフォルニアスタイルが段々と不味く感じられるのか、たまたまこの店の常連さんの好むスタイルでなかった(ブルゴーニュがもてはやされます。ガメイとカルトワインは殺される)からなのか・・・・・・
という訳で、日本人が作っているからといって日本人に相性が出やすいワインではないらしいというのはひとつ加えておきましょう。

がんばれ、アキコ・フリーマン!

まぁ、ともかくお試しあれって事です。日本人が応援してやらんでどうするっての!(富野語



全体に「和服を着た外人」ってイメージがあるかな。ミネラル感なんかは日本で好まれる要素だと思ってたのだけれど・・・・・・
関連記事

| アメリカ | 22:41 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT















非公開コメント

TRACKBACK URL

http://sinquwine.blog.fc2.com/tb.php/708-1ca35115

TRACKBACK

PREV | PAGE-SELECT | NEXT