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これがワインの数学原理? ペネデスの「カバじゃない白」の知的かつ壮大さ。 プリンシピア・マテマティカ・アレマイン・イ・コリオ

うぇるかむ!
スペインワイン特集めいてるここ一週間ぐらい。いよいよ大詰めに入ります。
今日は・・・本来七夕向けに紹介しようと思っていたワインなのですが、まぁそう原理どうりには行かないってことでひとつ。

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プリンシピア・マテマティカ・アレマイン・イ・コリオ2013
もうこのラベルからして最高そうじゃないですか?

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥(個人的には+♥♥)
ジャケ買いしました!(迫真)
ジャケ買い以外のの何ものでもありません。色んな事を抜きにしてこのヘンテコキャラと怪しい品種にやられました・・・
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裏はインポーターシールしかなかった。ちょっと残念。

作り手はアレマイン・イ・コリオというワイナリを営むイレーネ・アレマインとローラン・コリオという夫妻。
名前ままワイナリ名にしてますネ。仲睦まじいですこと。
そして仲睦まじい夫妻が作ったりするワインは当然の如く自然派寄りの作りだったりします。
二人はブルゴーニュで知り合い、イレーネ婦人側の故郷ペネデス(スペイン)でワイナリをすることにします。
・・・・・・実は、ペネデスってトーレスの本拠地だったりして結構デカイワイナリが多いなかでの小規模生産者です。
なのですが、このぐらいしかあんまりデータがありません。7ヘクタールのリュット・レゾネというぐらい?
品種はチャレッロが100%の事が多くたまに他の地ブドウが混ざったり。
そう、カバに使われている白ブドウ品種で白ワインというわけです。わかるひとなら、ピノ・ムニエで白ワインって感じかな。ここの白は基本チャレッロ。
チャレッロの可能性など自体は、大きく注目されていてそれは米国でも英国でも同様。
パーカーポイントもスペイン全体でみれば低めの90点を過去とったことがあるという、このワイナリのセカンドが今回のワイン。

な・ど・と、素性を羅列してもあんまり面白い印象をうけないかもですね。
しかしながら、ラベルと名前になっているプリンシピア・マテマティカにはグッとくるわけですよ!
単語はそのまま検索するとウィキに小難しいことが書いてある「数学原理」の書。
ラベルの怪しさと相成って、宇宙工学感とナゾの自信を感じさせます。
ラベルアートは外注してるようで、evruという人が描いている模様(それがワイナリにとってどの立場の人なのか――つまり子供や知り合いの学生なのか、単純にアーティストなのかまでは調べがつかず)。
そんなナゾナゾしい雰囲気満載のこのワイン、実際どうだったのか?

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥♥♥(個人的には+♥)
おぉう!どこかローヌっぽい、常夏まったり避暑地味!
ルーサンヌ辺りに感覚が近いですね。日射の多そうな感じではあるものの、妙に澄んでる感じのする味わい。
ボリューム感は結構あるものの、それがしつこくないのがとっても良い。

色はそこそこ強めに黄色系。
香りにバタ感がありつつ、全体に常夏系フルーツの感覚がハッキリとしています。
黄色系果実がバランス良く出ており、アプリコットジャム感もあります。それもしっかりバターが塗られて綺麗に仕上げてある。
味わいも香り同様に豊満さがあって、大胆めなんですがふしだらでないんですよね。
ベースは果実&樽系バターっぽさの印象なのですが、ふくよかな甘味と酸味で派手すぎない。
パイナップルなども見られるような常夏系なのに、どこか凛としたソープ感もほのかにあってしつこくない。
樹齢30年以上らしいのでそこからきているのかもしれないミネラリーさもアフターに残ります。
しっかりとした果実、ボリューム感のあるバター、それらを備えつつミネラル感を忘れずに・・・・・・という公式のような味わいです。
どれもハッキリしすぎている節があるものの、なかなかに高級感かつ素朴さを備えた逸品になっています。
なんかこう、避暑地を思い出す感じなんですよね。ペンションにいる気分になる。

コストパフォーマンス(最大5pt)
♥♥♥♥(個人的には+♥)
これ、個人的にすごくしゅき・・・・・・
いいバランスだと思うんですよ。それが3000円ぐらいだからなかなかだと感じます。
しかしながら、私が白もローヌ品種ラブ勢なことも大きく作用していると思うので「個人的には」という単語を多く用いることとなってます。
というわけで、当ブログをよく見ている視聴者の方々が「あ、それなら買いだなorやめとこうかな」で判別されるのは案外正解かもしれませんゾ。今回とてもわかりやすいと思う。
はてさてまたまた個人的には、ですがエチケットがやっぱり最高にカオスティックであるので、プレゼントやワイン会には慎重に選びたいところであります。
自然派っぽい雰囲気もあるのですが、そういう場にはちょっとパワフルめです。
多分、肉が合う白。いや、私って実は白ワインはお肉と・・・・・・それは白い身の鶏肉だけじゃなく赤みの牛とかでも・・・・・・相性は良いだろうと思っていますので。
その中でも、合わせやすかろうと思います。シンプルな肉料理を見事ふくよかにしてくれそうです。

というわけで、プリンシピア・マテマティカ・アレマイン・イ・コリオ2013でした。
微妙にペネデスのワインを今回多めに紹介してたりするんですが、なかなか奥が深い産地のように見えます。
かのジャンシスが「ペネデスってすごいわよ!」と絶叫してたりするのもわかるかな。こういう小規模生産者にもエールを送りたいものであります。

この個性、上手く使いこなせる?

頭痛くなりそうでしょ?宇宙論とかまで応用出来る数学理論を名前にしてるってすごくない?
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まゆしぃっぽい味
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