オタクDEワイン!シンクのティスティングノート

☆アキバ系ワインブログ☆

PREV | PAGE-SELECT | NEXT

≫ EDIT

スペイン最大手の作る……カバ地域でのリースリング!? ヴァルトラウド・リースリング2011

うぇるかむ!
まだまだスペイン特集が出来るっていうか、もう本当ノートがたまりにたまってるのでダダダッ!っと!!
本日はトーレス。ご存知スペイン最大手ですが、ちょっと内容が変わり種です。

GvHkA.jpg
ヴァルトラウド・リースリング2011
トーレスが作るなんと、スペインでリースリングですよ奥さん。

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥
ラベル自体は何の変哲もありませんネ。なんだかドイツのテーブル価格っぽいタッチであります。
これがスペインのペネデス産であることを除けば。
Y0Gth.jpg
裏はエノテカで呑んだのですが三国で仕入れたモノのようで。

作り手のトーレスは言わずもがな、「スペイン版モンダヴィ」などと言われるぐらいド大手。最近になってENOTECA輸入になり値上がったような気がしないでもない連中です。
各国雑誌で大手だけれど頗る評判を受ける、創業1870年の伝統と歴史ある一族ワインコーポレーションであります。
その海外版は以前に評した事があったのですが、今回はスペイン本家・・・・・・
の中でも変わり種だろうと思いますネ。
なにせ、ペネデスのリースリング。
いいですか、スペインでリースリングですよ?え、それってスゴイのって??
かなーりメチャクチャです。実験的といえるでしょう。まず、ペネデスってカバ(スペインの泡)でかなり知られる地域であって、リースリング種をそんなに作っている訳じゃないのです。
元々がペネデスが出身で広めた人たちでもありますから、それでいてこのブドウ選択!
次に、そんな所で泡でもなんでもなく白。それもカバなどの品種関係なしにリースリングです。
これこそスペインを世界に広めた大企業ならでは。普通には地ブドウならまだしも唐突にリースリングは出来ませんって(スペインでリースリングって初めてききましたヨ!)
ミゲル・トーレス社長の奥さん、ヴァルトラウド夫人が名前の由来だそうで、彼女つまりドイツ人なんですネ。
それだからってスペインでリースリング作らないでもって思うでしょ?実際どうなのか・・・・・・

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥♥(オイリーなリースリングファンなら+♥)
しっかり本格、オイリーなリースリング
温暖地域っぽさは結構感じられるのですが、かなりハッキリとしたリースリングであり、甘いだけになったりはせずかなりオイリーなタッチを持ったワインでした。
リースリングのそういう所が好きならば、結構楽しませてくれるハズです(逆にそういうの嫌いな人はダメなワイン。現に同じく飲んでいた人の中には不評だったぐらいですから・・・・・・)

色は黄色みより青さがあって、そこそこにカラーリングもついています。
しっかりとした青緑よりかな。
香りにかなりオイリーさが出ています。
果実のパワーも結構高いのですが、まずオイリーです。次にリースリングらしい青みがかった感じと白い花のニュアンス。
この辺り結構しっかりしてまして、多少缶詰っぽいともいえるのですがトータルバランスとなによりオイリーさでしっかりと作られています。
味わいはドイツともワシントン辺りともちょっと違って、パッションフルーツなどの南国フルーツの感覚が主体。
香り以上にフルーティーさは強く、パイナップルやアプリコットジャムなどもありつつ、赤黄色系の果実感がリースリングの割には濃厚。
それでいて、確かなオイリーさ。この2つの要点であります。
リースリングの良さとは、花の香りと重油のタッチといったような「喩えられているモノを生で嗅いだら、絶対に死にたくなるような話」が妙に混ざり合ってとてつもなく心地よくなる辺りにある気がします。
その点では、これはちゃんとリースリングしつつ地域ならではな個性も垣間見せるのです。
あったかい地域で作ったリースリング、というのを体感させつつ尖りすぎずにまとめた仕上がり。
ロボットアニメのビキニ回?
なんだかこれまた不釣りあいなギャグシナリオな感じですが、1話完結としてはまぁそこそこ・・・・・・そんなまとめかたをしようかな。
大手だけど侮ることなかれ。

コストパフォーマンス(最大5pt)
♥♥♥
値段は2800円ぐらいかな。リースリングは低価格も結構勝負してくる産地ですから、その中ではコスパはそこそこぐらいでしょうか。
ちょっとおもしろい逸材ではあるんですよ。だって、シャンパーニュでリースリングはそもそも植えないしそれで普通の白を作らないでしょ?
そういうワインマニア的マニアックさでグフグフ言いながら呑むにはオススメです。ペネデスのリースリング、というワードで草を生やせる人達で集まるならワイン会にもいいでしょう。
社長婦人へのリスペクト、という逸話を使ったプレゼントもギリギリありかも。品は整ったラベルですしネ。
ドイツリースリングの食べ合わせよりはもっとエキゾチックだったりするほうがオススメかもしれません。
ENOTECA本家では「生カキなどのシーフード」とか書かれてますが、これ書いた人飲んでません・・・・・・魚介にしてもパエリアなどの方がいいでしょう。

という訳で、トーレスよりヴァルトラウド・リースリング2011でした。
ネタとしてもまぁまぁだし、出来自体もそれなりでスペイン最大手の懐の深さを感じさせるものです。
個人的に、オー・ボン・クリマだとかレーヴェンズなんかもそうだったりするんですが
「大手のちからを活かした亜種的ワイン」
って結構狙い目。ヘタに普通の体験をするよりは、いっそ楽しいと思うのですが如何でしょう?

なぜかエノテカ本家では売ってるのに楽天ではエノテカからは販売していなかったデス・・・・・・なぜ?

なんかすっごい懐かしいの出てきた・・・・・・アニメ知らない人向けに書くと、こういう「番外編的なお姉さんないしお兄さんが水着を着る色モノ夏回」の事を界隈では「ビキニ回」と言ったり言わなかったり。
関連記事

| スペイン | 22:58 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT















非公開コメント

TRACKBACK URL

http://sinquwine.blog.fc2.com/tb.php/704-0af19817

TRACKBACK

PREV | PAGE-SELECT | NEXT