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スペインのクリス・リングランドをダブルで!スペインでも発揮されるリングランド味!! エル・ニド&クリオ2012

うぇるかむ!
微妙にクリス・リングランド特集めいてここのところ更新しています。ひとまず最後に・・・そして、これから少々スペインで更新してこうかと考えてます。

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エル・ニドとクリオ。
うーん、たまらんでしょうこの濃厚さ?

ラベル・ストーリー(最大5PT)
♥♥♥♥♥
スペインにおける、ど有名ワインのひとつでしょう。
いわゆる評論家高得点系(パーカー系)のスペインの代表選手として必ず名前が上がると思います。
なにせパーカーたんが溺愛しまくってるクリス、ファンヒル、ホルフェオルドネスの3人タッグなんですから。
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この横書きなボトルデザインやエル・ニドのグチャグチャした線とシルバーという特殊カラーの台紙・・・・・・
これらがどれだけスペインワインに影響を与えたのかはワインショップに数点足を運んだりスペインワインで検索するとわかることでしょう。
グチャ線ラベルとか特に大量に見つけられることと思います。
評論家寄り時代のスペインの代表格なのです。

そういう訳で、クリスニキのスペイン版として検索すればザクザクと情報が出てきますし、その内容も
「パーカーたんの理想のワイン像」
をほぼ100%なぞったものと言えるでしょう。
クリオが事実上のセカンド、エル・ニドがファーストなのですがデータ上の違いは
「クリオが70%モナストレル30%カベルネ、エル・ニドはその逆」
というところかな。あとはほぼほぼ同じ模様。
ええい、もうググってください!たくさん出てきますって情報が!!(ぶん投げ!!!
では、多くの評論・・・いや、米国誌が絶賛するほどの実力が本当にあるのか?

香り・味わい(最大10PT)
両方共♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥
ベラボウである。
まさにパーカー味というべき濃さ、まさにクリス・リングランドな質感!
そして私はこういう超ド迫力のダイナマイトバディでセクシーでテッカテカなワインが大好きなのです。
自然派も飲むし、ブルゴーニュも飲むけど、こういうバディにやっぱり原点回帰しがちかしら・・・・・・
前もって書いておくと、2つとも同じ評価としつつも「比べるなら、エル・ニドの方が味だけなら上」です。
ただ、同時に「これは濃いワイン派の中でも好みを分けるかもしれない」と感じもしました。

クリオ
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この鶏さんラベルカワイイよね!
ちなみに、樹齢だけ見るなら実はモナストレルのが倍ぐらい年取ったブドウが使われていて、古樹マニア的にはクリオの方が興味が出そうだったりします。
色は透けずにほぼ黒といっていいでしょう。
香りに中国茶やプーアルやルイボスなどの赤いカラーの茶葉の印象、果実の迫力もすさまじくジャミーでありカシス系のジャム感が満々。
八角のセクシーさをアタックから披露する味わいで濃厚でガツンガツンでバインバイン(!?)
とにかく濃い。そして、安いワインの濃さとの最大の差を表す要素として「濃いし後味も長いのにそこでダレたり変な味がしないで変化し続ける」事でしょう。
スパイス要素をガッチリムッチリと持ちながら、そのあとに追従する動きもジャミーさがなんだか自然なんですよネ。
濃さに無理が、ない。
濃いことを必然としているようなスタートから最後まで一貫して終わっていきます。
樹齢分なのか、スパイスの中に漢方的要素も感じられ濃い癖にかなーり複雑です(というより、このワインを「濃い」だけで切り捨てるならば、濃いワインを呑まないほうがよいでしょう)
豊満すぎる紫の果実は酸と甘味を高水準で保ち続けますし、そのままのストレートさにカフェオレなどの感覚を含みつつフィニッシュ。
ハーブ要素などはなく、そうしたコーヒー&ジャムパンをとことんパワフルにしたような出来栄えであります。
超セクシー。それでいながら八角などのチャイナ要素を思わせてくれるからいいのです。
ドリンカピリティは皆無。むしろゆっくりとねっとりと味わいたいモノであります。
えっちな雑誌より遥かにえっちなんス。この段階で。

エル・ニド
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スペインに多大な影響を与えたラベルだと思います。
色はクリオと判別がつきません。
しかしながら、味わいには微量に差があります。
香りにカベルネが主体になったことによるミント要素が見つけられ、コーヒーのような苦味感も少しあがっています。
ジャミーさの中に、ハーヴ的な草感などが加わっていく訳です。要素としては単純にみれば+であります。
味わいもベースはクリオと変わりませんし行動パターンもグラスで飲んだ範囲では一緒だと思います。
ただし、そこにカベルネのハーブ的要因が+される訳です。
モナストレルが減った分、漢方的な要素や紫果実の酸味やタニックさが減り、代わりにほんのりと赤果実っぽさとナパカベにも感じられるアフターの心地いいハーヴ要素が追加されています。
この草っぱ加減とでもいいましょうか、それがクリオとの最大の差、セパージュによる違いですネ。
途中や香りまではほぼほぼ一緒なのですが、アフターが明瞭に違います。
全体に濃いワインであり、途中の動きはほぼ一緒なのですが最後のハーヴ的ナクリーンな印象が決定的に違います。
それは時間がたってもあまり変わらないと感じました。香りまでほぼ一緒の要素を嗅ぎとった時にはちょっと焦りましたが、呑み比べるとこちらはしっかりとカベルネ的なアフターが表現されている。
このカベルネらしさを欲しい場合は、こちら一択となります。アフターで更に高貴にさせてくれる、という意味では確かにクリオより上です。
カベルネというブドウが何故世界的にウケたのか、その答えをかいま見させてくれました。要するに、どれほど濃さがあっても優秀なモノは最後に品良く終えてくれるんですよ。ここは体感しないとわかりづらい部分です・・・・・・

コストパフォーマンス(最大5PT)
クリオ:♥♥♥♥♥
エル・ニド:♥♥♥♥(カベルネマニアなら+♥)
最大の争点はクリオの方が3分の1の価格な事でしょう
味そのものでいえばエル・ニドであり、エル・ニドに見られるカベルネ要素を評価するのであれば、クリオは物足りないと思います。
しかしながら3倍の差ほどは感じないというのが正直なところ。むしろ、スペイン的なワインという意味ではクリオの方が上ですし醸造も踏まえてこの差はつきすぎなぐらい。
それでも、エル・ニドが2万円ぐらいである事を考えるとエル・ニドはコスパはいいほうだろうとは思いました。
正直なところ、同じ作り手のファン・ヒル版は悪くないけど濃いけどそんなに良くもないかなぁ・・・・・・という感じなんですけれどもクリオはこの出来で7000円前後ならばハイエンドクラスとしてはお安くなっています。
どちらにしても知っている人なら喜ばれるワインです。プレゼントはそうした人に。逆に知らない人には安ワインにパクられすぎたデザインでもあるため、わざわざ贈る必要がないと思います。
ワイン会においても、多少参加者の顔をみてからの方がいいかな。相当濃いですから、こういうの嫌いな人は殆ど楽しんでくれません。
カルトワインの感覚を自分で味わいには十分な出来栄え。ガッツリマニアならしっかりと抑えておきたい銘柄デス。

というわけで、エル・ニドよりファーストとクリオでした。
これ熟成したら・・・・・・っていうか熟成感を感じられるモノが存在しうるのだろうか?
という疑問がわくワインではあります。とにかく凄まじい濃いさとセクシーキャラであります。
今回の3連続更新でたびたび「チャイナドレスキャラ」と書いてきたクリス・リングランド銘柄ですが、その豊満さとえろちっく印象をあますことなくやりきってトコトンまで突き詰めたような味です。
それにしても・・・・・・スペインでもやっぱり豊満さのベースにオリエンタルな要素が含まれてる辺り、徹底してますよクリス・リングランドのアニキは(それを嫌う人もいるでしょうけどネ)

並べるとクリオの価格が光ります。
[2012] Clio - El Nidoクリオ - エル・ニド

[2012] Clio - El Nidoクリオ - エル・ニド
価格:6,782円(税込、送料別)


[2012] El Nido - El Nidoエル・ニド - エル・ニド

[2012] El Nido - El Nidoエル・ニド - エル・ニド
価格:20,304円(税込、送料別)


二次元界隈には「淫乱ピンク」という怪しいワードがありますが、まさにそれ+チャイナ。ド濃く、豊満で、賢く、快楽的である!
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| スペイン | 19:13 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

ここ数日のエントリーで

すっかり飲んでみたいクリス・リングランド。
 
 
とりあえずクリオ2012はさくっと見つけられたので試してみたいです。
 
しかし残りわずからしい…
 
おとりおき?ってのしておこうかしら笑
 
 
そう言えば昨日ミラヴァル(ロゼ)2014も解禁されましたね(。^ω^)
 
 
ロックなロゼとハリウッドなロゼで遊んでもみたいなぁ~なんて思ってます♪

| ふっちゃん | 2015/06/24 00:37 | URL |

>ふっちゃん様
うぇるかむ!

>すっかり飲んでみたいクリス・リングランド

スペインとオージーの代表的な生産者であり、3500円ぐらいからそのプロダクト作品が出始めるので、デイリーとしてはちょっと高いのですけど是非お試しあれ。
基本的には世間の消費者が言うパーカー系ワインではあると思います。が、どこかにクリスリングランド味があるようには思うんですよ。ミッシェル・ロラン以上に。

>とりあえずクリオ2012はさくっと見つけられたので試してみたいです。

ハイエンドのクリス・リングランドとしてはスペイン系は比較的見つけやすいように思います。
本家オージーになるとかなり見つけるのも難しくなったりするんですよー。

>おとりおき?ってのしておこうかしら笑おとりおき?ってのしておこうかしら笑

ワインは案外唐突になくなる(数買う人がいたりする)ので、どーしてもっていう場合はお取り置きもありかなぁとは思います。夏場は厳しい事が多いですし。

>そう言えば昨日ミラヴァル(ロゼ)2014も解禁されましたね(。^ω^) ロックなロゼとハリウッドなロゼで遊んでもみたいなぁ~なんて思ってます♪

ミラヴァルは評価いいといいますか、恐らく価格みないで順当に言えばチャールズよりも美味しいとは思います。
とはいえ、その比較試飲は面白いでしょうね!是非お試しあれ。

| シンク・プリテュール・ノブレス | 2015/06/24 04:27 | URL | ≫ EDIT















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