オタクDEワイン!シンクのティスティングノート

☆アキバ系ワインブログ☆

PREV | PAGE-SELECT | NEXT

≫ EDIT

パンクでファンキーってDQN!?な秀才が作る自然派3点盛り! オコタ・バレル フガジ&シェラック&センスオブコンプレッション

うぇるかむ!
自然派オーストラリアはラベルがカワイイのも特徴的だなぁと思います。
それだけ自由度が高いのが強み。例えば、こんな感じに。

z68qv.jpg
オコタ・バレル フガジ&シェラック&センスオブコンプレッション
昨日はアントンがオコだったような気がしたので、今日はオコタです(マジで)
*今回は結構前の試飲だったりします。

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥♥♥
ポケモンのモンスターボールを思い出す感じ
シンボルがやっぱりこのインポーターが入れてるだけあって、ワインらしさ0であります。
一体どのあたりにブドウ畑要素だとかがあるというのか。
日本入荷数が1000本以下なカルトオーストラリア自然派の割りと新しく入荷され始めたワイナリです。
調べると大体同じような文章で
「タラス・オコタというパンクとサーフィンを愛する実は秀才ワインメーカーがアメリカでひたすらサーフィンしまくるツアーしてる最中に地元でクラフトなワイン作りてぇなぁと始めたワイナリ」
事が書いてあります。
そりゃ同じような文章になります、殆ど同じ情報ソースしかありませんから。

で、今回はそれぞれ
「F**ked Up, Got Ambushed, Zipped In」というスラングの略語なフガジ・グルナッシュ。
現役のバンド名から名付けられてて、そんな事よりトルブレックやグリーノック・クリークの所有畑のすぐそばなのすごくネ?なシェラック・シラー。
プログレッシヴバンド、トゥールのメンバーと作ったというセンスオブコンプレッション(バラエタルでグルナッシュに少しのゲヴェルツ)。
であります。
さて、サクッと見ていきますよー。

香り・味わい(最大10pt)
フガジ:♥♥♥♥♥♥
wd4oi.jpg
ナチュラリー系のグルナッシュの新定番?てな感じのゆるーい感じの自然派。
名前に比べると普通、というインポーター側の見解は極めて正しい気がします。
rvFhx.jpg
番号がサインペンっぽさあったりして如何にも怪しいのに・・・・・・

色はピンクさが強いクリアな感じ。最初の写真でも思いっきりピンクぽかったでしょう?
香りにチェリッシャさといちぢく、フレッシュでみずみずしい果実感。かなり素直な印象。
味わいは自然派らしいクリアな飲みやすさがありつつも、滋養ある茶葉や漢方茶的健康茶?な雰囲気があります。
スルッと呑めて、ライチやチェリーやいちぢくなどの赤い皮の果実(そして中の身が白い)の感覚にそうした茶葉の不思議なヒントがのっかりつつ短めのフィニッシュ。
グルナッシュらしいといえばらしいのでしょうか。良くも悪くもジュース系にアルコールがのっかった感じなんですネ。
14%近いとは思えぬ軽さ。
この手の自然派を呑んだことが無い方には衝撃を受ける味かもしれません。
素直すぎる、とは思います。演奏的にはパンクロックですよこれは。3コードで引けるけどノリノリでウレウレです。


シェラック:♥♥♥♥♥♥
Mx1K0.jpg
bnZTe.jpg
この「8のフォントの整ってなさ」ったら逆にすごいですよ!
色は透けるが紫系。
香りからしてライトでフレッシュな紫果実のソース。
味わいはクリアなシラーの飲みやすさが出ているが、味がかなーりまばら。
ちょこちょこと花の香りが見え隠れしてイタリアっぽいなぁ?
と思っていたら何故かヴィオニエの皮を醸造段階で混ぜるというナゾすぎるテクニックを使っています。ナゾい。擬似的にアッサンブラージュ?
しかしそんなヴィオニエ効果は出ているみたいで、スミレなどの紫の花だけでなく白いユリなどの感じもところどころに感じられるんですネ。
ただ、それらが一貫性がなく飲み手にほんのり伝わってくる感じが何ともかんとも。
そういうハッキリしなさけげんがなるほど、ニルヴァーナを辺りを原点からくるオルタナティブ・ロックのバンド名を畑につけちゃう感覚なの・・・・・・かも?

センスオブコンプレッション:♥♥♥♥♥♥♥
D1qB1.jpg
481VR.jpg
パンダさん!?
こちらは番号部分なかったと思います。二人で作ったんだよーとか書いてあるデスネ。
色はフガジと同じくルビー系のカラーをしています。
香りからして奇妙で、甘さやベースは赤果実やこれまたプーアル茶などの中国茶めいているんですが、それと相反して薬感が見えます。
ゲヴェルツ効果でしょうか・・・全体に甘い香りがベースとなっています。
味わいも同じく不思議と果実感やスッキリしたグルナッシュのスタイルが見えるのに、漢方系と異様に甘さの残るフィニッシュでその甘いなぁという雰囲気が長めに残ります。
とてつもなく自然なドクターペッパー?
スパイスもよくわからない感じにただよっており、そのクセ甘さが面白みがあってハーブ感などがちょっぴり見えたりと独特な世界観というか、好きな人はとても好みそうな味してるんですよネ。
おもしろ枠のワインです。逆にこれに面白み以上を感じられなければイマイチと切って捨てられそうなほど。
プログレロックの中でも、ドイツ系とかの方ですよねこの感じ?

コストパフォーマンス(最大5pt)
♥♥(自然派大好きなら+♥♥)
えー、総じて個人的には微妙な気してます(それが呑んでから随分経った理由、かな)。
同じようにある自然派ワイン勢と比べても、かなりクセがありライトな作りになっていて、自然派ワインマニアであれば大いに楽しめるのが事実です。
が、自分みたいな両刀どっちかというとやっぱ濃さとセクシーさが欲しい、みたいなタイプにはちょっと軽すぎそしてレア度と値段が見合わない感じ。
センス・オブ・コンプレションとかはかなり独自の世界観を見いだせますが、12000円のワインだと言われると「冒険しすぎやな」であり、それはフガジの5000円とシェラックの7000円も個人的にはそう思っちゃうかな。
プレゼントにはワインを知っている人か、ラベルのセンスをびしびし感じてくれうる若い世代向け。
試飲会などで使うにはとてもおもしろいし奇抜なので、そうしたネタワインとしては最高峰です。
ドハマリにはご用心。ここぐらいでしかこの味は、ありませんから。

というわけで、オコタ・バレルより3点紹介しました。
自然派の難しいのは「同じ派閥やチームでも、使ってる品種や土地や作り手(本人)によって差が出すぎて類型化はほぼ無理」なところでしょうか。
作りが面白すぎる。その結果、安定感はないのがこれらの弱点であり、今回の場合は私はちょっと躓いてしまったような形でしょうか。

珍しいことにワインダイヤモンズにしてはネットショップでまだ買えなくない。オージー自然派を知る意味では、大アリです。



ちなみにトゥールのメイナード・キーナンがコンプレッション監修。超有名ドコロです
[CD] トゥール/アンダートウ

[CD] トゥール/アンダートウ
価格:2,097円(税込、送料別)


ロックな若い子向け!(ただし、だりーなは高校生だから飲めない。無念)
関連記事

| オーストラリア | 21:34 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT















非公開コメント

TRACKBACK URL

http://sinquwine.blog.fc2.com/tb.php/688-fdc71d5d

TRACKBACK

PREV | PAGE-SELECT | NEXT