オタクDEワイン!シンクのティスティングノート

☆アキバ系ワインブログ☆

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ブラインドティスティングは、ワインの格闘技である ~ブラインドの有利と不利~

うぇるかむ!
今日はもう時間もないっていうかあと30分ない状況!ワォ!
なぜなら、ブランドティスティングを2戦もしてきちゃったからなのでした。

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というわけでして、たまーにブラインドに関して書くことがある当ブログですが、今回もまたそこそこ思うことがあったので書いておこうかと。

今日の私のルートは
ENOTECAでブラインド(正統派なインポーター)→神田YANAGIYAでブラインド(色んなとこから仕入れてる、頭のおかしくなりそうな邪龍)

というもので、エノテカでは銘柄も大体当てる快勝が出来たんですが、YANAGIYAは全体の中では成績が上にも関わらず正直ボロボロだったり。

私自身としては、ブラインドティスティングは
「ものさしにはならず真っ当な公平さはない。」
と思ってたりします。というのも、

1:ブラインドで当てる為に重要なものの一つに「メタゲーム」が入る。簡単にいえば「ENOTECAなら不可思議な品種は出てこない」「YANAGIYAはヘンテコをシレッと出してくる」といった感じですね。
これは別に私が邪なわけではなく、例えば(この話になると私が毎回出すネタですが)2013年世界ソムリエコンクールの優勝者パオロ・バッセは日本開催なのをメタゲームして白ワインを「日本の甲州だ!」とセレクトしてる。
パオロ・バッセは間違いなくメタゲームしてました。その場所や主催者(提供者)の傾向というのを呑み手は考えてしまう。
したがって、ブラインドは公平な味の査定にはなりません。

2:ブラインドや順番上美味しいワインがある。これはブラインドが最低1つ、最高数百から計算する事もあるので、どうしても生じます。
ABCと呑む場合があったとして、Aが一番安いのに一番美味しかった・・・という事例があったとして、だからAが最強!と、多くのブラインドコンペはしてしまいがち。
だけど、それは呑み手のタッチする順番や上述のメタも含まれてますから、実は素直な回答にならないこともあります。
また、買ってみたらAが異様にまずかったあれれ~みたいな事もチャメシ・インシデント。
Aがカベルネ、Bがピノ、Cがテンプラリーニョという試飲があったとしましょう。すると、普段飲み比べるときにピノから始める人にとっては大分不利になりかねません。いつもと環境や手順が違うんですから。
逆に、私は概ね地品種→クラレット→バーガンディとコマを進めるので、この順は普段通りです。
この小さく見える差、結構大きいんですよ。

3:得意品種とそうでない品種が生まれる。
これはかのワインティスティングというすこぶる良い本でも言われてますが「得意品種を増やしていくことが大事」だったり。
で、苦手品種も同時に生まれてるということだったり。
一例として私は「寒冷地のピノはまどわされない」「温暖なニューワールドクラレットは比較的場所も特定する」「メルロが高確率で当たらない」
とか、得意不得意出るんですよ。同時にブルゴーニュ派やボルドー派の人はその範囲だったら村の特定まで絞り込めたりします。
イタリア派の人はおそらく地品種を絞り込める。これはフランスにあんまりワイン評論の権威って言われてパッと浮かぶ人がおらず、逆に自国がそんなにワインを生産してないイギリスに権威が多かったり、マルチに呑んでた米国やオージーにパーカーたんやネッド・グッドウィンがいるというようなところ。
単純に経験数の差だとも思いますが、その中でも得意不得意生まれるモノだと思うんですネ。

これらを加味すると、ブラインドティスティングとは、平等にワインを見る機会でもないんです。

提供者、参加者、そして自分とのワイン推理ファイト

これが本質。ショーマッチ。

いやぁ、これが故に面白い。ブラインドの戦いはやっぱりワインの醍醐味です。
こういう機会をワイン初心者こそ、持てると安いワインでも楽しいのではないかと結構思ってます。
ブラインドを毎週ないし毎日行ってファイト出来る場所。これがあるとすごくいいんじゃないの?って思うんですよね。
ショップ店員さんは是非考慮していただきたい案件です。
そのまんまプラカップで飲ませるより、ちょっとお金をもらいつつブラインドでグラス使って飲ませる。
これ、一攫千金の情報といいますか、そういう店が増えたほうがワイン業界活性化しそうな気がするんですけど如何ですか?

ブラインドってコレのことじゃないからネ

前も書いたけど、こういうブラインドバトルみたいなのをもっと酒屋がやってくれればイイのです。

これじゃないけど、貴方も名探偵になれるし、名探偵同士で戦えるワケです。
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