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スペイン本家以上に気合入ってませんか!?トーレス家のソノマ版がすごかった! マリマー・エステート・

うぇるかむ!
一昨日に続いて、ワインレポートさんでとりあげられてたホットなアイテムを

8cFXv.jpg
マリマー・エステート・ドンミゲルヴィンヤード・ピノ・RRV・ラ・マシア2012
良ヴィンテージの単一畑RRVですよ、奥さん。

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥♥(+♥もあり?)
ラベル自体はすごくストレートな、ふっつーな印象も受ける紋章柄に黄土色をベースとしたそこそこ品のある感じ。
情報量としては結構すごいものになってますけどネ。
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裏はあくまでも説明的ですネ。

今回もまぁ、ワインレポートさんが取り上げてる感じが大体のところではあります
スペインの異様にでかいボデガ、牛さんマークのトーレスから、マリマー女史が娘のクリスティーナ女史と行っている、大手の割に家族経営(それも女性主体)なワイナリです。
因みに、フラッグシップはその娘さんのクリスティーナの名前がついてるキュベ。開発当時はクリスティーナがお酒飲めない頃なわけで・・・・・・いやぁ、年季ありますネ。今ではクリスティーナがクリスティーナを作ってる。
マリマー女史は1975年に米国でトーレスを広める為に広報として、渡米しまだ女性蔑視的だった中で活躍して
「トーレスの女番長」
として米国にもトーレスを広めます。米国や英国の影響を後々受ける日本としては、ある種この人がいなかったら今日のトーレスの拡充にはつながらなかっただろうポジションの人で結構偉大です。
1986年にそんなマリマー女史はRRVのグリーンリヴァーという海に近い辺りに土地を購入し、ドン・ミゲル・ヴィンヤードと名付け、1991年にシャルドネ、1992年にピノをリリース。
古くはない、とはいえRRVが絶好調になる前からRRVのエステート・ヴィンヤードをやっているワケでして。
それも、単一畑版は4つにまで分けられるほど。
あ、ついでに有機栽培認証ももってたり。
評論家評価はスペクテイターとアドヴォケイトはどうもイマイチなんですが、ワイン&スピリッツとワインエンシュアーではそこそこ評判が良く、スピリッツ氏の年間No.1ピノになったことに別の銘柄があります。

今回のは、ラ・マシア(英語ならザ・ファームハウス。ワイナリの外観がそんな感じの作りなんですって)という単一畑。
一番評価のいい畑ではありませんが、伝統的RRV風の有機栽培、無濾過、無清澄、完全徐便、フレンチオーク新ダル比率少なめ。
などなど、そこそこ品の良さそうな感じ。
そして、ワインレポートさんとの最大の違いは「私が飲んだのはヴィンテージが2012」なのであります!優良年だ!!
ぅぇーへっへっへー(ドヤ顔。
というわけで、長々としましたが、実際スペイン系のしかも大手のRRVなんてって感じもありますよネ?

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥♥♥♥♥(個人的には+♥)
ほのぼのした典型例のRRVだッ!
いやー、RRVでした。つくづくまでRRV。ルシアン・リヴァー・ヴァレー(わざとらしい英語
個人的にソノマ、特にRRVの特徴って「執拗なまでに果実が豊満で明るく凝縮感のある日射とか最高潮なあったか産地ピノ」って感じだろうと考えているんですけれども、ドンピシャだと思います。
パーカー好みだろうとも思うんですが、アドヴォケイトはあんまり見向きもしてなくってナゾ。
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色は結構濃い目のクリムゾン系。エッジ変化はありませんね。まだそういう意味では若いでしょう。
香りがかなりパワフルで遠くからでも、RRVピノかな!?と思わせるぐらいに豊満で開けてました。
パワーのあるチェリッシュさとバニラのミックス。果実感は明るく、またミルキーな感覚が出ています。
質のいいイチゴのショートケーキみたいな感覚。生地がふっわふわでミルクもしっかりとした感じ。
この辺りの雰囲気は、ある意味ではスペインっぽいといえるかもしれませんね。
味わいもRRVのらしさがとってもあって、パワーのあるジャミーな果実のアタックの強さ、雑味なくコケモモ系の印象もまたせつつそれからミルキーな余韻。
ジュース系ではなく、ジャミーよりですが、ベタつきはなし。
徐便してるのが完璧っぽくて、ビオ感などの雑味は0。ストレートにRRVの感覚が楽しめるスタイルになっていて、こういうスタイルなのに苦味が出てると微妙な顔をしちゃう私にとっては嬉しいところ。
甘味はRRVなら当たり前。その上でのタニックさや酸のボリュームも十分にあって、雑味なくクリーンで母性たっぷりなのがたまりませんなー。
かなりパワフルで、キュートな感じはさながら女子高生的だなぁと私は思います。若いヴィンテージだけど、そこで楽しいし年齢の割に大人感がある辺りもグッド。
芯の通り方も単一畑らしくっていいと思ってます。複雑さが更にあると良いのですが、この2012は傑出したフルーツだったのだろうと思う。

コストパフォーマンス(最大5pt)
♥♥♥♥(過去の価格だったら+♥)
エノテカの提携が最高に残念ナノデス・・・
エノテカ買収前はこのヴィンヤード、5000円台だったんですってよ。
現行は7000円ぐらいです。あぁ、エノテカめ・・・・・・輸入体制もあんまり評価されてないんだからセールの余地なんぞ作ってないでもっと値を下げよう!(迫真(絶対的に(憤りを感じる
それでも♥を4つもつけるのは、出来がいいのも去ることながら現在の世の中ならRRVのグリーンリヴァーのシングルヴィンヤードで区画くぎっておいて7000円なら安いからです。
有名銘柄のコスタ・ブラウンとかオクシデンタルズ(キスラー)とかなら広域RRVでも買えませんからネ。
ブルゴーニュだったらルージュか村名ですよ。ソノマRRVってブルならヴォーヌ・ロマネレベルの特選地域なんです。
その意味では、まぁ妥当といえば妥当な価格である気もします。いや、でもやっぱグンと値上がってるよなぁ・・・・・・
プレゼントに使うのであれば、女性ファミリーの成功話を踏まえて印象をつけてあげた方が価値がわかりやすいかもしれませんネ。
ワイン会などでもブラインドなら当てやすくわかりやすいけれども、いい感じの評価をウケられるハズ。
トーレス一家、というと安いのも有名になりすぎてて妙に知ってるワイン通にこそ拍子抜けされるかもしれませんが、中身自体は秀逸なRRVだと思います。

というわけで、マリマー・エステートより、ラ・マシア2012でした。
正直、期待しないで呑んだらめっちゃ良かったという効果もあるにはある・・・・・・んですけど、ごきげんなRRVピノだと感じましたネ。
単一畑の良さもありますし、いい仕事してると思います。ほんと、本家スペインのトーレスでこれより旨いのもしかしてないんじゃない?

ネットショップでは別ヴィンテージになりますがまだ5000円台もみられます。これらが市場から消え次第7000円半ばです。

典型的三村かな子
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