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グランセレツォーネは教科書的クラシカルスタイルが多め? バディア・ア・パッシニャーノグラン・セレツィオーネ・キャンティ・クラシコDOCG2009

うぇるかむ!
昨日はブルネロ亜種でしたが、今回は打って変わって伝統的キャンティをと。昨日と微妙に対になるように更新しますので、先に読んでもらってるとありがたや

GSChm.jpg
バディア・ア・パッシニャーノ・グラン・セレツィオーネ2009
グランセレツォーネでありますよ。

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥♥
ラベル自体は大したことない気もしますネ。
ワイナリとしてはでかそうな絵ですが、単刀直入にいうと「アンティノリ社のキャンティ・クラシコ部門」であります。
イタリアワイン業界のバンナムみたいなモンです。
♥♥♥ぐらいでもいいかなと思いもしましたが、一応DOCGグラン・セレツィオーネなのでネ。

1YejH.jpg
裏もシンプルなんですが、意外というべきか流石大手というべきか、日本用の裏ラベルっぽいですな。

西暦891年からある修道院の名前がそのままワイナリ名になっています。
その修道院のセラーで醸造してるなど、アンティノリ社という大手ながら伝統的な部分が多くあり、それもあってセレツィオーネも速攻で取得できたのでしょう。
醸造家などの詳しいデータはイマイチ不足していまして、フレンチオーク比率が控えめらしいことやティニャネッロクローンの葡萄ですよーなどなど程度。
今回は上述や写真の通り、チェルバイオーナのロッソ・ディ・トスカーナと2009年ワインどうしで飲み比べしています。
さて、大手のセレツィオーネです。実力やいかに?

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥♥♥(個人的には+♥)
サンジョベーゼの教科書みたい
多くの教本に載っているようなサンジョベーゼの特徴をちゃんと出しきってそれでいてちゃんと美味しく作った感じです。
驚くべきうまさ!とかではないのですが、まとまっててサンジョベーゼっぽさが強く安定した感じがします。
チェルバイオーナと較べた時にその差はハッキリしていて、キャンティ規格の中ではアルコール度数も強くしなければならないグラン・セレツィオーネという制度があってもどちらかというと軽快なタッチです。
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色は写真ではわかりづらいですが、朱色系で実はチェルバイオーナとほとんど違いがないと私は判断しました。
かなり内容としては違うのですが・・・まぁ、色情報って赤か白かピンクかオレンジかわかればいいやって感じありますよね(大暴言)
香りの最初の印象がセイロンとダージリンのミックスな紅茶。
そこに大ぶりチェリーやプラムといった赤&紫果汁。
味わいもそれらがほどほどに混じっています。あんまりパンケーキ感がないので、私が良く書いてる「お茶会」「モーニングセット」などのイメージはわきません。
全体に紅茶感が強めで、それも華やかというよりは一人で静かに飲むようなすこし暗みがあるぐらいの。
少しベーコンのニュアンスがありつつ、綺麗に紅茶の余韻のようにデクレッシェンド。
全体に統一感があって、味わいが変化していっても酸味があがりつつバランスを崩しにくいのはイイトコロですね。
ハーブ感はそんなに強くないのですが、赤系果実のカラッとした感じで明るさもうるさくない程度で、食事に合いそうな軽さをもっています。
落ち着いた印象すらもっていて、熟成とまでは感じさせないものの日本人が好きなブルゴーニュにも似た和風で所謂繊細さを持っているといえるでしょう。
以前紹介したカステッロ・ディ・アマのセレツィオーネとは同じキャンティらしいワインでありつつもこちらは果実の細やかな気遣いを楽しむタイプとなっています。

そういうスタイルであるからして、チェルバイオーナと呑み比べるとブラインドだった場合はチェルバイオーナの方に私も軍配をあげるでしょう。
あっちの方が固さが見えるとはいえ、濃厚で凝縮感があり強く高そうな印象がありますもの。
それに対して、こっちはどこか細身なところが多い。
ブラインド点数大会だとおそらくヨッポドの通やブルゴーニュマニアみたいな線の細いの大好きマンだけを集めたりしなければチェルバイオーナが上の得点をつかみそうです。
が、グラスどころでなく飲み進めていったり今後の熟成後のあり方などにおいてはこちらのキャンティのが期待はあると思います。
料理を邪魔しない、というワードは結構偉大です。

コストパフォーマンス(最大5pt)
♥♥♥♥
何故かネットショップでは大手輸入なのにまだ販売してなくて(もしくは販売限定してる?)しかし大体6000円ぐらい。
シンプルにキャンティが呑みたい人にはとても向いたワインではなかろうかと思います。
ただ、そういうキャンティオンリーのマニアって珍しいタイプの方だろうと思いますし(イタリアワイン好きってイタリア全土好きな印象あります)敵がちょっと多いかなと。
まず、同じセレツィオーネのアマも同じぐらいの値段ですし、キャンティがそもそも比較的安めな印象がありますし。
厳かで厳格な感じのするラベル絵とか、最高規格である点からプレゼントにはそれなりに使いやすいかもしれませんネ。
あんまりはずさない味なのもプレゼント向けではないかと思います。

という訳で、バディア・ア・パッシニャーノグランセレツィオーネ・キャンティ・クラシコDOCG2009でした。
料理との相性、という事を私そんなに重視しないタイプの人なんですが、このワインはおそらくちゃんとしたイタリアンで美味しく楽しんであげるのが良さそうな気がしてなりません。
どこまでも教科書的である点を、上手に使いこなせるといいのではないかと。

ネットショップでは前年度までしか見当たりませんでした。が、おそらく醸造自体はほぼ同じではないかと。

メリオールで入れたような紅茶感?
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