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アップルじゃないよ!エチケットがアンディ・ウォーホルめいて可愛いソノマピノ。 マクファイル・フェリントン・ヴィンヤード・アンダーソンヴァレー2009

うぇるかむ!
本日の更新はカリピノの定番?ソノマよりひとつ、昨日と違って新しめのワイナリです。

vmc5j.jpg
マクファイル・フェリントン・ヴィンヤード2009
ソノマのピノであります。

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥(個人的には+♥)
これラベルやったら可愛いっしょ?
アメリカン・ポップアート的なんですよ。

個人的に、アンディ・ウォーホルは昨年の六本木展も行く程度には好きだったりするので、このデザイン好きです。

Q7zk8.jpg
裏もそれなりに可愛く、そして如何にもカリピノなテクニカルデータですネ。

作り手はその名の通り、ジェイムズ・マクファイル氏。
実は90年ごろからブドウ畑はやってたらしいのですが、ボトリングしてデビューしたのは2002年とのこと。
ソノマおよびメンドシーノら辺りでピノを専門としているワイナリで、マクファイル氏本人はカリフォルニアとしては案外珍しい「はなっからワイナリーをやりたくて、ワイナリ修行とディヴィス校通いをしてた人」だったりします。
メリー・エドワーズなどそれなりのところで修行している彼、基本的には買い付けを少数ロットで自分で醸造する小規模ネゴシアン系であり、2007年にはピノのライジングスターとしてピノ・レポートという割とマイナーな雑誌(ネットだったかも)で紹介されたりもしてます。
パーカーポイントとかは90点程度とあんまり大したことはないかな。なので、そんなに値上がってないともいえるかな・・・
今回のフェリントンヴィンヤードはインポーターからコピペすると「1969年に開墾された畑をカート・シェーネマンが購入した、ブーンヴィルの町の北に位置する17haの畑/石が混じる砂利質粘土質土壌/クローン:ディジョン115&777、ヴェイデンスヴィル2A」ですって。おそらく、比較的新しく作り始めたワインっぽいです。

まぁ、なんとーなくそれとない感じの経歴ですが、割りと重要なのはラベルの柄がガチでポップアート好きっぽいところ。
で、人柄とか書いてあるところを良くみるとどうやらこのラジオ・フライヤーワゴンの絵、「ピノづくりはサイエンスの伴うアート」という信条、両親が熱心な絵画コレクターらしい・・・・・・と、ほぼほぼ確定でこの人最終目標がアンディ・ウォーホルでは?
そういう、裕福な農家育ちが作るピノ、いかがなものでしょう?

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥♥♥(個人的には+♥)
多分海風強かったんだろうな!っていう磯系ピノ
寒冷地仕様な感じの重た目のスタイルかつ磯っぽいです。サンタ・バーバラとかでたまーにある(これまで同じ傾向として私はイガイ・タカハ・鼓動とヒルト・オールドガードで書いてました)タイプに非常に近いですね。

色は多少薄みがかっていてエッジにオレンジ感が入り始めていました。
香りからして磯感がバッチリです。同時に中国茶葉と紅茶のミックスな香りもあるんですけれども、やっぱりなんか磯感が大きいかな。
味わいもかなり重厚で、果実自体はブラックチェリーなども感じさせる重た目の印象。
タンニン感や苦味などの要点も大きめです。かなり重厚でどっしりとしたところからスタートして、アフターまでじんわりと重たい社会派ドラマめいた雰囲気。
磯っぽく同時に樹齢が高そうなミネラリーさ、スパイス風味も多少ありますが基本は磯。
割りと呑み疲れしそうな感じの、重たい陰湿さに可愛さを見いだせるかどうかかもしれませんネ。
高級感やそうした磯感が嫌な方向には向いていないものの、ソノマ系にある豊満な明るさとは別かな。
絵画好きのインテリが作ってます、って言われた時にトンでもなく納得しちゃうんですよ。作り手の人柄が出ているともいえる・・・?
アニメにおけるジト目キャラ、の中で目にクマ出来てそうなタイプのキャラをしてます。デスノートのLとかみたいな。
クセは強いので、ハマらない人には全くウケない作風ともおもいます。日本ではマイナー気味な事が多いかな。

コストパフォーマンス(最大5pt)
♥♥♥♥
磯味系ピノって案外高い事が多いんですが、その中では比較的安めかもしれませんネ。
とはいえ7000円近いのでコスパ良好とは言いがたく……ソノマコースト版とかでも同じスタイルな印象かもしれないのでこのヴィンヤード指定版の前にそっちというのもありなのかも。
ただ、この手の味わいはそれなりにマニアがいて注目されている部類であるとも思いますから、一度はお試しアレって私は思ってたりも(合う合わないはそれからナノデス!)
ラベルのポップ・アート感から、美大生とか辺りにはウケがいいかも。伝統絵画的とかじゃなく、こういうラベルもありなんだって感じで。
同時に、仏国原理主義とかでないワインマニア相手であれば味わいの考察も含めて楽しんでいただけるんじゃないかと。

というわけで、マクファイルよりフェリントンヴィンヤード版の2009でした。
スタンダードなピノのスタイルではないものの、いくつかのワイナリが共通した雰囲気で作る、私的表現では「磯ピノ」。
キーポイントはどうも樹齢と海風など冷涼で水と塩気を帯びた風が感じられる地域だと推察……あたっているといいな。
ピノのアレンジラインとして今後も当たりを探したいタイプです。

09年というちょっとピノとしては古めなのもキーポイントかな?

目の下クマ作ってたり目つき悪くて一見美意識なさそうだけど凝り性でオタク感がある味。女性ウケ割りといいんですよねこういうキャラ。


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