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ボルドーみたいな立て直し系?リースリングの魔術師がファルツで作る買い付け低価格ワイン。 ヴィラ・ヴォルフ・シュペートブルグンダー2012

うぇるかむ!
一昨日「オーガスト・ウェストはシュペートブルにちょっとだけ似た・・・・・・」とか書いてたら自分でシュペートブルグンダー飲みたくなってしまいまして、昨日はこれで酔いつぶれてました!

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ヴィラ・ヴォルフ・シュペートブルグンダー2012
アメリカをちょっと一休みしつつ、こんなのどうでしょ。

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥
ラベル自体はどっちかというとフランステーブルクラスな、それこそボルドーワインっぽい気もしますネ。
そりゃワイン知ってる人ならパッとドイツとわかるんですが、まるで知らない人にフランスだといえばバレない気がします。
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裏の原産国でわかりますけどネ。さすがのエレガンス。

今回のヴィラ・ヴォルフはJ.L.ヴォルフ醸造所というファルツはヴァッヘンハイム村の醸造所・・・・・・の、地域買い付け版です。
詳しい制度まではちょっとわからないんですけれども、農協的なのか指定買い付けなのか・・・・・・まぁ割りと雑多な感じなのでしょう。
ヴォルフ醸造所は1850年と古くからあるワイナリであるものの、割りと廃れており、そこに「リースリングの魔術師」の異名を持つエルンスト・ローゼン氏が買い取って立て直しをします。
そう、フランスボルドーの格付けワイナリ恒例の
「なんかスゴイ人が買ってから品質が飛躍的に向上した」
という謳い文句であります!

本家もわりとリーズナブルワイン作ってたりネ。
そんな訳で、何かとローゼンの功績と共に語られがちですが、その恩恵の一番端っこに位置するのが今回のワイン。
とはいえ、ブリテンのデカンター誌ではこのヴィンテージでそれなりのコスパワインとして評価されていたり、神の雫でも一回出たことがあるっぽい?などなどテーブルとしては多少色がついています。

私としては、割りとここまでのプロフィールどーでも良くて「ファルツ産のシュペブルだ~」だけで買っちゃった訳でして・・・・・・で、実際どうなのか。

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥♥(個人的には+♥)
平均的なシュペートブルグンダー!
良くも悪くもありがちシュペートブルグンダー感。ということでシュペートブルグンダー好きならばご納得だし呑んだことが無い人にもオススメが出来るスタイルにはなっています。
飛び抜けた何か、はないのが残念ですがかなり初心者向けアイテムなのではないでしょうか?

色は割りとしっかりとした赤みがついているルビーカラー。
香りに赤系果実が満載で、チェリッシュなキュートな感じ。イチゴっぽさも多少あるかな。割りと赤果実のフルーツパンチって感じ。
そこに紅茶感がうっすりと入ることでとてもシュペブルしてます。
味わいも同様の印象で大体出来ていて、ピノらしい重たくない口当たりでありつつ、果実は新鮮味がありつつどっさりと盛られている感じ。
そこに紅茶が出てきて、ロシアンティー的な雰囲気が漂います。
多少ミネラリーなのも好印象で、ちゃんとチープになってないのです。
そのわりに苦味や酸味が激しくないのが逆に特徴的。そういう訳で平均的って思っちゃうかな。
あくまでもスィーッとしたスタイルになっています。強すぎず弱すぎない程度の味わいの濃度で。
アルコール度数12.5%にしてはコクを感じるハズです。よってドリンカピリティがある。
あんまり複雑な要因などは持ちあわていないのですが、ストレートにかつわかりやすくシュペートブルグンダーの魅力を保った味わいになってて、丁度そういうのが呑みたかった私には最適な一本でしたとさ。
どちらかというと、果実強度が男性的。紳士キャラのティータイム的なムードです。

コストパフォーマンス(最大5pt)
♥♥♥♥(シュペブルというジャンルを取っ払えば+♥)
という訳で、ワイン初心者からデイリーワインユーザーまで幅広く使えるのです
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スクリューキャップ最高!

あくまでもテーブルの範囲であり、シュペブルというジャンルだけで見れば平均的で売ってたらまぁ買ってもいっかなーなワイン。
しかしながら、ピノ・ノワール全体でみればこれで2500円いかないぐらいの価格なのは破格域。
是非シュペブル経験の無い方は試してみてネ。
スクリューのドイツとしては一応ローゼンの恩恵があったりでギリギリパーティーにも出せそうな気がしますが、あくまでもラフな日常用ワインでしょう。
こういうタイプのシュペブルの良いところは、何気に果実感が脆弱でないのでお肉もお魚も対応可能なところもね。

という訳で、ヴィラヴォルフよりシュペートブルグンダー2012でした。
低価格の手前味噌的広域でもこの程度の火力と機動力を出してくるから、シュペートブルグンダー最高なんですヨ。
冷涼産地特有の果実の詰り方と濃度、広い範囲で本当の意味でいいテロワールしちゃってるんじゃないでしょうかファルツ辺り。
逆にいうと、このタイプのピノが嫌いな人にはサッパリ向かないのだろうなぁとも思います。
なので、シュペブルはシュペブルなんですよね(NZピノも近いけど)。久々のシュペブルでの更新でしたが、毎回言いたいことは同じです。
ピノよりシュペブルや!

実はここで試飲して購入したんですが、その時隣で呑んでいた70ぐらいっぽいご婦人が
「ドイツのピノなんて酸っぱいだけのイメージだったけどコレ美味しいわね」
と3本ぐらい買って配送注文してました。そうなのだご婦人、今のシュペブルは名産地なのだ・・・

超絶イケメンというよりは、神戸くんいた頃の右京さんっぽい
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