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シャトー・マルゴー・71年を飲んで

うぇるかむ!
本日は、大きなワインイベントに行って来まして、今日だけで1週間はブログの更新可能な程になりました。
今日はその中でも衝撃がでかく経験になったモノを早速書いてしまおうと

marugo-71.jpg

シャトー・マルゴーの71年です。

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥
マルゴーは言わずと知れた「メドック格付け一級第三席」です。
「ヘミングウェイの娘」「エンゲルスの1848」「失楽園ワイン」「ボルドーの女王」「ボルドーの宝石」「トーマス・ジェファーソンの格付け一級」
などなど、逸話や異名に関しても疑いようがなく最高の存在のひとつです。
アニメファン向けに説明するなら・・・う~ん、最初期のポケモンのフリーザーみたいな存在です。
…が、今回の71年に関しては

・ヴィンテージが良くない
・ジネステ家時代でマルゴーの評価が抜群に悪いシーズンまっただ中。ジネステ家が放棄する73年直前というドがつくぐらい悪い時期
・評論家各位は凄まじい程にこのヴィンテージのマルゴーに関して評価が低い

というマルゴーとしては最悪の部類に入るものです。
アニメ的にいうとそうですね・・・フラクタルぐらいヤばいです。
ついでに完全な古酒。古くなればなるほど保存状況によるダメージも受けるのが常というものです。
私もわざわざ飲みに行ったものの、期待はあまりしていなかったというのが正直なところでした。
勉強にお酢を飲むぐらいの覚悟だったんですよね。

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥
が、予想外に美味しかった!!!!!
保存状況とシニアソムリエの適切なコルク抜栓&デキャンタージュで、この年代としてはありえないほどクリアかつ最上の状態で飲むことが出来ました。
色は見事なレンガ色で、バッチリ透きとおっていたのがまず凄かった(普通少し濁ったり澱が感じられる)
香りからは仄かなチョコミントと野いちご、柔らかい印象とあまり使いたくない表現なのですが腐葉土っぽさが見られて。
時間がたつとベリーの印象とダシっぽさが出てきます。
味わいはまさに「マルゴーのエレガントさ」
口当たりの広がりの良さが恐ろしくマルゴーなのでした・・・飲んだ事ある方はわかるかなぁってあの印象。
果実にはワイルドベリー、木苺、イチヂク、少しのプラム。
スパイシーさなどもありますが刺々しさを全く感じさせずスルッと飲めてしまう。
味わいの変化も早めですが酸は強すぎずに基本的にまろやかになっていく。
驚くほど綺麗な古酒でした。
ポエミーコメントをするなら、アンティークな庭園の星空の夜を彷彿とさせる豊かさでしたとさ。

コストパフォーマンス(最大5pt)

とはいえ、何万何十万の世界であり、今回は大きく保存状況や提供のレベルが高かったというのが大きくあって普通に買ってたらまずコルクが抜けなかったろうと思います。
というかこのクラスのワインですとやはり普通に行けばグレートヴィンテージと呼ばれるものや評価の高い時期で買うのが基本的にはいいのです。
なのでこの項目は必然低い・・・のですが、あの味わいが飲めるのであれば価値はあったかなぁって。


……という訳でいつものノートを取りつつ。
この丁度一個前で「完全に最適な環境で飲むのは不可能に近いから気にせず飲もう」という趣旨のコラムを書きましたが、今回は実に真逆めいていて
「完全な状態で飲む古酒は、評価や値段を超えて美味である」
というモノ。貴重な体験をさせていただきました。

それと、今回はもう少し続きがありまして・・・
と思ったんですが、ちょっとそれは別の機会としましょう
時間的に更新が間に合わないし(汗)
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