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世界最高峰グランクリュ、ピゾーニの本懐、そして幻のホワイト・・・ッ! ピゾーニ・ピゾーニ ピノ&シャルドネ

うぇるかむ!
昨日に引き続き、サンタ・リタです。っていうかピゾーニ様です。
世界最高峰と私が当ブログスタート当初から全く疑わないセントラルコーストにおける最高のグロワーにして最大の興奮を持つ畑の大元本家生産品しかも日本に50本アンダーであります!!!!(ここまで一気読み

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ピゾーニ・ピゾーニエステートピノノワール2012

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ピゾーニ・ピゾーニエステート・シャルドネ2012

なお、当然の如くもはや売っているショップなど存在しないと思いますので、今日は自慢です(ドヤ顔

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥♥♥
このドシンプルなサインマークだけで私の心はルンルンですヨ
作り手、というより栽培家はゲイリー・ピゾーニという別名「ピノ・クレイジー」
サンタってついてますけど、微妙にモントレーなAVAだったりするんですが、まぁセントラルコーストにおける最強の畑をやっている人なわけです。
「多くのお金を使って、多くのワインを手に入れ、多くの味を見て、わかったことはピノが最高だということだ。」
というピノ・クレイジーのゲイリー氏は元々っからこの土地の農家一家。1940年ぐらいからセロリとか作ってました。
セロリ作ってた農家です。出ました。つまりゲイリー氏がおやじにたのんで葡萄畑を買っちゃう訳です。
で、試行錯誤の末、DRCラ・ターシュの苗木をかっぱらったりしたとかしないとかいうエピソードがありつつ、90年台後半にようやくブドウ畑が完成。
アメリカでは形式として「エステートスタイル」と言った要するに「ボルドー的な自社畑で作るワイン」と「契約買い付けワイン」の差があまりない・・・・・・というよりは、有名栽培家というのが存在していて、「ブルゴーニュ的な畑の権利で格がつく」タイプの2つがあるわけですけれども、ピゾーニはそのサンタ・ルチア・ハイランズの走りという訳です。
ゲイリーはこのピゾーニを当時の名プロデューサー達に売り込み、ガツガツ契約をゲット、しかもどれも評価がすこぶる高いと大好評を博し一気にスターダム畑となるわけです。
そして、1998年に自社産としてピゾーニ・エステートを作る訳です。
その後もピゾーニ・ヴィンヤードの文字が入ると値段があがるというような、超評価の高い畑として君臨しつづけます。
例えば、使っているワイナリーを見ていくと・・・・・・カタカナだらけで頭痛くならないでね?

キャピオー・コスタブラウン・シドゥーリ・ミウラ・ヴィジョン・アルカディアン・ピーターマイケル・ロアー・タンタラ・パッツ&ホール・ポールラトー・テスタロッサ・オーハイ・フラワーズ・タンデム・ニコルス・ライアン・・・・・・

はい、頭痛くなりましたネ!
このうちの何個かは、当ブログも紹介いたしましたっけ。
当のゲイリー・ピゾーニ自体は既に管理に関わってないらしいんですけれど、今は息子のマーク&ジェフが引き継いでおりついでに評価もほとんど変わっていませんからもうしばらくは安心してピゾーニ畑は見ることが出来るでしょう。

で、今回の2012。2012年といえばカリフォルニアのグレート・ヴィンテージであり、今回のピノはアドヴォケイト96点。
日本入荷は今回は120本=10ケースと希少度は変わらず高いです。一時期は3ケースだったっていうんだから驚きですネ・・・
ハンドクラフトにナイトハーヴェストなど醸造にもそれなりのこだわりがある模様。また、何気に海風の影響があんまりこないらしく(実際、サンタ・ルチアではかなり奥地です)ついでに早呑みがなかなか行けるのだとか。

一方、シャルドネは更にレア!
1982年ごろからずっと植えてたり微妙に出荷してたり、セカンド格のルシアシリーズのひとつとして販売はしていたものの
「選び抜いたワインのみが、ピゾーニの名を関するのだ・・・・・・」
と、フランスもびっくりの家名へのこだわりから、ここ最近になってようやく「ピゾーニ・エステート・シャルドネ」が販売開始になったのだそうな。
なのですが、内容が全く不明状態で「ピゾーニ本家からのシャルドネだよー」という他は一切不明。し!か!も!
日本には18本しかない
うちの1本をこのティスティング会で呑んでしまっているので日本に今現在「もしもあれば」17本しか生存しておりません。
激レアです。ね、自慢にしかならないでしょ!うふふ^^

長くなりました。さて、ではどのようなレベルに達しているかというと・・・・・・

香り・味わい(最大10pt)
両方共に:♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥
やっぱりこう・・・・・・ピゾーニは最高やな!!!
最高です。どう最高なのかこれから更に長く書きますが、最高なのだけは覚えておいてネ。

ピノ・ノワール2012
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色はかなり濃いめの赤紫。
ピノだけれど紫濃度は高めです。
香りに濃厚なチェリッシュさ、同時にミネラル感があり、なんだかんだいって海寄りの地方っぽい印象はあります。
果実の濃さがピゾーニ・ヴィンヤードの特徴、とされますがそれはルシアン・リヴァー・ヴァレーの各位とは別なんですね。
RRVがアメリカンな甘さを多く備えて豊満さが魅力的であるのに対して、SLHはそれよりもミネラリーさと静かで果実の酸甘をしっとりと備えるクールビューティーさがウリ。
さすがはピゾーニ。甘いだけでなくその辺りがシック。
味わいは非常に丹精にハッキリとした果実のスマートな味わいがまず出ています。
スラッとしつつも強いスタイリッシュなピノの印象で、同時にダージリン多めのブレンドティー。
強めであり、少しタニックさが強い状態であったものの、繊細かつエレガントなチェリー果実バランスが魅惑。
案外とナチュラル感を覚えるピノで、樽も使っているハズなのですがそうしたミルキーさよりもフルーツの充実した感じが主体です。
まさしくインテリジェンス・ガール。
最近の少年ジャンプだったらハイキュー!の潔子さんとかかな。思い浮かべうる黒髪で物静かながらドえらい美人が、このワインって事。

シャルドネ2012
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恐らく激レアな白ピゾーニの裏ラベルであります。ヘタすると日本のネット初公開?
このインポーターさん、元々のラベルの上に自社シール貼ったりしないのいいですねいいですよ。

色は比較的黄色身が強いカラーリング。
香りになんと石鹸などのソープ感が強めにあってクリーンな印象です。
こういう石鹸みたいな感覚、基本的にブルゴーニュの特有個性かと思ってたけど、その部分を会得してる新世界シャルドネもあるにはありますが、ここまでブルゴーニュ類似的な雰囲気を思わせるとは。
ですが、味わいはカリフォルニア寄り。
口にふくむとずっとパワフルな印象を持つことでしょう。
甘味・酸味・苦味を5・4・1ぐらいの絶妙さで示し、濃厚めなのにバニラ感などはありません。
あくまでも柑橘果実、ソルト感覚、それらがバランス良く同時にパワフルに出しています。
これは同ピゾーニどうしで呑むとき「シャルドネが先かピノが先か迷う」感じです。
私は実は基本的には赤(ローヌ品種→ボルドー品種→地品種→ピノ)→白(薄め→濃いめ)→泡と呑む事が多いんですけど、これはかなーり迷いますよ。
それぐらい、バランスのとれたシャルドネになっています。
アフターの長さまで絶妙で長すぎず短すぎない、まさにパーフェクトガール。神秘的な意味でのアイドルの性をもっています。

コストパフォーマンス(最大5pt)
♥♥♥♥♥(買えるなら)
ロマネ・コンティを抽選で当ててる場合ではありません
なぜなら、こっち1万円中間ぐらいですからね2012年ですら。かのマンフレッド兄貴も認めるグレートヴィンテージの超有名グロワーがこの値段なのはむしろカリフォルニア全体を見ても大変ありがたい話です。
ただ、手に入ればの話ですがネ!!!!!!!!!!!!!!!
という訳で、手に入ればプレゼントやパーティーにおいては速攻で主役です・・・・・・いや、違いますね、
「え、なにこれ、カリフォルニア?」
みたいな知らない反応をする人にはもったいないから出すべきではないような気もします。
どちらも案外と早めに呑んで充分OKな感じがありますから、これまたワインマニアは手に入れたとしても悩ましい事でしょう。
投機的な意味では、数年寝かせておくと値段があがりそうには思いますヨ。
まぁ、自分で飲まないなんて絶対勿体無いんですけれどもネェ・・・・・・くっくっく

という訳で、ピゾーニ・エステートよりピノとシャルドネでした。
私がサンタバーバラ周辺を「世界最高峰位」と毎回サンタバーバラワインを書くたびに記述するぐらい大ファンになった理由のひとつにピゾーニがあります。
カリピノで一番衝撃を受けたのが「ミウラ・ピゾーニ」で、それ以来カリフォルニアはナパよりセントラルコースト!になってしまった私。
本家本元も相変わらず衝撃的でありました。

・・・・・・え、ピノはまだネットに存在してるの!?どうせ注文すると売り切れなんでしょ!?

めっちゃ欲しいボックス。しかしこれ安すぎでしょう?

2つともこんな感じ。メガネ頭良さそうクールっぽい美人。そういえば、今週のソーマ番外編最高でした(最高でした
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