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スクリーミング・イーグルの兄弟的かつ日本で36本のピノ!イネズ新時代を予感させる海感。 ザ・ヒルト・ジ・オールドガード2011

うぇるかむ!
安部首相が米国に行っています。私の関心はもっぱら、日本の首相に何のワインが出されたかばっかりなんですね。
出来れば、是非、この辺りの地域にスポットを当てて・・・・・・いや、欲しくない、サンタバーバラ値上がったら困る・・・・・・

E7pW5.jpg
ザ・ヒルト・ジ・オールドガード2011
今、イネズで注目を集めているワイナリです。

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥♥(ワインに詳しければ+♥)
フォントは正直ダサい気がしなくもないですネ・・・うん、デザインとしては同社のホナータのがずっといいような。
ymLnh.jpg
裏もちょっとした英字新聞ぽさがありますね。

が、これはカリフォルニア・マニアであれば「うっほほー!ヒルトヒルトヒルト・・・・・・」とモンキーになるようなワインだったりします。
まず、ホナータというワイナリがサンタリタにはありました。
当ブログでは遥か前にマッド・ディーズが来た試飲会の内容を掲載してるのでそちら参照にて!
むしろ、このレポート今見ても超宝物ですね、マッド・ディーズからAVA事の感覚を紹介されつつ各テロワールや彼らがメルロ主体やってない理由が載ってるって、当時の私すごいな(自画自賛
思うとすげぇ人だったんですよね・・・・・・なにせ、彼はこのホナータでかのスクリーミング・イーグル(世界一高いワインの一つ)の経験者なアンディ・エリクソンと共同であったハズなのに見事メイン醸造家として君臨しアンディが去る事になったんですから。
今思うと、マッド氏は「テロワール・マニア」だったらしいんですけど、日本に来た一般向けティスティングに来ていた私なんぞにマップを示しながら適した葡萄品種の紹介をしていたのだから、筋金入りだと思います。
そんなマッドがどうやら買い付けでイネズ付近でピノノワールを作りはじめたというのがこのワインな訳ですが、評価は既にベラボウに高くバッドヴィンテージの2011年全米ナンバー1ピノっぽい話もあるほど。
日本では最近、ワインレポートさんが特にシャルドネをすこぶる高評価します
または英米の評価も高くワイン&スピリッツ氏では年間トップピノとして選出、アドヴォケイトとガッローニたんが94点をつけています。
「昔気質」という名前がついたワインであり、これより一個下の価格に「ヴァンガード」というカードゲームみたいな名前のピノがあるんですが、実はこっちのがアルコール度数は低かったりして「よりブルゴーニュを目指した」とされています。
詳細は全然出ていないんですけど、それなりにオールドヴァインであるらしく、一節にはンフォード&ベネディクト、ビエン・ナシッド、ソロモン・ヒルズといったグロワーの古樹区画がつかわれt・・・・・・ん?今、ビエンナシッドって言ったよね??
は!?ビエン・ナシッドの古樹区画!?プロジェクトX区画か!?!?!?(めちゃ高くて、シン・クア・ノン様とかでも使われているカリフォルニア最強の畑の最強区画っぽいところ)

というわけで、サンタバーバラの最注目醸造家と最重要畑の合作的ピノになっています。
日本にはたった36本しか入って来ておらずロマネ・コンティよりレアリティは高いというその実力はというと・・・・・・

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥♥♥♥♥(個人的には+♥)
超海寄りの古樹系感がドたっぷり!
古い樹へのこだわり、海風の強くあたるリタの風格をたっぷりと備えた実にウミウミしたピノです。
磯っぽさたっぷりな辺り、微笑ましさすら私は感じています。
XysR5.jpg

色は上の写真からもちょっとわかる通り、濃い目のクリムゾンレッド。
ピノでかつアルコール度数の割には強いカラーをしています。
香りからして磯海苔感が激しく存在し、ミネラル的要因をビンビンに感じます。
果実感やそれなりにフレンチオークに入れているハズなのに、とかく塩っけが高いんですね。
そうしたわけで、味わいもかなり海苔っぽさがあります。
スタートからとても海の香りがするんですネ。海風の独特の塩気をまさに体感するような感覚。
それでいて滋養感がじっくりと何度か口にしていると広がって、紅茶感のあるタニックさなども見られるようになってくるといいかんじ。
公式が言う「フルオーケストラ」という表現は個人的にはちょっと違う気がするんです。
かなりミネラリーで漢方的な要素、ダークチェリーのような多少重た目の果実感がまた独特の雰囲気を醸していてもっと海洋ロマンっぽい気がします。
アフターはそうしたミネラリーさが全体に長めに続きます。濃くはありませんが、かなーり長めに後を引く感じで、料理がないと次々と飲みたくなり、料理があれば続いて料理を食べる事で幸せを感じたくなるタイプ。
結構クセが強く海要素の激しさが好みを分かつ気がしますが、個人的にはとてもおもしろく感じました。
それこそ、世界中を旅するSFCの頃のRPGのマップみたいな世界観です。
SFCごろのRPGって「ワールドマップ」があって、そこを船や魔獣や気空挺に乗っかって青いドットの海を行き来し、無駄に何周も世界を回って楽しんだりした人もいるんじゃないかと思うんですヨ。
その頃の懐かしさも感じさせる、まさに「オールドガード」なワインです。

コストパフォーマンス(最大5pt)
♥♥♥♥♥
もしも見かける事があれば、銀行からお金をおろして購入するべきサンタ・リタ・ピノである
カリフォルニア・ピノにおいては私はサンタバーバラ産を推していることもあるんですけど、これ1万円は安い部類です。
ソノマRRVだとしたら3倍の値段がしちゃう感じ。
ラベルデザインがちょいパッとしない点以外はプレゼント力もレアリティも試飲会性能においても素晴らしい時間や議題を提供してくれる事でしょう。
結構時間経過で印象が変わるワインでもありますから、自分でじっくり楽しむのもいいかと思います。

というわけで、ザ・ヒルト・オールドガード・サンタ・リタ・ヒルズ2011でした。
バッドヴィンテージの最中でコレ。日本人通好みなワインだと思います。
色んな人がマッド・ディーズに注目する理由がわかりますネ。サンタバーバラに栄光アレ!

ま、そんな品をほっておいてるワインマニアはいないんですヨ・・・


楽天で唯一売ってるヒルトはヴァンガードのみっぽいのですが、多分在庫切れしてると思いますよこっちも36本だし。

フラミーで世界一周しまくりませんでした?
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