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バローロ・ボーイズの王道を往く鮮やかなスタイル! ルチアーノ・サンドローネ・バローロ・レ・ヴィーニェ2010

うぇるかむ!
スペインをダダダーッとここ最近更新してまいりました。次の予定はアメリカ!なので、その前にちょっと一回やっておきたいものがありまして。

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ルチアーノ・サンドローネ・バローロ・レ・ヴィーニェ2010
出ました、バローロ・ボーイズです。

ラベル・ストーリー(最大5pt)
♥♥♥♥♥
シンプルなブロック柄というだけの、安いか高いかどっちかみたいなワインでありますが、こちらは高い方。
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プレゼント用は紙包み付きを選びましょう。

作り手はまさにルチアーノ・サンドローネ氏。
1980年台にバローロをめちゃくちゃ流行らせた「バローロ・ボーイズ」とされるモダン派の代表格のひとつ。
今でこそイタリアバローロ特集となると雑誌各位は「この村のクリュが・・・」と畑の話をしはじめたりしますが、そうした概念をバローロで初めてやったのがココ。
カンヌビ・ボスキスという地区を使ったフラッグシップがとかく有名で、なんか神の雫とかでも騒いでたりとバローロの超有名銘柄
・・・・・・の、複数クリュバージョンです。
その為、各所では「伝統的な作り」とか唐突に書かれていたりしますが、それはバローロがいくつかの畑から合わせて作るケースの事をさしているんですね。
今回のモノは全部で4つ使っているとのこと。
評論家評価が高い事で名を上げた面もあって、流石に米国雑誌の点数はかなり高くアドヴォケイトポイント(一時期はガッローニポイントですね)は90点台中盤であることがほとんど。スペクテイターも02年を除くと90点より上でこのヴィンテージは94点でつけています。
複合畑の利点で、何気に本命であろうカンヌビ・ボスキスとはそこまで大きな点数の差がないどころか点数が高かったりするヴィンテージもあるぐらい。

そんなこんなで、モダン派とされている割に伝統的みたいな謎の存在に日本ではなっているこのワイン。その実力は・・・・・・

香り・味わい(最大10pt)
♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥
ものすごく華やか!これこれ^~
早のみで美味しいバローロでした。だからこそのモダンという扱いなのかしら?

色はクリアな赤さが目立ちエッジに多少オレンジが入っています。
香りにすぐ出てくるのはしなやかなチェリッシュさ。
バラやユリなども含んだフラワーブーケのような印象で、中盛な花束感が高くナチュラルに明るく香ります。
花の要素がとっても大きいのですけれど、しかし自然な流れを感じさせるのが美味いポイント。
だからといって野性的ではないし、モダン生花みたいな感じではなく。自然と花束なんですよ、コレ。
味わいの品質もそのまま綺麗。タニックさは結構あるんですが、明るい口当たりとアフターで最後まで充実した花の香りが口の中を通り抜けます。
余韻の長さもそうした花感がとても高く、強いワインではないのですが印象深い感じに花をくすぐるという。
果実感なども控えめにあるんですけれども、主だった印象はこうした香りの部分。
タンニンも強いハズ(実際感じる)のにそれよりもしなやかさと明るさを感じさせてくれるのは美味い落とし所デスネ。
京都美人な感じ。はんなりでどすえ~な典型的京都おっとりキャラみたいな。
それも超絶美人。ヤッター!

コストパフォーマンス(最大5pt)
♥♥♥♥(個人的には+♥)
最高位バローロとしてかなりお買い得なのでは?
1万円ちょっとという価格なのは知名度のあるワイナリの逸品としては、かなりお安い感じ。
大体5000円ぐらいからスタート(超安くていいのだと3500円とか出てくるけど、その価格帯は地雷のが多い)とされるバローロという比較的高額なジャンル。
その上で、今回の出来を見るにこのぐらいのワインを呑む人にとってはリーズナブルな印象になってしまいます。
カンヌビ・ボスキス版だと3000円以上値段が追加される訳ですけれども、案外こっちで充分なのかも?
ありとあらゆる状況において使い勝手のいいシンプルなエチケットデザインや味わいの品の良さなど、総合的に価値の高いアイテムになっていますネ。

という訳で、レ・ヴィーニェ版ルチアーノ・サンドロネでした。
バローロとしては相当若い段階で呑んでるんですけれども、これは流石ですね。
この明るい華やかな印象に、イタリア派はメロメロなのでしょうなぁ。
ここが同じ伝統回帰をしはじめているスペインとの違いかなぁ。趣が違う、といいましょうか。

ネットショップではもう売り切れてることも多いみたい?

ちょうどこんな感じ。さえはん美人やな^~
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