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サン・テミリオンのオーブリオン!?新たなカルトワインになるのか・・・? シャトー・クィントゥス2011(シャトー・キントス)

うぇるかむ!
昨日に引き続きサン・テミリオン!
今回のはなんと(一応)ファーストヴィンテージであります。

MhNFZ.jpg
シャトー・クィントゥス2011
名前がまだ日本語で成立してなくて、シャトー・キンタスって方が検索にはひっかかりますが・・・
なんかキング・オブ・ファイターズの略名「キンターズ」みたいでカッコ悪いからクィントゥスで当ブログまいります!

ラベル・ストーリー(最大5PT)
♥♥♥♥(注目度的には+♥?)
どこかイタリアデザインっぽいラベル配置、シックでそれなりにオサレめであります。
真ん中は因みにドラゴンです。なにせセカンドなんて名前が「ル・ドラゴン・クィントゥス」ですし。今どきないぐらいドラゴン推し。

ボルドーの最も有名なワインのひとつにオーブリオンというワインがあります。

って、当ブログ概ね「ワイン知らないヲタク」よりも「アニメもワインもやるヲタク」のが多そうな気がしてるので、知ってるかとは思いますが、そのクラレンス・ディロンらが最近になってテルトル・ドゲーというワイナリを買収、改名したのです。
それが今回のクィントゥス。

CRC78.jpg
下の方にバッチリ、クラレンス・ディロンマークが・・・・・・

「これ、オーブリオン関係銘柄における5番手だから(迫真」
というプロモーションが大々的にうたれて、日本でも販売されています。
あのオーブリオンの醸造チーム、それもコンサルトにかのバッド・ボーイことステファン・ドゥノンクールも呼んだらしい、ついでにこの2011年がファーストヴィンテージだ!
と、なかなかプレミアムな感じにはなっています。
元々あったテルトル・ドゲーというのがさてどの程度の価値のワイナリだったか・・・・・・?
調べてみると、正直歴史的にはしょぼい。遥か昔はそれなりだったものの、70~80年台ド低迷するという恒例のパターンをたどり、ついでに立ち直りも出来ずパーカーたんも
「場所は美しい丘って名前のとおり、そっこそこエエんやけどなぁ。なーんかイマイチでパッとしないというかガッカリめっていうか・・・・・・あ、早め呑んだ方がいいよ多分」
みたいな85~ギリギリで90点みたいなところを彷徨い続け、2006年のサン・テミリオン格付けでは名前剥奪されそうになって訴えだしてたレベルだったりします。
で、スタッフが大幅に変わった結果、どれぐらいになったのか?

香り・味わい(最大10PT)
♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥(今呑んで)
カルトめいて華やか!
グラスに注がれた瞬間からよさ気な印象で、ずっと良かったです。抜栓から半日ぐらいは経ってたみたいなんですが、それが効果的だったのかド開いており華やかな程です。サン・テミリオンなのにネ!
よって、熟成の可能性については・・・・・・サンテミの中でも割りと疑問符ついちゃうかも?
xfRpJ.jpg
ボトルは重た目だし底深いし専用ボトルに詰めてたりで気合入ってはいますがどうなのだろう・・・・・・

色は透き通ったクリムゾンレッド。
香りがとかくビンビンでフルオープンに遠めからでもわかる立ちあがりっぷり!
カカオ系の印象が多めに感じられ、甘さが中心となっており、カシス入りチョコレートのよう。
カリフォルニア系に較べて、サン・テミリオンだとわかる理由としてハーブやミントみたいな感覚はなく、ビターな印象のが大きい事があげられるでしょうか。
全体に重たげではあるんですね。で、品がいい。
味わいは最初のなめらかさがとても良くでていて、カシスと少しの赤果実、コーヒーの香味がマジャ入り、スパイシーさこそないものの、極めてなめらかにメルロ主体の若めワインの良い所をとらえています。
なめらかだけどボリュームがある仕立ては恐らく、ステファンないしオーブリオンスタッフの技術によるものではないかと思います。
正直なところ、テロワール概念とかでなさそうなんですよね。高級なムードが満彩で、カッツリとエレガンス。
とにかく私のノートには「なめらか」という言葉が立ち並んでしまいました。舌触りのワインです。
近年的な、サイバーな貴族感とでも言いますか、BL系の貴族スタイルといいますか・・・・・・そういう理想系をリアル要素を皆無にやりとげた印象をもってます。

コストパフォーマンス(最大5PT)
♥♥(将来性を考えたら別)
しかし価格は強気すぎィッ!
2万円越えます。
いいですか、元々のワイナリは残念めな評価を受けており日本でも万円どころか5000円アンダーな事の方が多かったっぽいワイナリです。
4倍!
テルトル・ドゲ時代からは明らかに考え付かない超強気価格であります。
というわけで、最も買うべきは「ネームバリューに期待する」つまり将来的に売っぱらう投機したい人です。
まぁ、ここ最近の中国バブルがはじけたりなんだりで今が一番ワインが高い時代とも言われてますし、値下がる可能性はありますけど、一応ファーストヴィンテージという利点はあるのでちゃんと管理保管出来れば比較的安牌なんじゃないかなぁと。
個人消費するには意外な程美味しかったけど高い。どのみち富豪向けという感は否めません。
2万あると、もうちょっと出せばシンクアノン様とかシャーヴ様買えちゃうから私は買わないッス(断言)
プレゼントには、第五子が生まれる子沢山なファミリーにどうぞ。

というわけで、シャトー・クイントゥス2011でした。
味わいとしては好きなんですが、値段は明らかに高すぎると思う一本でした。
うん、これどっかで感じたニュアンス・・・・・・
オーパス・ワン!オーパスの世間一般的評価にオーパスより近い!!
そんな気分のワインでした。いいんけど、高いの新代名詞になってしまうのか!?

元々考えると、高いんですよねぇ・・・いや、テロワールや過去は醸造家で越えられるとかんがえるべきとも。

なぜかネットショップで調べるとこの2001年のテルトル・ドゲが妙に出回ってます。あ、怪しい・・・・・・

「サイバーな貴族感」と自分で書いてて思いついたのはコレ(とはいえ私、これ見た目しか知らないミリ知らなんですがネ)
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