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今、最強のキャンティ?新格付けの頂点たるワインのレベルとは? サン・ロレンツォ キャンティ・クラシコ グラン・セレツィオーネ・カステッロ・ディ・アマ2010

うぇるかむ!
連日ガルガーネガをやってまいりましたが、ここでふとキャンティでもやっておこうかと。
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サン・ロレンツォ キャンティ・クラシコ グラン・セレツィオーネ・カステッロ・ディ・アマ2010
長い!長すぎる!!

ラベル・ストーリー(最大5PT)
♥♥♥♥♥
イタリアといえばキャンティという人もいるでしょうし、そしてその中でトップワイナリの一つがアマ。
モダンキャンティの先駆ですね。当ブログでも2年前に比較試飲やってたりします・・・って、2年ぶりかぁ
で、今回のサン・ロレンツォはこのワイナリーがやってた「クリュ制度廃止」の並を受けて良年オンリーになっていたものです。アマの特色は「うまけりゃ区画とかどーでもいいべ?」だった訳ですが、今回のはその基本方針外のクリュワイン。
そしてこのワインがワインスペクテーターの年間トップ100企画で6位をとります。
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スペクテーターにおいては年間トップイタリアワインでもあるのがコレ。
更に丁度このワイン、イタリアDOCGの新企画である「グラン・セレツィオーネ」も取得。
キャンティの中から更に上のキャンティ・クラシコから更に上のキャンティ・クラシコ・リゼルヴァの極限まで上がキャンティ・クラシコ・グラン・セレツィオーネです。
ほんとDOCGって面倒くさい上に名前ばっか長くてダルいわちょっとカッコイイけどさぁ・・・・・・
ついでにアドヴォケート92点とデキャンターで1位とかも。PPが低めな辺り、ブリテン好みな評価ですネ。
作り手かつオーナーのマルコ・パランティ氏もニッコニコ。
そんなこんなで今、現行モノで頂点のキャンティという事になります。

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とりさんも大喜びだネ!

特徴としてはまさにグラン・セレツィオーネ企画の見本的に作られていつつ、実は100%サンジョベーゼではないらしい事。
モダンキャンティのトップ状態のワイン、さてその実力というと・・・・・・

香り・味わい(最大10PT)
♥♥♥♥♥♥♥♥♥
切れ味がバツギュン!
スッとしたワインであります。入荷からまだ日が立っていないこともあってか、フルポテンシャルで無い気もしますが、とにかく特色は大柄さではなく切れ味。
なるほど、アドヴォケートの評価だけ妙に低いのも納得感ありますね。すごく料理合わせ向きのワインです。

色はそれなりに強めのレッド。紫要素薄めです。
香りにハーブ感と赤紫の大小の果実感。香り自体は最初細めに感じられ、時間がたつと多少の肉々しい感じも生まれますが全体に強調するような強い香りはしません。
むせかえる花感を期待してたんですが、そういうのも控えめというかほぼ無しかな。
味わい芯が実に通ったキャンティ・クラシコといった印象で、舌に入れた時の透明度が高いのです。
サンジョベーゼのハーブ感が強めでベリーの印象は控えめに感じられ、のどごしがやたらとイイ。
果実感などもどっしりとかまえていてブレない。継ぎ目がない感じします。
アフターには少し苦味を残しすぎる気がして、この点が閉じてる印象を受けました。
ドリンカピリティがあるとすらいえる、キャンティでまさに料理が欲しいワインです。
全体に迫力やゴージャスさはなく、スラッといぶし銀なまさにブシドーな感じ。
男体化とかレッツパーリーとかしてない、ガチな日本刀のようなワインです。
刀にあんまり詳しくないのですが、刃がとにかく綺麗な感じなんですよね。

コストパフォーマンス(最大5PT)
♥♥♥♥♥
評価の割にコスパはいい
多少値段が色々なんですけれども、6000円後半ぐらいのようで。
シングルヴィンヤードのキャンティでこれぐらいであれば、まぁ高級ワイン価格のスタートとして妥当性があるようにも思えます。
単体で呑むには逆に強いスタイルではないので不向きかも。パーティーのメインディッシュと共に呑む感じがいいかな。
プレゼントにはかなり使い勝手良さそうな気がします。説明が楽ですし、その王道性とバランスの良い芯のある感覚は万人向けだともいえるでしょう。
キャンティを突き詰めていくとこんな感じになるのかなーという良い見本だとも思います。
セラーをお持ちの方は多少寝かせてからどうぞ。

というわけで、グラン・セレツィオーネになったサン・ロレンツォ・カステッロ・ディ・アマ2010でした。
痺れるほど衝撃的!みたいなのではありません。萌え要素がない硬派系キャンティ。
これが高評価を得る、という辺りに時代の流れを感じちゃうかも?

最大手かつ輸入元のエノテカでは既にネット在庫なし。見かけたら早めの購入を

まさにジャパニーズ・ブレード
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