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自然派なソアヴェの「如何にも」な出来栄え。  ビアンコ・ルーゴリ・ダヴィデ・スピッラレ2013

うぇるかむ!
私はガルガーネガ主体=ソアヴェってとっても好きでして。意外と作り手に反映される事、値段がお安めな事、特徴的な洋梨などのフルーティーさと飲みやすさ・・・・・・羅列するとヴェネトバンザイ!な気分になりますネ。
さて、そんなガルガーネガって意外と自然派の作り手が多いんですね。

2BN4Y.jpg
ダヴィデ・スピッラレ・ビアンコ・ルーゴリ2013
なんともな自然派ガルガーネガです。

ラベル・ストーリー(最大5PT)
♥♥♥
ラベルからしてなんか自然派っぽーい!ぽいぽーい!
如何にも感が伝わる、ある意味イイエチケットだと思います。

作り手はダヴィデ・スピッラレ。
ラ・ビアンカーラというワイナリをやってるアンジョリーノってオッサンの弟子です。

↑ベラボウに高く見えますが、サイズがどでかくて売れ残ってる・・・というか、通常サイズのワインはネットでは品切れ続出だったりする自然派ガルガーネガの作り手が師匠。
同じく葡萄栽培家だった父親がこのアンジョリーノ氏と知り合いで、息子であるダヴィデ氏が2006年になって
「自社でこう、アンジョリーノオジチャンの感じで、こうやってみよっかなって・・・・・」
と、作り始めたのがこのワインだそうで。
後はもうご自分でお調べになってネ!(投げやり)なぜって、書くまでもなく自然派のアレコレがドッカンドッカン(古い表現)
自然派の中でも若手だし、華がまるでないという日本に入ってきているのが謎なぐらいの若手の自然派ガルガーネガです。
つまり、逆に面白そうじゃない?と私ついつい買っちゃった訳です。

香り・味わい(最大10PT)
♥♥♥♥♥♥(自然派好きなら+♥)
んあーッ!これ自然派だーッ!!
と、思わず立ち上がりたくなるぐらいに自然派っぽさがムンムンな動物系ワイン。
5XBYJ.jpg

写真ではわかりづらいかもですが、色は濁り気味でうすぼんやりした黄緑。
香りにあまりフルーティーさが感じられず、動物と酵母の感覚が強くあります。
泡の抜けたビールと間違えそうな感じ。うーん、自然派でありますなぁ^~
という自然派ラヴァーはもう購入確定って味わいでもあります。
口当たりは軽めでありながら、まず出てくるのがレモン系の酸っぱさと強い獣感。
同時に麦っぽい雰囲気があって、香りどおり素直にレモン入りビールっぽさが出ている訳です。
野性的。
で、そのワイルドだろ~な感じのままフィニッシュを迎えるので、これもうガルガーネガっていうより「自然味」なんですね。
某ソムリエ氏がたまーに仰ってて私も好きな言葉に
「品種とか国とかそういうのをどーでも良くする、何か超えた存在」
というのがあり・・・・・・このワインはその部位の一歩前にいるのかも?
自然派が流行った後、再度地品種革命がキているイタリアだからこその味わいでもあるのかなぁ(前述と矛盾しますが)。
兎に角。
これゾ自然派の王道を往くワインだと思います。ケモい。

コストパフォーマンス(最大5PT)
♥♥♥(自然派好きなら+♥♥)
自然派の「き」の字が2000円程度で体感出来る
これにどこまで価値を持てるかでしょうか。
仕入元からしてヴィナイオータさんな辺りでお察しな味わい。その中でも安い部類のワインであると思います。
個人的にはガルガーネガに欲しいのはこういう野生なタッチよりも、フルーティーさや涼しげだけどキュンと来る可愛さだったりするので、コスパ普通なのですが自然派白をお探しの方にはぴったりな一本です。
個人的にはちょっと惜しい要素が多いワインだと思っています。
しかしながら、これが好きな人も多そうだなぁと納得の行く出来栄えでもあります。
あくまでもテーブル向けであり、プレゼントには不向き。
日持ちはとてもします。雑に管理しても一週間は持つと思う。
自分でちびちびと呑んじゃってペットを撫でるような気分になるのが一番!

というわけで、ダヴィデ・スピッラレ・ビアンコ・ルーゴリ2013でした。
何ともソレっぽくてとてもほほえましい印象すらもっちゃいましたネ。
らしさ全快ですから、試してない方は是非ご体験を。

何事も勉強!って方は必須感あります

こう、ポケモンケモノって気分・・・・・・って、ルカリオ高いな!?このワイン4本買えるゾ!?
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| イタリア | 20:31 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

ソアヴェはセラーにいつも1本は入れておくようにしてます。
以前馴染みのワインショップのソムリエに
「ソアヴェはイタリア料理だったら何にでも合うで」
って言われて色々試してみて、ソアヴェ信者になりましたw
個人的にはシャブリに近いような使い方ですかね。
ミネラル感とレモン的な柑橘果実のニュアンスが豊かで
割と料理を選ばずカジュアルに飲めるけど、
上級キュベになるほど合わせられる料理の幅は狭まるというか。

って、ソアヴェじゃなくてガルガーネガの話ですねw
正直最近自分はワイン的に「中二病」っぽい感じなのか、
「自然派」とか「ビオ」を売りにされるとなんか突っかかってしまいます;
ビオロジックまではまだこだわりとしてわかるんですが
ビオディナミみたいな月の満ち欠けやら牛の角やらまで行くと
オカルトっぽくてどうも;
まあともかく、美味けりゃ良し!
…でも女性受けはよさそうだからマーケティングに必要ならそれも良し!

| 斉田夏樹 | 2015/04/10 02:13 | URL |

>斉田夏樹様
うぇるかむ!

>ソアヴェはセラーにいつも一本は入れておくようにしてます。

お、いいですね!非常に興味のあるセラーであります!!
非常に使い勝手のいい、それでいてハズしにくいのがソアヴェの良さですよね。私も財力とスペースがあれば白用セラーとか確保して常に持ちたいなぁ。

>「ソアヴェはイタリア料理だったら何にでも合うで」

せやな(にんまり
ソムリエさん超やり手ですね。トラットリアとかのソムリエさんかしら・・・ソアヴェの万能感ある味と価格帯はホント魅力的。

>個人的にはシャブリに近いような使い方ですかね。

なるほど。それでいて、シャブリとはちょっとアクセントが異なってよりスッキリと料理を整えてくれるんですよねソアヴェ。シャブリより甘味が多めに感じられることも多いから、カジュアルさが広い、と。

>上級キュベになるほど合わせられる料理の幅は狭まるというか。

なぜ、ワインとは値段があがるほど単体で美味しいのに料理の合わせに困ってしまうのか・・・恐ろしい酒です。
私個人としてはこってりソアヴェの大ファンなんですけど、確かに料理合わせがずっとピンポイントになっちゃうんですよネー。不思議だ。

>正直最近自分はワイン的に「中二病」っぽい感じなのか、
「自然派」とか「ビオ」を売りにされるとなんか突っかかってしまいます;

あ、私もそれあった!っていうか一般的なネームだけ自然派とかは私も突っかかるです!!
これは「中二病」というよりは、まだ反骨心的な気もします。
そもそものスタートが宣伝感が強いワードだったそうですしネ。
これはとあるメリケン系インポーターさんのお話なんですが
「自然派なんて言葉が、そもそも不自然な事をしてた連中がいたから生まれる文句な訳だ。アメリカをはじめ、今の新世界の国々のワインってのは実は自然派きどりよりそもそもが自然派なんだよ。言う必要がないってだけでね」
というのも極端ですが一理頷けるものがあります。

近年になってから、味わいが明らかに違う「ガチの自然派」をガチの自然派インポーターが仕入れてきているのを見てから個人的に感覚がかわりました。
ハッキリいって「にわか自然派」は一般的ワインでありつつ味に苦味が変についてて不味い事も多いんですが「ガチ自然派」はなんかもうそういうの全部越えて自然派みたいな・・・別区画的なものがあるので、その辺りを線引すると価値観が変わるかもですネ(違いすぎて逆に嫌いになる恐れがあるくらいに!)
自然派をマーケティングでやってるのと、ガチでやってる所は違いが多きすぎるのでたまーにかじってみてくださいまし。
(当ブログで妙に評価がいいヴィナイオータさんやワインダイヤモンズさん辺りはガチ)

>ビオロジックまではまだこだわりとしてわかるんですが
ビオディナミみたいな月の満ち欠けやら牛の角やらまで行くと
オカルトっぽくてどうも;

ワインでオカルト、という単語を見るとどーにもワイナート田中氏が思い浮かびます。
さておき。個人的にはビオディナミぐらいぶっ飛んでる方が「はぇ^~しゅごいですねぇ^~」なんて腹かかえて笑いながら飲めるかな。その頭のおかしさを知ってしまうと、それが味わいに脳裏的に反映される(味のイメージ論ですね)んでいっそ楽しんじゃうかな。
まぁ、ドン引きしちゃうのもわかります。ぶっ飛びすぎてて不衛生な気がしますモノね。
世界最高峰価格のボルドーの連中がトラクターを捨てて馬使い始めたりしてるのも個人的には軽視してなくてちょっと不安だったり。

>まあともかく、美味けりゃ良し! でも女性受けはよさそうだからマーケティングに必要ならそれも良し!

美味しさにつきますネ!
女性向けマーケ、赤ワインポリフェノールブームとかの健康思想的なのは個人的には表層的で実は自然派云々より嫌いだったりしますが、マーケティング的には「女性意識してまーす」ってだけでちょっと売れいいっぽいのが、こう、悔しくあります。
あれ、消費者を舐めてかかってると私思うんですよね。
美味しさが最重視される(それでいて価格が据え置きな)時代を切に望みます!!!!

| シンク・プリテュール・ノブレス | 2015/04/10 23:44 | URL |















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